映画全体を覆う鬱屈な雰囲気が好き。
クラゲを上手くアクセントに使っていて、ラストシーンをより印象深いものにしていました。
寄り添うように流れる主題歌も素晴らしい!
何にも捕らわれない自由さがあって、
いつみても新鮮さがある。センスの塊みたいな映画。
スーパーカーの音楽と映像の一致が心地よいです。
今にもコップから溢れそうな、やり場のない気持ちとか、変なプライドとか、友情とか。
題名のとおり、青臭い不良達の物語。 好きです。
一冊のぶ厚い本を読み終えたかのような充実・満足感!闘技場に舞う赤の花びらがとても綺麗でした。
狂気ともとれるが執着という言葉の方がしっくりきた。音楽に、理想に、相手に。爽やかさなんてない。
ドロドロしていて凄まじい。
演奏シーンは、まるでライブを見ているかのようだった。劇場で観て損はない。間違>>続きを読む
愛した人が男性だっただけ。妻よりも後に出会っただけ。揺れ動く感情の描き方が丁寧で、胸が締め付けられた。
全体的に説明不足な所が多いように感じました。
そのため、登場人物も淡白な感じがしてやや魅力に欠けていた気がします。ですが、ここぞと言う場面の描写やストーリーは面白く最後に伏せんもキチンと回収!
冒険心>>続きを読む
ポスタービジュアルのような鮮やかな見せ方が一つくらいあっても良かったかなと。
母親の涙ばかりが印象に残りました…
緑の匂いが画面から溢れ出てきそうでした。
多様な雨の音や映像美が楽しめます。足のサイズを測ったり、靴を履かせるシーンが妙に艶っぽかったなぁ。
渋い。いぶし銀のような映画。
物語自体は単純ですが、登場人物の多さと説明が最小限で済まされているため初回は撃沈。
内容を理解出来たのは二度目の鑑賞の時です。
構成の上手さに唸りました。
台詞での場面>>続きを読む
知性を感じさせる洒落っけのある台詞。
紳士的な振る舞い。仮面の下に垣間見える狂気。
そうしたVのカリスマ性に思わず惚れた!
抑圧された市民の心に革命の火が灯され、大きなうねりとなって押し寄せるさまや、>>続きを読む
歪んだ愛を成就させた結果、
無限の空虚さに閉じ込められた男。
妻を殺された憎しみに捕らわれ続ける男。
25 年という歳月の呪縛から解放される男。
3人の男の人生が交差するラストシーンの描写が見事でした>>続きを読む
痛々しくて、惨い。
切なさに満ちたメルセデスの子守歌が耳にこびりついて離れない。
観終わった後に、じわじわ広がる幸福感。
何が良かったのか上手く言葉に出来ない。
ペニー・レインの魅力が光っていた。
絵画を鑑賞する時の感覚に近い映画。
スカーレットヨハンソンが絵の中の少女と同じポーズをとったシーンは、思わずドキッとした。
それ程のシンクロ率。
最後の4分間は、彼女の中にあるもの全部を搾り出して、ぶつけられたかのような凄まじい演奏だった。
曇天の切れ目から差し込んでくる、一筋の光のような優しい印象をうけた。素晴らしい映画!
日本語の「情」とは違う「情(ジョン)」という韓国特有の言葉があるらしい。一度でも関わった相手とは好き嫌い関係なく強い力で結び付いてしまうのだとか。そんな見えない糸の色々な形を強烈に描いていた。
母親が>>続きを読む
始めから終わりまで、劇場型。
その時々で主体になる人物が変わるのも良かったし、驚きもあった。キャスティングも上手い!
後味も悪くなく、面白かった!!
意表をつかれた!
どうすれば素材を効果的に生かせるのか。どのように映せば、より恐怖感が増すのか。本当によく研究されている。このジャンルでは、なかなか無いタイプの映画。
頭の中をカラッポにして、何も考えずに観れました(笑)
「馬鹿馬鹿しい」は時に誉め言葉だ、って好きな小説家さんが言っていたけれど、まさにそれ。
自殺願望のある孤独な青年が主人公。
映画の冒頭で、大量に飲んだ薬を一気に吐き出すシーンがあるのですが、それと同じくらいの勢いで涙が出た(笑)
幽霊という、よくある題材を使い、ここまで引き上げる脚本の力>>続きを読む
Aal Izz Wellという言葉を胸に自分を信じて、物事を実行し夢を叶えた人々の物語。
すごく前向きな気持ちになれる!友達って良いな~
アリスが走るだけで、花が動いているだけで何だか嬉しくなってしまった。あの頃って、何でもないような事が新鮮に目に映ってたなー。世界は狭いって感じてたけど、実は広かったんだなー。という忘れていた気持ちを思>>続きを読む
終盤のエリの瞳が画面いっぱいに映し出されるシーン。無垢というか、何者にも染まらないガラス玉のような瞳が本当にきれいでした。
画面から滲む色彩の美しさ。
どの人物にも感情移入する事はないけれど、
全体的に重量が無い平坦な感じが好き。
後味のよい映画ではないけれど、
美しくて、切なくて、純粋。
ロープにつかまりグルグル回るクララ。
彼女を見て微笑むトーニョ。
幸せそうなシーンだが、なぜだか泣きそうになった。
隙がない。完璧。
最期まで飽きることなく観れます。
純粋なる悪のジョーカーに魅せられる!
桜並木の通学路を二人が歩くシーンが印象的で、
春になると無性に彼女達に会いたくなる。
アリスのアラベスクポーズが美しい…!