へちまびとさんの映画レビュー・感想・評価 - 3ページ目

へちまびと

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天使のくれた時間(2000年製作の映画)

3.8

ニコラスケイジ主演映画で一番好きかもしれない。

ビジネスマンとして成功し独身貴族を謳歌している主人公。しかし過去に「あの子と結婚しておけばよかったなぁ~」と思う女性がいた。
ある朝目覚めるとその女性
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ミッション:インポッシブル2(2000年製作の映画)

3.6

ジョン・ウー監督、主演トム・クルーズという「いつかやるだろうなぁ」と思われた必然の組み合わせがついに実現!

もう説明する必要もないが、これはミッションインポッシブルの2作目で、トム・クルーズが悪いや
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ブロークン・アロー(1996年製作の映画)

3.4

いっときジョン・ウー映画に凝っており、その際に鑑賞。

核弾頭をめぐって悪役ジョントラボルタといいやつクリスチャンスレーターが宿命の対決をする!という映画。

さすがジョン・ウー、映像美が素晴らしい。
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アビエイター(2004年製作の映画)

3.4

大富豪ハワード・ヒューズの半生を描いた作品。

だんだん精神を病んでいく主人公の演技に集中し過ぎたせいか、ディカプリオは一時期役柄と同じタイプの強迫観念症に悩まされたらしい。
もっとも、元々強迫観念症
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ウルフ・オブ・ウォールストリート(2013年製作の映画)

3.0

マーティン・スコセッシ、こんなコメディ色の強い映画も撮るんだなぁ〜という映画。

入社した証券会社が潰れたので独立し、電話セールスでクズ株を売りまくって一躍大金持ちになる主人公。
金ができてからのイカ
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俺たちフィギュアスケーター(2007年製作の映画)

3.4

俺たちニュースキャスターから火のついたウィル・フェレル主演コメディ映画第ン弾。

本当にただの馬鹿映画だったニュースキャスター比で言うと、こちらは割と映画として成立してる印象の作品。

ラストシーンの
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ミュンヘン(2005年製作の映画)

3.2

イスラエルの選手団がテロリストに殺される。その報復としてイスラエル政府がモサドを動かし首謀者たちを次々暗殺していく、という話。

ターゲットを銃殺する際の主人公たちの拳銃の取り出し方がぎこちなかったり
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マトリックス(1999年製作の映画)

3.8

マトリックス以前、以降でSF映画を分類できる…と言っていいほど、映画の世界に甚大な影響を与えた作品。

本格的に大作化したのはリローデッド以降で、IP初代の本作は背景に書き割りがあったり、まだちょっと
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月に囚われた男(2009年製作の映画)

3.2

月面基地で働く男。
子供と妻を地球に残してきており、あと数日で地球に帰ることを楽しみにしている。

仕事はワンオペなので大変で、体調もあまり良くない。
ある日車両の運転中、トラブルが起き……という話。
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死霊館(2013年製作の映画)

2.0

邦題に惹かれてみたが、あんまり怖くなかった。ホラーというよりビックリ映画と言った方が正確だ。

ホラーは苦手だが、こっちは苦手なりに「見るぞ!」と覚悟を決め、カーテンを閉め、前日から水分補給を控え、体
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ゼロ・ダーク・サーティ(2012年製作の映画)

3.2

ウサマ・ビン・ラディンを探し出して殺すまでの軌跡を描いた映画。

一方的ではあるが、アメリカにとってイスラムの教義とか殉教者とかどうでもよく、とにかくあの日の怨み、はらさでおくべきか、という直球の復讐
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ビッグ・フィッシュ(2003年製作の映画)

4.0

話を盛りがちな父親が話す内容をそのまま映像化したら…という話。

人生の寓話といった感のある話で、刺さる人には刺さる映画。
おれはだいぶ深く刺さってしまった。

まずキャスティングがいい。
父親の若い
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ファンタスティック・プラネット(1973年製作の映画)

2.8

不気味アニメ。
おい作家性やべえなぁ〜と思いながら見た。

見たのは結構前だが、正直なところ、まだ自分の中でちゃんと定着している感がない。青いやつが白人で人間が有色人種だろとかその程度の理解で止まって
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イミテーション・ゲーム/エニグマと天才数学者の秘密(2014年製作の映画)

3.6

第二次世界大戦中、ナチスドイツの使ったエニグマ暗号。これを破るマシーン「ボンベ」の基礎理論を作ったアラン・チューリングの物語。

エニグマの暗号キーは毎日決まった時刻にリセットされる。そのため、解読に
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トータル・リコール(1990年製作の映画)

3.2

記憶を改竄された男の話。

色々あって(本当に色々あって)火星まで行き、レジスタンスの仲間になった〜と思ったら大どんでん返し〜みたいな映画。

おばちゃんのふりして入国審査をパスしたり(しない)、ロボ
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華麗なるギャツビー(2013年製作の映画)

1.2

あれ?意外と刺さらなムービーだった。

俳優陣は好きな人ばっかりなのだが、話があんまり……

あとキラキラした役は、もう無理あるね、ディカプリオ……

ダイ・ハード(1988年製作の映画)

3.8

ブルースウィルスの出世作。
もはや解説いらんくらいの映画だが、今見ても設定が秀逸。

奥さんを助けるため密室となったビルで一人奮闘するマクレーンだが、外にいる黒人警官とだけは通信できる。ここも良い。
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ダンボ(1941年製作の映画)

3.4

小さい頃、限定生産を銘打ったディズニーのVHSが何本か我が家にあり、その中にこのダンボがあった。

母象と引き離されたダンボが、檻越しに鼻で抱っこしてもらうシーンは涙なしに見られない。
その流れでピン
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リング(1998年製作の映画)

4.2

ジャパニーズホラーの金字塔。
今のところ邦画でこれを超えるホラーには出会っていない。

呪いのビデオ、というギミック一つで話を回していく様はすごいなと思う。
ビデオの中身の字が動いたりする表現が超怖い
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シックス・センス(1999年製作の映画)

3.6

ホラー苦手だが我慢して鑑賞(なぜ?)

