76さんの映画レビュー・感想・評価 - 11ページ目

女王陛下のお気に入り(2018年製作の映画)

4.2

支配、被支配、自由、愛、寵愛、政治、力…女のバカデカ感情もの…
ずっと面白くてほんまありがとうございました
ランティモスにはいっぱいお金あげてください!この人の予算潤沢な映画がみたいです!

隔たる世界の2人(2020年製作の映画)

3.6

これは厳然とした現実であり、今もなお続くループだ。と突きつけられるエンドロール。
彼が犬に再会できる世界に向かうには、もはや対話でどうこうできるフェーズは超えてしまったんだろうというBLM以降の諦観。
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欲望という名の電車(1951年製作の映画)

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私、事実なんて大嫌い。私、魔法が好きよ。事実を違ったものにしてみせるの。事実そのままを言ったりしない。事実でなきゃいけないことを言いたいの。誓って嘘を言っちゃあいない。本心を偽ることだけはしなかったわ>>続きを読む

リトルプリンス 星の王子さまと私(2014年製作の映画)

3.9

想像でしか行けない場所があり、命なきものに命を宿すアニメーションでしか見れないものがある。
泣きすぎて死ぬかと思った。

魔法にかけられて(2007年製作の映画)

4.0

親父のブラックカード好き勝手使うシーンがラブです

ディズニープリンセス史観だとかなり重要作だし、イディナ・メンゼルは最後まで歌わない

GAGARINE/ガガーリン(2020年製作の映画)

3.8

真実の愛のキスは何も救わず、物語は現実を変えない。「民主主義」が機能していなくとも声を上げつづけるしかどうしようもないでしょう。
日焼けのシーンが好き、相互理解の扉

累 かさね(2018年製作の映画)

3.1

土屋太鳳の演技に圧倒されまくっていると、芳根京子が最大瞬間風速を出す、みたいな恐ろしい演技合戦でしたね。
ただこの手の邦画のテレビっぽい画作りは勘弁してほしい

ミスミソウ(2017年製作の映画)

3.6

閉じた世界で起こる多様なバイオレンス
執着感情ってエンタメになるよね

さがす(2022年製作の映画)

3.7

2幕目以降、話の展開が全く予想できなくなり、近年の事件の織り交ぜ方、ラストの着地含め、脚本は見事。
ただ、女の子周りの描写はどうかと思います

X-MEN:ファースト・ジェネレーション(2011年製作の映画)

4.2

ナチスやキューバ危機を絡めたミュータントたちの暗躍は面白いし、みんながチームアップしていく様はとても楽しい。
チャールズとエリックの正義と信条と愛の話

X-MEN2(2003年製作の映画)

3.6

3部作の中では一番おもしろいよね
シンガーのマイノリティーへの眼差しを信用してはいます。

新感染半島 ファイナル・ステージ(2020年製作の映画)

4.0

このレビューはネタバレを含みます

ジャンル映画への落とし込みも、その中でのアイデアや手数も多くてさすが。
死ぬのが偉いんじゃない、女も子どもも英雄的に戦います、という点で前作より好み
エンタメにおいて至極真っ当で正しい物語をストレート
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新感染 ファイナル・エクスプレス(2016年製作の映画)

4.0

このレビューはネタバレを含みます

朝鮮戦争の暗喩としてもお見事。
手を汚した罪は消えず、贖罪のもとに死に、生き残るは妊婦と子供。

スノーピアサー(2013年製作の映画)

3.8

このレビューはネタバレを含みます

はい!資本主義サイアク映画。
最後生き残るのがアジア人の女の子と黒人の男の子なのが示唆的。
流石に映画的な魅せ方がうまいよね。バンドデシネが原作って感じつよめ。

TIME/タイム(2011年製作の映画)

1.7

もっと面白くできるポテンシャルがあるでしょ…ちゃんと脚本練ってください
若い人間しかいないっていう絵面は奇妙で面白いのに。

アバウト・タイム 愛おしい時間について(2013年製作の映画)

4.0

ロマコメと見せかけて、人生について、素晴らしい示唆のある映画。
ドーナル・グリーソンが珍しく幸せそう。

トイ・ストーリー4(2019年製作の映画)

3.8

夜道のコンクリートや骨董品屋の明かりがびっくりするほど美しくて、3DCGの進化とピクサーのこれまでの歩みに思いを馳せて大泣きしましたり

スパイダーマン:スパイダーバース(2018年製作の映画)

4.8

はい、現状で存在しうる完璧な映画の一つです。つべこべ言わずに見ましょう。
まさか、エポックメイキングをこのサンプリング時代に劇場で目の当たりにできるなんてね、昂りが止まらなかった。

レゴ(R)ムービー2(2019年製作の映画)

4.3

全てはサイコーじゃないけど。
前作の根幹の大ネタが前提の続き。
ここまで真摯にレゴを通した話をつくれる事に感心しかない。高度な話ししてんのにギャグはバカすぎるのでほんとに頭おかしくなる。
ベストエンド
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LEGO(R) ムービー(2014年製作の映画)

4.5

おもちゃで遊ぶこと。ものを作ること。創造すること。その素晴らしさを全肯定する映画。それがいつもの異常な情報量ギャグと共に展開されるので頭がクラクラしてくる。
フィル・ロード、クリス・ミラーは本当にすご
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くもりときどきミートボール(2009年製作の映画)

4.0

伏線と伏線回収が異常なレベルでアホみたいなギャグと共に繰り広げられて、バカみたいにすごい。
資本主義サイアク!

モンスターズ・ユニバーシティ(2013年製作の映画)

4.3

努力と才能とそれらの限界の話。
この映画は主人公たちを一切甘やかさず、最後の最後まで苦くてシビア。
でも、彼らの輝く未来を知っているから。

モンスターズ・インク(2001年製作の映画)

4.0

こんな話よく思いつくよね
今見ると反原発的な読みもできる映画だなーとつくづく
生まれてはじめて映画館で見た映画らしい