へちまびとさんの映画レビュー・感想・評価 - 2ページ目

へちまびと

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ブロウ(2001年製作の映画)

3.6

実在の麻薬王の話。

前半の学生ノリでブローカーとして名を上げるところは単純なサクセスストーリーのようにも見えるのだが、後半に行くに従って麻薬がどういうものなのか、ジワジワ影を落としてくる。

ラスト
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ビューティフル・マインド(2001年製作の映画)

3.8

実在の天才数学者ジョン・ナッシュの半生を描いた映画。

ラッセル・クロウはどの映画見ても全部別人に見えるのがすごい。

ナッシュ均衡の説明とか、ところどころで頭脳が試されるシーンがある。
おれのマジカ
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トランスフォーマー(2007年製作の映画)

2.8

舞台は中東カタール、墜落したはずのヘリが米軍基地に向かって飛んでくる。
基地側から通信を試みるが、返答はない。
やがて静かに着陸するヘリ。
恐る恐る近づく米兵たち……

不気味な静寂が流れる……

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ダーウィンの悪夢(2004年製作の映画)

1.0

売れる外来魚を放したせいで生態系がめちゃくちゃだ!という主張のドキュメンタリー。

監督の事実誤認や思い込み、というか明白に嘘があるよなぁこれは。
アフリカの貧困は元々のもので外来魚のせいじゃない。と
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ロード・オブ・ウォー(2005年製作の映画)

3.2

ウクライナ出身の武器商人の話。
事実を元にしてるのかな?でもしっかり脚色されておりわかりやすい。

何も意識せずに見始めたのだが、考えてみると今触れるには微妙な映画だったかもなぁ…などと思いながら見た
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タイタニック(1997年製作の映画)

3.8

若きレオナルド・ディカプリオがその美貌を撒き散らして女性の目を釘付けにした映画。
言わずと知れた名作でもはや古典の域に達しているので、人生で一度は見ておいて損はないでしょう。

ヒットメーカー、ジェー
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わんわん物語(1955年製作の映画)

3.8

イケメン野犬のトランプが犬版アップタウンガールのレディに惚れて猛アピール、見事に射止めるが世間は野犬に冷たく……みたいな話。

それまでのつらい仕打ちの経緯があるので、ベラノッテのシーンは胸が熱くなる
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身代金(1996年製作の映画)

3.4

子供を誘拐され身代金を要求された大富豪が、逆に誘拐犯に懸賞金をかけて渡り合う映画。

手に汗握る展開が良い。
子供の命がかかっているので、メルギブソンも葛藤しながら判断を迫られる。絶対こっちが勝つや〜
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美女と野獣(1991年製作の映画)

3.0

言わずと知れたディズニー第二黄金期(ライオンキングなどまとまった名作が連続した時期)の作品。

新しもの好きのおれは当時まだ珍しかった3Dのシーンがあるという情報を察知し、父親にねだって劇場まで見に行
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マーガレット・サッチャー 鉄の女の涙(2011年製作の映画)

2.0

鉄の女ことマーガレット・サッチャーの半生を描いた映画。
刺さらんかったなあ〜
ちょっとファンタジー要素入れ過ぎてる感があった。

ゲイリーオールドマンのチャーチル映画と通じるダメさがあった。

スペース カウボーイ(2000年製作の映画)

3.2

みんな宇宙絡みのピンチ映画撮ってるな……じゃあ俺も!

というノリで作ったかどうかしらんけどクリント・イーストウッド版の小規模アルマゲドンみたいな見た目の映画。

しかし実態は「カウボーイ」とある通り
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アルマゲドン(1998年製作の映画)

3.8

世紀末に流行った終末映画の金字塔。
ディープインパクトとか色々あったけどアルマゲドンで〆になって以降この手の映画は流行らなくなった印象がある。

パニック映画としても、人間ドラマとしても、仕事進捗系プ
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インデペンデンス・デイ(1996年製作の映画)

2.8

いっとき「DVDを一枚買うと、もれなくインデペンデンスデイがついてくる!」という驚愕の扱いを受けた映画。どんだけ在庫しとったんや……

馬鹿にされる本作だが「映画としての正解」は割としっかり押さえてい
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宇宙戦争(2005年製作の映画)

3.4

バイクとか車とか大好きィ〜!という父親になりきれない父親をトム・クルーズが演じる。

ブルーカラー労働者としては優秀な男だが結婚や子育てに全く向いておらず既に離婚しているトム・クルーズ。
ダイニングテ
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ブレードランナー 2049(2017年製作の映画)

3.4

レプリカントが生産中止になり、作ってた企業(タイレル社)が倒産した結果、その製造技術の一部がロストテクノロジーになってしまったというブレードランナーの30年後を描いた作品。

レプリカント狩りをレプリ
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ブレードランナー(1982年製作の映画)

3.6

若き日のハリソン・フォード扮するデッカードが逃亡したレプリカント(アンドロイド)を追うSF映画。

今見ると背景の都市なども「ふーん」程度の出来だが、本作は現代のように十分なCG技術がなかった時代に作
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ANNIE/アニー(2014年製作の映画)

3.2

言わずと知れたミュージカルの現代版映画化。

ドリームガールズではちょっと悪役っぽさのあったジェイミー・フォックスがコミカルでいい役(社長)を演じてたり、マイケル・J・フォックスがカメオ出演してたり、
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アポロ13(1995年製作の映画)

3.8

月に行く途中で酸素タンクの爆発トラブルを起こしたアポロ13の実話を元にした映画。

宇宙船でのトラブルは、ただちにクルーの死に直結する事象となる。その恐怖ったらない。

事実として、アポロ13号クルー
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トーマス・クラウン・アフェアー(1999年製作の映画)

4.0

ピアーズ・ブロスナンの映画で一番好きかもしれない。

とにかくおしゃれ。
ありえね〜と思いつつ、こういう家具カタログの写真みたいな現実味のないひたすらおしゃれで綺麗な描写は憎めない。

保健調査員の女
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エントラップメント(1999年製作の映画)

3.0

中学生の頃、父親と劇場に見に行った。

この時点で、映画の内容知ってる人ならひと笑い取れると思う。

セクシー美女がジジイの視線の中で防犯レーザーを艶めかしい動作と呼吸で避けていく。

親と見るもんじ
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顔のないスパイ(2011年製作の映画)

3.4

アメリカ映画界が誇るスケコマシ、リチャード・ギアが「顔のないスパイ」を追う映画……だと思って見てたのだが。

え?マジで?

