3さんの映画レビュー・感想・評価

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システム・クラッシャー/システム・クラッシャー 家に帰りたい(2019年製作の映画)

4.2

このレビューはネタバレを含みます

怒りの、諦めの、悲しみの、望みの、
眩しいピンク

美的な同情や干渉が描かれず、
気持ちが吸い込まれそうなタイミングで場面が切り替わる

周りの大人全員が、できることをやっているはずなので、その分だけ
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カモン カモン(2021年製作の映画)

4.2

土曜の朝の大音量は、自分や家族を守るためのもの
orphanごっこも、陰謀論もそう

ひとりで進み続けたヴィヴと
彼女が過去にいた場所に初めて立つジョニー
その間隔を子として、親として、二重に見る
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枯れ葉(2023年製作の映画)

4.5

ラジオから流れてくる戦争のこと
その暮らしには関係のないBGMのように、静かに冷たく描かれている

ひとりひとりの感情がある

2024年1月20日
シネ・リーブル神戸で2回目の鑑賞

パラダイスの夕暮れ(1986年製作の映画)

4.0

終始淡々、曇りがちな進行が心地よい
その中でも起伏がわかるからおもしろい

マイ・エレメント(2023年製作の映画)

3.8

あのお食事シーンでの会話、悪意がないだけに、かなりくるものがありました

水の美しさ

街の魅力、みんなにとって暮らしやすいわけじゃないこと、気付くのは難しい

アステロイド・シティ(2023年製作の映画)

3.7

カラフルなのに温度が低く、でも遠くはなかった

あっさりしているように感じたのは、自分の位置が動かなかったからか

空間の、すすすすっという音がまとまる瞬間があった

本当は知っていた/実はわかってい
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君たちはどう生きるか(2023年製作の映画)

-

海の、後ろの空の、絵画みたいな美しさ、これは同時に虚しさでもある

エブリシング・エブリウェア・オール・アット・ワンス(2022年製作の映画)

4.5

カナダの友人の昨年ベスト
おすすめされて今日楽しみにしていた

派手な前半、クラクラする
まるい後半、泣くと思わなかった

しっとり静かに、でも力強く燃えるような感覚

苦手シーンあり

そばかす(2022年製作の映画)

3.9

小さな穴が開いて 中身が少しだけ向こうへ流れ出すような感覚
スッキリはしないけど観たあとわずかに軽くなるような

受け入れられること、理解されることの違い

父との関係性は心地よいけれど「おかわり」み
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秘密の森の、その向こう(2021年製作の映画)

4.1

ぐりとぐらな衣装にインテリア
念願のお泊まりをした翌朝、それは別れのとき、ブルーに染まる瞬間があった

フランス語を追っていたのは、追えていたのは、はじめのうちだけ

レニングラード・カウボーイズ・ゴー・アメリカ(1989年製作の映画)

4.3

続くこの突拍子のなさと
彼らの美学みたいなものが
案外釣り合っているのが最高

あとあれを革命とするのもいい


ずっと楽しかったのに最後少しだけ寂しくなる急カーブ

コントラクト・キラー(1990年製作の映画)

4.5

自分の命を知るときそこから人生を始める 鮮やかな日々が動き出す 灰色からの移ろい
刺激が退屈を追い出して 生きている心地がする

自分の命を知るときそこから人生を終わらせる 最後になにをするか 最後は
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情婦(1957年製作の映画)

4.2

いいものを観た、みたいな

脱力感もあり軽快に進んだ

マイライフ・アズ・ア・ドッグ(1985年製作の映画)

3.9

それぞれ呼び方はあるけれど観ていて感じたのは
あくまでもいのちといのちの関係
生、性

たとえそれが正しい理由だったとして
崩れ始めた家族、バナナの出荷
パパがいなくて本当に困るのは
パパを本当に必要
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ナイトメアー・ビフォア・クリスマス(1993年製作の映画)

4.4

ラインナップ発表されたときからずっと
クリスマスに映画館で観るのを楽しみにしていた

ひとを取り巻く環境がそのひとの内側に与える影響は 常に自分が意識しているより大きく深い

適材適所、ではどうもさみ
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ぼくを探しに(2013年製作の映画)

3.7

終始酔ってるみたいな感覚

切なさが漂い続けて
こんな気持ちになるとは

発するラストがお洒落

スクール・オブ・ロック(2003年製作の映画)

4.4

めちゃくちゃ楽しかった
実家に帰っていたのでリビングの大きいテレビで観た

高校生の頃、文化祭のクラス劇、
これを候補にあげていたひとを思い出した
結局ウエスト・サイド物語になった、昔の記憶

ビューティフル・ボーイ(2018年製作の映画)

3.6

こんなことになっているのに
幼少期の無垢な姿を見る
愛かぁ、とか思っていたけど

こんなことになっているから
かもしれない
愛かぁ、とか感じている

序盤の青く美しいサーフィン
を黒く悲しくリピートす
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アンソニーのハッピー・モーテル(1996年製作の映画)

4.0

ちぐはぐでぐだぐだで
終始楽しかった

病院、モーテル、それから

帰る自宅が映るのは意外と
家族とうまくいってない彼だけだったりするのも

フレンチアルプスで起きたこと(2014年製作の映画)

3.6

きっとディナーに招かれたときの彼女と
近い感情を持ちながら観ていたと思う

結局はまあどっちがどうとか特にない

ゾディアック(2006年製作の映画)

3.7

地下のドキドキ

関係ないけどSame Jokeを聴くたびにこの映画を観なきゃと思っていた 夜は避けて

ファンタスティック Mr.FOX(2009年製作の映画)

4.0

あれこれ愛おしさが詰まっている

りんご酒の倉庫美しすぎて
あの表情なる、、わかる

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