なむさんの映画レビュー・感想・評価 - 2ページ目

Saltburn(2023年製作の映画)

3.4

意外と上流階級批判は弱く、バリー・コーガンはいつもバリー・コーガン…
エメラルド・フェネルは既存ジャンルをひねるプロットツイストが得意なんだろうけどね

窓ぎわのトットちゃん(2023年製作の映画)

4.0

傑作だなーとエンドロールを眺めていたらN響とポリオの会のクレジットがあり裏打ちされる感動

少しずつ、しかし確実に戦争が日常を蝕む描写とトットちゃんの見る世界の光景の鮮やかさは圧巻

ピッチ・パーフェクト ラストステージ(2017年製作の映画)

3.0

もはやこちらとしては、ベラーズに再会できるだけでありがたい話ですからね

ピッチ・パーフェクト(2012年製作の映画)

3.9

ジャンル映画は王道展開こそが至高だよ
ベラーズは俺の青春ですからね

NCT NATION : To The World in Cinemas(2023年製作の映画)

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コレオと一緒に揺れる4DX演出に、俺らってnationの床なのか?の気持ちに…
しかし「우리 모두가 기억하면서 살면 안 사라진다!」

(2023年製作の映画)

3.7

徹頭徹尾マチズモの滑稽さを嘲笑するコント、そして、これをたけしが秀吉で撮ってる面白さ

そうだよね、家父長制におけるセックスと暴力はほぼ同義よね

ある日どこかで(1980年製作の映画)

3.6

人生のあがり、はこれだと思ってるよ
こんな美しいあがりならもう何でもいいと思う

12モンキーズ(1995年製作の映画)

3.7

ラストにwhat a wonderful worldが流れるのが最高なんだよね

ラ・ジュテ(1962年製作の映画)

4.1

吹替版では見たことなかったけど、大塚明夫の吹替よくて高笑いしてる

タイム・アフター・タイム(1979年製作の映画)

3.3

切り裂きジャックとウェルズがタイムトラベルなんていうとんでも映画だけどロマンがあって可愛くて嫌いじゃないよ

ウインド・リバー(2017年製作の映画)

4.2

現代西部劇としてかなり面白いが、ネイティブ・アメリカン女性の尊厳の物語に、やはり結局は白人をヒーローとして据えているというのはどうよ

キラーズ・オブ・ザ・フラワームーン(2023年製作の映画)

3.9

最後の入れ子構造において、結局はこの映画も「白人による娯楽」であることが示されるあたりに内省はあるものの、真にオセージのための物語ではないのでモヤモヤはしてしまうよね

ボトムス ~最底で最強?な私たち~(2023年製作の映画)

3.6

意外とちゃんとファイトクラブだし、この手のナード青春コメディとしても新たなレズビアン表象の作品としても良作

シック・オブ・マイセルフ(2022年製作の映画)

3.3

思いの外、切実で他人事でも笑い事でもなかったですね…

ザ・クリエイター/創造者(2023年製作の映画)

3.7

ビジュアルが本当に良いです、それだけでお釣りが来ます、緩いですが

アンダーカレント(2023年製作の映画)

2.2

ただでさえ長くてうんざりしてたのに、終盤に畳み掛ける様に全てを台詞で説明されて、もう辟易です

ハント(2022年製作の映画)

4.1

本当に有り難いこと「好きな俳優の初監督作品が傑作アクション映画だったこと」

愛国心や暴力に対しての批評性もしっかりしてて本当にすごいな

ロスト・キング 500年越しの運命(2022年製作の映画)

3.7

障害や病気は表象ではないんですよ。
執着する奇異な人間の話としても、声を奪われる女性の話としても、すごく好きだったな、しかも実話だし

しかし戯曲をエビデンスとして扱うのか?と、それはかなり受け入れ難
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ジョン・ウィック:コンセクエンス(2023年製作の映画)

3.8

梅田でみる存在しない梅田駅はウケます

凱旋門でのシークエンスはウィンター・ソルジャーぶりにワクワクした路上アクションだったな

お疲れ様でした、お腹いっぱいです

希望のかなた(2017年製作の映画)

4.3

小さな善意や優しさの集積が悪意や制度の穴を超えて希望となりうるのですよ

次郎長三国志 第八部 海道一の暴れん坊(1954年製作の映画)

3.6

状況を理解するのに時間がかかったが、シンプルに面白かったな
押し問答が毎回くどくて最高

汚れた血(1986年製作の映画)

4.2

異常撮影編集すぎる。すごい、これは。
フィルムでみれたことが本当に幸福だ。

あとトロイの新譜のMVのラストがこれのオマージュって分かって嬉しかったです

猫の恩返し(2002年製作の映画)

3.5

猫の恩返しって吉田玲子脚本だったんだ…そりゃ好きじゃん

あしたの少女(2022年製作の映画)

4.1

人、まして未成年の搾取を正当化する功利主義的な資本主義の社会構造を許してはいけない
そして、私達はそこへの反抗と怒りを失うような大人になってはいけないのだ

エドワード・ヤンの恋愛時代 4K レストア版(1994年製作の映画)

4.1

それでもやはり我々は人と関わることに希望を抱くものよね
本当にハッとするような天才的ショットがホイホイあるな

トランスフォーマー/ビースト覚醒(2023年製作の映画)

3.2

もっと面白くなるポテンシャルあるのに、脚本の粗が多くて、もったいないね

僕と幽霊が家族になった件(2023年製作の映画)

3.2

キャラ描写がステレオタイプすぎるところが気になったが、台湾の同性婚合法化、冥婚という文化を使った物語や、ラストの血の繋がらない家族という着地は好ましかった。

赤と白とロイヤルブルー(2023年製作の映画)

3.6

原作にあった政治劇や王室制度への内省が薄まっていた部分は気になるが、バイのレプリゼンテーションや、カムアウトの自己決定権に触れられてる事は重要だし、主演二人の化学反応が良かったです

ムーラン・ルージュ(2001年製作の映画)

3.2

今見ると、結核って空気感染する感染症なんですが…と野暮なことを思ってしまうな。
Elephant Love Medleyはリフオフに近い構成で洋楽の大ヒットナンバーがコラージュされていて、これはあがら
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