アクション俳優以外の道を模索していた頃のマクレーン警部とペイフォワードの子の一番可愛い頃という最強タッグが幽霊出現の謎に迫る!

ホラーとしてよくできてる。
M
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リベリオン(2002年製作の映画)

2.8

ガンカタ!

以外の要素が無さすぎて、逆に清々しい。

ジョン・ウィック(2014年製作の映画)

3.4

元殺し屋を怒らせたがために1つのマフィアが壊滅させられるという最近よくある最強主人公の無双マンガ系映画。

細かいことは考えず、アクションを純粋に楽しもうぜ〜というノリで見たほうがいい。

マトリック
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椿三十郎(1962年製作の映画)

4.2

素晴らしい。

西部劇映画は黒澤明の影響を受けていると言われているが、この作品はまんま西部劇と言っていいと思う。

最後は男と男の宿命の対決、利害を超えた好敵手との一騎討ち。

なんとわかりやすい。
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とんかつDJアゲ太郎(2020年製作の映画)

3.6

家族で見た。
適度に馬鹿で、楽曲センスが良く、エンタメとしてよくできている。

邦画に偏見のある方だがこれは面白かった。こんごも面白い邦画が増えるといいなぁと思っている。

ミザリー(1990年製作の映画)

3.8

サスペンスホラー。
ヤバめのファンに囚われの身となる作家を描いた作品。

たまたまテレビでやってたのを見たが「たまたまテレビでやるなよ!」と思った。

逃げ道がなく、対抗手段もない、しかし相手は自分の
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ゼロ・グラビティ(2013年製作の映画)

3.0

低予算映画だなあ〜と思いながら見た。
とにかく引きの街や群衆のような金がかかる(とされる)シーンが出てこない。

基本的にはずーっと寄りの映像と、引きは引きでも宇宙空間(3D中心で比較的画作りの難易度
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アイリッシュマン(2019年製作の映画)

3.6

元々しがないトラック運転手だったロバート・デ・ニーロがあるきっかけからマフィアのジョー・ペシと縁を持ち、ジョー・ペシがトラック運転手組合を取り仕切るアル・パチーノをロバート・デ・ニーロに紹介し、そこか>>続きを読む

第9地区(2009年製作の映画)

3.0

目的のわからん宇宙船がヨハネスブルク上空で係留されたまま動かなくなり、その状態で支配層エイリアンが謎の全滅を遂げてしまう。

支配層エイリアンの指示なしには動けない下層民エイリアンは地球を侵略するでも
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インファナル・アフェア(2002年製作の映画)

3.6

後にディパーテッドとしてハリウッドリメイクされる作品。

警察の中にいるマフィアのスパイ、マフィアの中にいる警察のスパイ、それを取り巻く人々、という構図の話。

もう設定だけで面白くなるポイントを押さ
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悦楽共犯者(1996年製作の映画)

3.6

学生時代、ヤン・シュバンクマイエルに凝っていた時期に見た。
ヤンの作品は短編なら「男のゲーム」が好きだが(Youtubeで検索すると出てきます)、長編でいうとこれが好き。

アリスインワンダーランドや
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スター・ウォーズ エピソード6/ジェダイの帰還(1983年製作の映画)

3.6

スターウォーズ正伝の中で一番好き。

Ep5から描かれるハン・ソロとランド・カルリシアンの男臭い友情が良い。

Ep5では保身のために苦渋の決断で旧友ソロを帝国に引き渡したランドだが、Ep6ではソロ救
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ローグ・ワン/スター・ウォーズ・ストーリー(2016年製作の映画)

3.8

スターウォーズ見たことないけど気になるなぁ〜一体どんななんやろ……という方に、1本だけオススメするならこれ。

ジェダイの騎士なし、ライトセーバーのチャンバラもなしという渋めの展開だが、「ジェダイがい
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思い出のマーニー(2014年製作の映画)

3.0

まだまだマーニー合う!
いいコピーだと思います。未だに頭に残ってる。

ホラーなのか何なのか判然としない不思議な空気感の作品。

ティーンならではの自己嫌悪に陥りがちな不安定な主人公少女に謎の金髪美少
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チャッピー(2015年製作の映画)

4.0

やたら運が悪く被弾故障率が高い警官ロボ、もはや修理不能として廃棄されるところから物語が始まる。

プログラマのディオンが自身の研究のため廃棄個体をこっそり運び出して自作プログラムをインストール、これで
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エクソシスト(1973年製作の映画)

3.8

このレビューはネタバレを含みます

ホラーは苦手なのだが、一般教養や…と自分に言い聞かせて真夜中に一人で鑑賞。

とにかく怖い。
こんな怖い映画、他にあるだろうか。(ホラーが苦手で引き出しが少ないせいかもしれないが)ちょっと思いつかない
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