goalieさんの映画レビュー・感想・評価 - 5ページ目

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あやしい彼女(2016年製作の映画)

3.7

この映画は多部未華子の歌唱力で構成されています。マジ、歌うまっ!
フォーククルセダーズの「悲しくてやりきれない」は切なすぎ。

お婆ちゃんが若返る設定で、テヤンデイ気質な台詞にいちいち引っかかるが、前
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フィッシュマンの涙(2015年製作の映画)

3.3

製薬会社の治験で魚にされた骨の髄までさかなクン。この被り物感は一体!と観る者を驚かせるのはネタ。
コメディタッチな作風だが、ゴールが見えづらいのが難。

アス(2019年製作の映画)

3.7

最後の終わり方、怖っ!
え、今まで記憶なくしてたの?で、なぜ急にその展開!っていう終わり方。
ずっと不気味な雰囲気を引きずったまま、終盤までホラースリルが続く。
この作品では瓜二つな存在が光りと影のフ
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誘惑(1957年製作の映画)

3.5

いつの世も恋におちるのは突然であり、恋する相手はひとそれぞれ。いまわの恋もあれば、生涯忘れられない恋もある。

銀座・みゆき通りに面した杉本洋品店。ここに出入りする複数の男女の恋模様が一定のキャストの
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シェフ 三ツ星フードトラック始めました(2014年製作の映画)

4.0

邦題がイケてないが、中身はめちゃくちゃイケてる。カリブの雰囲気は西海岸の明るい雰囲気が伝わってくる。
腕にタトゥーが入った恰幅のいいシェフが手際よく作る料理がどれも美味しそうに映っている!

にっぽん昆虫記(1963年製作の映画)

3.4

昭和生まれですが、今作を賞賛する域には達せなかった。
ただ、貧農の家族で女が安定した伴侶を得ずにだれが父親だか分からない子供を産んでしまう系譜、戦後を開く抜くために男を利用して這い上がろうとする逞しさ
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わたしは、ダニエル・ブレイク(2016年製作の映画)

3.6

特別な立場におかれた人間にスポットを当てるのではなく、誰にでも当てはまる人間にスポットが当てられている。
特に目立ちもしないじい様が病気で仕事を失い、手当を受けるために通う役所でたらい回しにされる。日
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迷子の警察音楽隊(2007年製作の映画)

3.3

悪くない映画。良い映画とイチオシ感はないけど、悪くない。ロードスケートのベンチで女性を口説くシーンは吹き出してしまうコメディテイストもある。
イスラエルの砂漠の中のカフェ近くのバス停で降ろされて、どう
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ボーイズ・オン・ザ・ラン(2009年製作の映画)

3.7

銀杏BOYZの峯田和伸らしさが、しがないガチャガチャの営業マンという役どころにどぴったり。峯田はやっぱり、体当たりの役が似合う。テレビドラマでは飾りすぎてて、個性が消されて生きないね。

童貞、不器用
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インセプション(2010年製作の映画)

4.5

ド派手なアクションなしに、スリルと巧妙な仕掛けと多重層な時の流れに唸ってしまう。
ディカプリオ単体で成り立つ映画じゃなく、渡辺謙も含めた俳優陣の役所もぴったりで、最後までハラハラする展開!で、最後はど
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菊とギロチン(2016年製作の映画)

3.4

社会主義が目指す境地と、封建的な社会の中で自由に、強くなりたいと願う女たちの女相撲の掛け算。
とっつきにくいテーマだけど、渋い配役が生きている。

蛇にピアス(2008年製作の映画)

3.3

20年くらい前に読んだ金原ひとみの原作。
当時は、尖っていたい主人公の単なる物語だと切り捨ててたけど、吉高由里子の「私が生きていることを実感できるのは、痛みを感じている時だけ」という言葉で、なんでこん
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ビルマの竪琴 総集編(1956年製作の映画)

3.6

とても渋くて良い邦画。
中井貴一主演の同作品は耳にしたことがあったが、安井昌二、三國連太郎出演の総集編はなかなか良いね。

インパール作戦で惨敗した日本軍が終戦とともに復員する過程で、ただ一人、朋友た
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ゲット・アウト(2017年製作の映画)

3.7

あれ?この違和感って何??
ずっと頭の片隅で引っかかるものがある展開から、化けの皮が剥がれて、突然ガバっと押し寄せるスリリングサスペンス!
作品の中で黒人がなぜ誇張されているのか。これがずっと引っかか
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ロケットマン(2019年製作の映画)

3.6

YOUR SONG。邦訳された歌詞、メロディに涙が出てきた。
エルトン・ジョンの数奇な人生に同情したのだろうか。あるいは、たまたま心が疲れていたのだろうか。
ゲイでいい曲歌うおじさんという認識が一変し
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南瓜とマヨネーズ(2017年製作の映画)

3.3

突然、母親に置いてきぼりにされた捨て子はどんな気持ちで生きていけばいいのか。
自分の何がいけなかったのか、何をすればここから出られるのか。
突如ぶつっと作品の中に置き捨てられた私はふと、捨て子の気持ち
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食べる女(2018年製作の映画)

