ちゃんまるさんの映画レビュー・感想・評価

ちゃんまる

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悪魔のいけにえ(1974年製作の映画)

4.4

とてつもなく悪趣味な映画だが、悪趣味を突き詰めれば芸術に昇華する例を生み出した作品だと言えるかも。ホラーといえば逃げるシーンは欠かせないが悪魔のいけにえほど怖い何かから追いかけられるシーンは無いのでは>>続きを読む

風の谷のナウシカ(1984年製作の映画)

5.0

世界観設定、シナリオ、演出、どれをとっても文句のつけようがない傑作。この世界観で起こり得ること、起きたら受け手も楽しめるであろうことが考え抜かれている。子供の頃はちょっと難解かなとも思ったナウシカのキ>>続きを読む

クレヨンしんちゃん 電撃!ブタのヒヅメ大作戦(1998年製作の映画)

4.8

子供の頃見たのと大人になって見たのでは大きくイメージや評価が変わった作品。子供の頃はとにかく笑える映画というイメージだったが、大人になって見ると見方が変わってきてこんなにも泣ける映画なんだと感動した記>>続きを読む

クレヨンしんちゃん 嵐を呼ぶアッパレ!戦国大合戦(2002年製作の映画)

4.7

オトナ帝国と並んで傑作と言われる作品であり、1本の作品としては傑作だがクレしん作品としてはイマイチと言われがちな今作。
さらにBalladという派生作品の存在のおかげでクレしんとして作る必要あるか?と
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クレヨンしんちゃん ガチンコ!逆襲のロボとーちゃん(2014年製作の映画)

4.4

このレビューはネタバレを含みます

ここ近年のクレヨンしんちゃん映画の中ではかなり出来が良いと思われる。

クレヨンしんちゃんのイマイチな映画群にできていなかったギャグとシリアス(たまにホラー)がけんかせず平然と同期させることを今作はし
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遊星からの物体X(1982年製作の映画)

4.6

誰が寄生された人間かわからなくなって疑心暗鬼になる話なので今のコロナの状況ではなかなかタイムリーな内容である。

SFホラーの金字塔にしてSFホラーのオールタイムベストを争う傑作。クリーチャーの造形の
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レオン 完全版(1994年製作の映画)

5.0

オッサン×少女のバディモノだろうと見る前は思っていたが、舐めていた…そういうので括れるものじゃないくらい愛の物語であった。

僕の自論として「キャラクターが生きているだけでおもしろいと思わせる作品が最
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シン・ゴジラ(2016年製作の映画)

5.0

個人的には初代ゴジラのメンタリティを現代風にアレンジして見事に大成功した作品だと思っている。
初代ゴジラが核兵器・戦争が身近な恐怖として残ってた時代に作られたからこそ価値があるように、シン・ゴジラも東
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映画ドラえもん 新・のび太の日本誕生(2016年製作の映画)

4.4

傑作!!旧作の日本誕生の不満点をほぼ解消しただけでなくオリジナル展開を納得できる形で描写したというリメイクのお手本のような作品だと思う。

旧作はタイムパトロールが来て全て解決ってなるのが不満要素だっ
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うめく排水管(2004年製作の映画)

1.1

これに関してはもう伊藤潤二作品の映像化として酷いのはもちろんだが、なんかもう映画と名乗っちゃいけない水準の作品だし、学生の自主制作映画の方が全然見れるぐらい酷い。

見ててつまらないぐらいだけの作品な
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IT/イット “それ”が見えたら、終わり。(2017年製作の映画)

4.2

映画館へ観に行った作品だが金ローで放送されるので予習のため試聴。

ホラーなのにそこまで怖くはないという問題はあるものの、ホラーと青春モノの取り合わせはやはり良いものだと素直に感じさせてくれる名作なの
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ムーラン(1998年製作の映画)

3.6

小学生ぶりに視聴。ヒロインが男になりすます以外はほとんど忘れてたんだけど多分当時のディズニーヒロインの中では異質だったんだろうなっていうのはわかる。

女は家庭という観念に強い女がいても良いと一石を投
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新感染 ファイナル・エクスプレス(2016年製作の映画)

4.5

ゾンビモノは正直そこまで好みではなかったこの作品はかなり楽しめた!