素朴な設定に素朴に騙された。
前情報ゼロ視聴、たのし〜い!

スパイ・レジェンド(2014年製作の映画)

3.2

CIA?MI-6じゃなかった?
あ、それは違う映画か……
という混乱が度々起こる映画。

熟練した冷静沈着な元エージェント、若い現役相手にも全く遅れを取らない。

現役時代はもっとエロエロで身体張るシ
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世界侵略:ロサンゼルス決戦(2011年製作の映画)

3.2

1942年2月25日午前2時頃、ロサンゼルス上空に突如複数の飛行体がレーダーで確認される。

当時のアメリカは日本と交戦中である。ロスの人々はパニックとなった。第37沿岸砲兵旅団はこれに高射砲で応戦、
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パシフィック・リム アップライジング(2018年製作の映画)

3.6

巨大ロボに乗り込み怪獣をやっつけろ!パート2!という映画。

菊地凛子が序盤で退場するのが残念。

問題児がヒーローに!みたいな展開は正しく日本の少年漫画という感じがする。
実際、漫画化されても
「今
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パシフィック・リム(2013年製作の映画)

3.8

巨大ロボに乗り込み怪獣をやっつけろ!という映画。

2人1組で「シンクロ」が必要というあたりと、菊地凛子のキャラクターにエヴァンゲリオンを見た。

怪獣が怖いし、イェーガーが頼りないし、油断して見たが
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ブラックジャック(1998年製作の映画)

3.0

ジョン・ウー映画。

かつてテレビで夜9時くらいから毎日何処かのチャンネルで映画をやってるという洋画鑑賞黄金時代があった。

その頃、こういう「じゃない方の映画」みたいな作品を結構やっていた。
これは
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エイプリルの七面鳥(2003年製作の映画)

3.8

母と不仲の娘、母の余命を知り、家族全員よんで母の好物の七面鳥を焼こうと思いつくが…みたいな話。

出てくる男(パパ、彼氏、弟)みんなナイスガイ。
母と娘はヒステリックなところがそっくり、という描写。
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スラムドッグ$ミリオネア(2008年製作の映画)

3.8

インドの下の方の層ってこんな感じなの?という資料的興味でも楽しめる映画。

カースト下層民が置かれる危険な状況、孤児を集めて労働に使役する犯罪組織、観光地を外れて追い剥ぎに遭う外人、米国人のふりをして
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アウトロー(2012年製作の映画)

3.4

伝説の男、ジャック・リーチャー……
ここでもう噴き出しそうになってしまうが、我らがトム・クルーズの映画である。本当に好きね、こういうの。

子供の頃、「オレいいモーン(ワルモノの対義語)!オレ最強〜!
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トータル・リコール(2012年製作の映画)

3.2

シュワちゃんの映画をリメイクしたやつ。

違いとして、まずアーノルド・シュワルツェネッガー氏は出てこない。
また、悪趣味描写全開だった前作比で表現がおとなしい。そりゃあロボコップの監督が撮った映画と比
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アイランド(2005年製作の映画)

3.8

このレビューはネタバレを含みます

地上最後の楽園アイランドへ抽選でご招待!宛先はこちら!(?)という映画。

飼育されてる家畜の目線ってこんな感じなのかもなぁと思って見た。

人里離れた立地で大気汚染から守られた超絶クリーンな施設。オ
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アイ,ロボット(2004年製作の映画)

3.8

怪奇!悪のクラウド人工知能に操られた人型ロボットの群れ!みたいな映画。

ウィルスミスの「人間です!」という感じの描写と、いかにも機械、近未来という雰囲気の新型ロボや街並みがいいコントラストを醸してい
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アキラ AKIRA(1988年製作の映画)

3.6

あの巨匠やこの巨匠が嫉妬しまくったという大友克洋の名を不動のものにした作品。

漫画が描けるだけじゃなく監督もできちゃう、そしてその表現はこれといって過去に類似が見当たらない、そりゃあ嫉妬もされるわな
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王立宇宙軍 オネアミスの翼(1987年製作の映画)

3.2

今でこそメジャーシーンの人である庵野秀明だが、かつては天才アニメーターとして「その筋では有名な人」だった。

その氏の天才が爆発した最初期の作品。
戦闘機の墜落シーンや、ロケット打ち上げの際の霜が剥が
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クレイマー、クレイマー(1979年製作の映画)

3.6

絶対に働きに出たい奥様 VS 仕事が絶好調で集中したい夫、ファイ!
…え?子供は?子供はどうすんの?
という映画。

どんだけ辛いのかしらんけど、相談なく子供を置いて出て行った時点で親としては落伍者の
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パトリオット・ゲーム(1992年製作の映画)

3.8

わたし、ハリソン・フォード!
道で偶然テロリストをやっつけたら、今度はわたしと家族が狙われるハメに!
一体どうなっちゃうの〜?
という映画。

テロリストに狙われる恐怖と緊張感。
奥さんの運転する車が
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