3.3

食と性の結びつきは多々語られるけど、どこまで親和性があるかどうかは人それぞれが思うところ。
心から美味しいと思える料理は、素材選び、丁寧な準備、料理の腕と、もてなしの心があるからこそ。
これを異性に当
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ハウス・ジャック・ビルト(2018年製作の映画)

3.5

一気見できずに6回くらいに小分けで鑑賞した。
観る人によって評価が完全に割れるだろうなと思う作品。ラース・フォン・トリアーならではのサイコ的、哲学的な面がドバドバと出てくる。狩りのシーンとかサイコ過ぎ
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将軍様、あなたのために映画を撮ります(2016年製作の映画)

3.1

インタビュー中心でおもろなかった。
ところどころの日本語ナレは、西田さん??

1917 命をかけた伝令(2019年製作の映画)

4.4

1時間50分の戦争映画で、徹底的なワンカット。ほぼローアングルのこだわりようで、カメラ位置が主人公に近いから、演者の表情が分かりやすく、ついつい感情移入してしまう。
狭い塹壕内や暗い地下、赤ちゃんの登
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空母いぶき(2019年製作の映画)

3.3

戦闘シーンは夜間の場面だったのでシックに作れてCG使いまくりで良かったのでは?原作漫画と設定変わっているけど、観れるレベルは維持。
ノドチョップしたいところは、たまたま随行取材している本田翼が好き勝手
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静かなる叫び(2009年製作の映画)

3.5

カナダで実際に起きた大学での銃乱射事件をモチーフに、フェミニストを憎悪して女学生らを射殺する殺人犯を主にした男側と、理系で学びながらも男性社会で不自由を強いられる女側の対立構造を浮かび上がらせている。>>続きを読む

脳男(2013年製作の映画)

3.5

普通に鑑賞。
江口洋介はやっぱり黒髪似合う。

おとなの事情(2016年製作の映画)

3.8

旦那に隠してノーパンでホームパーティに参加する妻の隠された過去、嫉妬に狂う夫が犯した不倫相手との火遊びの行方、自分の本性を暴いてほしいシリアルキラー。。

男と女の間には誰だって、大小それぞれの秘密が
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自虐の詩(2007年製作の映画)

3.3

コンセプトがよく分からなかったけど、ど田舎で貧乏な家庭に生まれた女の子が都会に出てきて、不幸せとも幸せとも分からない環境から小さな幸せを見つける。

バリー・シール/アメリカをはめた男(2016年製作の映画)

3.6

CIAに利用された天才パイロット。
国に翻弄された男が実在するのはアメリカならでは。

T2 トレインスポッティング(2017年製作の映画)

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20年前に衝撃を与えたトレインスポッティングの続編。ユアン・マクレガーを筆頭に俳優人が勢ぞろい、話もあの結末を引きずったまま!
トレインスポッティングを見直してから見たけど、まあ世界観は変わらず!あの
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ブルー・ブルー・ブルー(2008年製作の映画)

3.2

異父兄弟の長男と次男。かつて活躍した兄は怪我で全てを失った。
兄弟仲、サーフィン大会を巡って生と死が重なり合う。
役者がサーフィン上手すぎ。

岬の兄妹(2018年製作の映画)

3.7

足が悪い身体障害者の兄と自閉症の妹の二人暮らし。貧しい生活の中で兄が工場の仕事を失い、性に目覚めていた妹を使って売春斡旋しながら食いつなぐ。
妹はまともな判断をつけられないため、誰の相手にもなってしま
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地球防衛未亡人(2014年製作の映画)

2.6

ウルトラマンのダン隊員をもじって壇蜜が演じる壇隊員が地球外生命体と闘うも、戦闘機のコックピットで敵と一戦交える中でなぜかキュンキュンと悶絶するという隠微な作品w

キャスト総出の芋演技とアフレコ並みに
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ミックス。(2017年製作の映画)

3.1

新垣結衣の演技が下手で困った。
流し見でいいと思います。。

武器人間(2013年製作の映画)

2.3

とにかく超サイコパス映画でB級なのかウルトラC級なのか、激キモな映画。
死体や生きた人間と機会を融合させた武器人間作ってる博士が怖い

七つの会議(2018年製作の映画)

3.7

池井戸潤ワールド全開、TBSの一連の出演者が勢ぞろい。安定して面白い。

ドラゴンボールZ(1989年製作の映画)

3.2

ガーリックJrのほか、食べ物シリーズでジンジャー、ニッキー、サンショの三人衆とご対面。
ご飯の底力には不老不死を手に入れたガーリックJrもお手上げ。

ラブ&ポップ(1998年製作の映画)

3.4

村上龍らしい言葉の選び方、繋げ方。文節に一拍間を置くような文章がそのまま映画になっている。
主題の女子高生も1990年代に確かに存在していた渋谷の女の子たちを言動や気だるさ、援交、制服、シェイキーズと
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