NiBさんの映画レビュー・感想・評価

NiB

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茶の味(2003年製作の映画)

4.0

気づくと口ずさんでしまう、あの歌。
変てこりんで愛すべき映画です。

アカルイミライ(2002年製作の映画)

4.5

映画全体を覆う鬱屈な雰囲気が好き。
クラゲを上手くアクセントに使っていて、ラストシーンをより印象深いものにしていました。
寄り添うように流れる主題歌も素晴らしい!

ピンポン(2002年製作の映画)

5.0

何にも捕らわれない自由さがあって、
いつみても新鮮さがある。センスの塊みたいな映画。
スーパーカーの音楽と映像の一致が心地よいです。

青い春(2001年製作の映画)

4.3

今にもコップから溢れそうな、やり場のない気持ちとか、変なプライドとか、友情とか。
題名のとおり、青臭い不良達の物語。 好きです。

グラディエーター(2000年製作の映画)

4.6

一冊のぶ厚い本を読み終えたかのような充実・満足感!闘技場に舞う赤の花びらがとても綺麗でした。

セッション(2014年製作の映画)

4.8

狂気ともとれるが執着という言葉の方がしっくりきた。音楽に、理想に、相手に。爽やかさなんてない。
ドロドロしていて凄まじい。
演奏シーンは、まるでライブを見ているかのようだった。劇場で観て損はない。間違
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ブロークバック・マウンテン(2005年製作の映画)

3.8

愛した人が男性だっただけ。妻よりも後に出会っただけ。揺れ動く感情の描き方が丁寧で、胸が締め付けられた。

サカサマのパテマ(2013年製作の映画)

3.6

全体的に説明不足な所が多いように感じました。
そのため、登場人物も淡白な感じがしてやや魅力に欠けていた気がします。ですが、ここぞと言う場面の描写やストーリーは面白く最後に伏せんもキチンと回収!
冒険心
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カラフル(2010年製作の映画)

2.8

ポスタービジュアルのような鮮やかな見せ方が一つくらいあっても良かったかなと。
母親の涙ばかりが印象に残りました…

言の葉の庭(2013年製作の映画)

3.3

緑の匂いが画面から溢れ出てきそうでした。
多様な雨の音や映像美が楽しめます。足のサイズを測ったり、靴を履かせるシーンが妙に艶っぽかったなぁ。

裏切りのサーカス(2011年製作の映画)

4.5

渋い。いぶし銀のような映画。
物語自体は単純ですが、登場人物の多さと説明が最小限で済まされているため初回は撃沈。

内容を理解出来たのは二度目の鑑賞の時です。
構成の上手さに唸りました。
台詞での場面
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Vフォー・ヴェンデッタ(2005年製作の映画)

4.7

知性を感じさせる洒落っけのある台詞。
紳士的な振る舞い。仮面の下に垣間見える狂気。
そうしたVのカリスマ性に思わず惚れた!
抑圧された市民の心に革命の火が灯され、大きなうねりとなって押し寄せるさまや、
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瞳の奥の秘密(2009年製作の映画)

4.1

歪んだ愛を成就させた結果、
無限の空虚さに閉じ込められた男。
妻を殺された憎しみに捕らわれ続ける男。
25 年という歳月の呪縛から解放される男。
3人の男の人生が交差するラストシーンの描写が見事でした
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ペネロピ(2006年製作の映画)

4.2

彼女を見ているだけで元気が出る!
映画の好きな登場人物がまた1人増えました。

パンズ・ラビリンス(2006年製作の映画)

4.5

痛々しくて、惨い。
切なさに満ちたメルセデスの子守歌が耳にこびりついて離れない。

あの頃ペニー・レインと(2000年製作の映画)

5.0

観終わった後に、じわじわ広がる幸福感。
何が良かったのか上手く言葉に出来ない。
ペニー・レインの魅力が光っていた。

真珠の耳飾りの少女(2003年製作の映画)

4.0

絵画を鑑賞する時の感覚に近い映画。
スカーレットヨハンソンが絵の中の少女と同じポーズをとったシーンは、思わずドキッとした。
それ程のシンクロ率。

4分間のピアニスト(2006年製作の映画)

4.7

最後の4分間は、彼女の中にあるもの全部を搾り出して、ぶつけられたかのような凄まじい演奏だった。

善き人のためのソナタ(2006年製作の映画)

5.0

曇天の切れ目から差し込んでくる、一筋の光のような優しい印象をうけた。素晴らしい映画!

嘆きのピエタ(2012年製作の映画)

4.0

日本語の「情」とは違う「情(ジョン)」という韓国特有の言葉があるらしい。一度でも関わった相手とは好き嫌い関係なく強い力で結び付いてしまうのだとか。そんな見えない糸の色々な形を強烈に描いていた。
母親が
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殺人の告白(2012年製作の映画)

4.2

始めから終わりまで、劇場型。
その時々で主体になる人物が変わるのも良かったし、驚きもあった。キャスティングも上手い!
後味も悪くなく、面白かった!!

ディスコード -DISCORD-(2012年製作の映画)

4.5

意表をつかれた!
どうすれば素材を効果的に生かせるのか。どのように映せば、より恐怖感が増すのか。本当によく研究されている。このジャンルでは、なかなか無いタイプの映画。

HK 変態仮面(2013年製作の映画)

4.0

頭の中をカラッポにして、何も考えずに観れました(笑)
「馬鹿馬鹿しい」は時に誉め言葉だ、って好きな小説家さんが言っていたけれど、まさにそれ。

ハロー!?ゴースト(2010年製作の映画)

4.5

自殺願望のある孤独な青年が主人公。
映画の冒頭で、大量に飲んだ薬を一気に吐き出すシーンがあるのですが、それと同じくらいの勢いで涙が出た(笑)
幽霊という、よくある題材を使い、ここまで引き上げる脚本の力
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きっと、うまくいく(2009年製作の映画)

5.0

Aal Izz Wellという言葉を胸に自分を信じて、物事を実行し夢を叶えた人々の物語。
すごく前向きな気持ちになれる!友達って良いな~

花とアリス殺人事件(2015年製作の映画)

4.7

アリスが走るだけで、花が動いているだけで何だか嬉しくなってしまった。あの頃って、何でもないような事が新鮮に目に映ってたなー。世界は狭いって感じてたけど、実は広かったんだなー。という忘れていた気持ちを思>>続きを読む

ぼくのエリ 200歳の少女(2008年製作の映画)

4.5

終盤のエリの瞳が画面いっぱいに映し出されるシーン。無垢というか、何者にも染まらないガラス玉のような瞳が本当にきれいでした。

落下の王国(2006年製作の映画)

4.0

画面から滲む色彩の美しさ。
どの人物にも感情移入する事はないけれど、
全体的に重量が無い平坦な感じが好き。

ビハインド・ザ・サン(2001年製作の映画)

4.3

後味のよい映画ではないけれど、
美しくて、切なくて、純粋。
ロープにつかまりグルグル回るクララ。
彼女を見て微笑むトーニョ。
幸せそうなシーンだが、なぜだか泣きそうになった。

ダークナイト(2008年製作の映画)

5.0

隙がない。完璧。
最期まで飽きることなく観れます。
純粋なる悪のジョーカーに魅せられる!

花とアリス(2004年製作の映画)

5.0

桜並木の通学路を二人が歩くシーンが印象的で、
春になると無性に彼女達に会いたくなる。
アリスのアラベスクポーズが美しい…!