エモい、エモすぎる。
プロパガンダだけどラスト・ショットへの演出が今までより上手くなってる。
「中にはわからぬ客もあろうが、なぁに、誠を込めて覚えた芸はどこかで人の心を打つ。」
森での稽古がめちゃくちゃ綺麗。
正直、山田五十鈴の舞が凄いのかどうかはわかんなかったけど、舞を大きな運動として撮>>続きを読む
普通すぎる。電車に手振るとこのカメラが不自然すぎてそこしか覚えてないなぁ。
良い話なんだけどなぁ。記憶に残るカットは列車と戦闘機、ニュース映画で、役者ではない…。
おんぶ。
おんぶして帰るとこの反復とショットの連続がやばすぎる。あそこで終わって良い。
成瀬のショットへの執着のなさが、沢山のショットの連鎖を生んでる。
先生に成績が落ちた理由を聞いてる時のワン>>続きを読む
爆睡っ!!。
最後まで見たけど誰の話で、誰が誰なのかよくわかんない(画質がクソすぎる)。
傑作、めちゃくちゃ面白い。
けど『残菊物語』には遠く及ばない。
劇中劇をしようとしてないのはわかるけど、芸能をモチーフとして扱う映画で劇から2人の葛藤や思いを浮かび上がらせられないのは成瀬のショット>>続きを読む
ずっと成瀬のカット割りのテンポが自分と合ってなかったんだけど、終盤の口喧嘩の切り返しやカットの割り方で自分のテンポとかなり合って楽しかった。
屋上のシーンとか溝口なら絶対ワンカットで撮るはずだけど、>>続きを読む
階段の高低差、馬に乗った女との出会う時の空、ピクニック?での山からの景色。
馬に乗った女との別れ際の顔面がめちゃくちゃ怖くて最高に面白い。
2部作にする内容じゃない。
運動の意識が序盤から見られたのとズームイン、アウトの連発は良いんだけど、話がつまんなすぎる。もっと酷い目に合わせて欲しい、サイレントのあれはどこへいったの…。
クソつまんねー笑。
運動のないミドルショットばかり、サーカスって面白いモチーフも全く機能してない。
落ちる時の演出は良いんだけど、なんでブランコの椅子を映さないのかわかんない。
芝居が芝居じゃなくなるのは良い。隣のおばはんのうざさも良い。
でも面白くなくて、長いし、何より成瀬らしさがない。
船、橋、川、酒の繋ぎがめちゃくちゃ気持ち良い。
母親と会う時のお得意のズームイン、アウトが上手い。
ズームイン、アウトでの対比。
カットに成瀬なりのテンポがあってそれを徐々に掴んでいく感覚。
もう、らしさが出てきてるなぁ。
サイレントって字幕のカットをどれだけ減らせるかっていう漫画的な試みがあるから見てる感覚がすごく漫画に近い。
最後の演出泣ける。
主人公と牧師のとこで歩くって運動を大きく描くこと、教会で指を向けた後にみんなが指の方向向くカット、炭坑から帰ってくる時のあの下から上に上がってくる気持ちよさ、斜め上斜め下への運動>>続きを読む
比較して悪いけどエリック・ロメール、ギヨーム・ブラック、ホン・サンス達がやってることを、ヴィクトル・エリセは1本で蹴散らしてしまった。
この映画が評価されてない理由がまじでわからない。
もう事件を観客に理解させようなんて気が端からなくて、ひたすら運動と移動を撮ることと、運動と移動、クリヘムとタン・ウェイを隔てるものを廃していくと言>>続きを読む
マックスがヴィンセントから独り立ちするまでの話だけど、ヴィンセントになるのにヴィンセントを演じるってのが面白い。クラブから帰ってきた時にヴィンセントの座る位置がマックスの後ろになってて、2人の会>>続きを読む
面白くはないけど好き。
カサヴェテスの『オープニング・ナイト』や濱口竜介の『ドライブ・マイ・カー』を連想した劇中劇。
モチーフは機能してないけど。
戦後1作目、40年代溝口の低迷期ここに始まる。
ここからの溝口は53年の『西鶴一代女』まで、得意な船、湖、屋敷、ロケーションの全てが機能しなくなる。
戦後2作目、やっぱ面白くない。
地獄の40年代、さぁ踏ん張りましょう。