パニックホラー好きのツボをしっかり抑えつつヒューマンドラマとしての完成度も高く、常務やその他の愚かモブ以外はなんとか生き残ってほし
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冷たい熱帯魚(2010年製作の映画)

3.6

暗くて陰鬱でグロくてエロいという本当にそれだけの映画なんだけど役者の演技の勢いにひたすら圧倒される作品。

人の皮を被った化け物的狂気なでんでん、冴えない男だと思ってたらエンジンかかるともういっそ清々
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グリーン・インフェルノ(2013年製作の映画)

2.5

学生活動家が環境破壊から先住民を守ろうとしたらその先住民が食人族で逆に襲われるという話。

捕まった学生活動家が環境破壊のブルドーザーが先住民達を根絶やしにしてくれるのを待つという皮肉が効いててこの映
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少女(2016年製作の映画)

3.8

このレビューはネタバレを含みます

原作版は個人的に湊かなえ最高傑作だと思ってる身としてはかなりワクワクして映画館に足を運んだ記憶がある。原作の重要な部分はほぼ再現されてて変更点は敦子のいじめが、原作→学校裏サイト 映画→LINEいじめ>>続きを読む

告白(2010年製作の映画)

4.0

松たか子演じる森口先生が思っていた以上にハマり役であの序盤の独白パートをよく演じ切れたものだと感心したぐらいだ。

概ね原作通りでそれにプラスして原作で語られなかった描写を追加して見事にそれが結実した
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怒り(2016年製作の映画)

3.9

原作読んでてもこれのタイトルがなぜ怒りなのかわからなかったが、映画版を見ると怒りというタイトルにも納得がいった。それぐらい役者のパワーがすごかったので原作よりも楽しめた。
人を信じることの難しさをよく
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ゴールデンスランバー(2009年製作の映画)

3.9

アヒルと鴨のコインロッカーと続けて視聴。まさかここにも濱田岳が出てきて笑ってしまった。
アヒルと鴨は映像化すると地味な画になりがちなっていたが本作は首相暗殺の濡れ衣を着せられた主人公の逃亡劇なので映像
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アヒルと鴨のコインロッカー(2006年製作の映画)

3.5

このレビューはネタバレを含みます

原作が大好きなので鑑賞。映像として見ると割と地味な映画ではあるものの、原作を余すところなく再現されたのは原作ファンとしては嬉しいところ。特に叙述トリックの部分はどう映像化するのか気になっていたがそこも>>続きを読む

ゴジラ キング・オブ・モンスターズ(2019年製作の映画)

4.7

このレビューはネタバレを含みます

話の型はVSベースっぽく感じるが、ゴジラの全シリーズに対するリスペクト溢れる作品だった。

前作ではゴジラ出番が少なかった分今回は終始大迫力の怪獣バトルが拝めるので、怪獣フェチの自分としては大満足だっ
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カメラを止めるな!(2017年製作の映画)

4.1

金曜ロードショーで初視聴した作品。
正直冒頭の40分は観てて正直苦痛だと思ってしまったものの、1周視聴すると冒頭40分の映像も愛おしくなってしまう…そんな映画だった。

映画の構造アイディアが素晴らし
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映画ドラえもん のび太の月面探査記(2019年製作の映画)

4.1

このレビューはネタバレを含みます

ドラえもん映画は声優が変わってから映画館に観に行ってなかったのでこの作品が初めて観に行ったわさドラ映画となった(脚本辻村深月先生につられただけなのは内緒だ)

全体的に言うとドラえもん映画で最低限抑え
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劇場版ポケットモンスター 水の都の護神 ラティアスとラティオス(2002年製作の映画)

4.7

設定・世界観・音楽が歴代最高クラスのポケモン映画と言っても過言ではない。
世界観の没入感という意味では天下のジブリ作品にも引けを取らないと思うし何もかもがオシャレな作品(あのヴェネツィアをモデルにした
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