SoichiroNakatsuさんの映画レビュー・感想・評価

SoichiroNakatsu

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ただ悪より救いたまえ(2019年製作の映画)

3.4

背後から首を絞めている時の、ファン・ジョンミンの視線が好きだ。

悪のクロニクル(2015年製作の映画)

3.7

課長の慎重な足取りと虚ろな視線が、すばらしい。

零落(2023年製作の映画)

3.8

製作を生業とする僕には、この痛み、分かってしまう。

トラフィック(2000年製作の映画)

3.8

この重奏を纏め上げ、更に繋げていく編集力はお見事です。パチパチパチパチ

ディパーテッド(2006年製作の映画)

3.7

消耗品としての漢たち。

※加齢のためか、細かいカット割りに疲れてしまった。

TAR/ター(2022年製作の映画)

3.6

創造する人が、ある程度の努力を続けて技術を高めていけば、ある程度の年齢には、ある程度の権力を持つことにはなる。作品の完成を目指す中、少なからず他者の選別という作業が必要になる。大抵そうであるが、一つの>>続きを読む

アダマン号に乗って(2022年製作の映画)

3.5

患者たちの表情に、精神疾患にかかわらず、全ての人が持つ可愛らしさみたいなものを、感じられた。

〝大切なのは余白を持つこと“

ソフト/クワイエット(2022年製作の映画)

2.0

技法に囚われて、何を撮るのか見失っていませんか。
鉤十字パイとか、照れながら敬礼、とかはちょっと面白かった。

出来ごころ(1933年製作の映画)

3.6

普通に海に飛び込んで家に帰るかんじが素晴らしい。

後年の小津作品に比して構図に緩さを感じました。

あのこと(2021年製作の映画)

3.4

堕胎に向かって迷いなく突っ走る娘のそれは狂気にも思えるが。

アンダーカヴァー(2007年製作の映画)

3.7

どこか哀しい怖い顔のオッサン達と、豪雨の中で視界2くらいのカーチェイスだけで、観るべきです。

兄弟には見えないし、顔を撃たれてその程度の傷なの?とか、そんなに簡単に警察官になれるの?とかは思います。

死刑にいたる病(2022年製作の映画)

1.9

主演の男子の呟くような台詞が聞き取りずらく、会話劇中で、その距離でその声量はあまりに不自然な部分が多かった。虚構とはいえ、最低限の現実感ずれてしまっていると、全てが幼稚な茶番になってしまう。何を見せた>>続きを読む

ベネデッタ(2021年製作の映画)

3.5

信ずる者は救われるんだね。

ボカシが大きすぎ、誰得なのか。

暗殺の森(1970年製作の映画)

4.7

異様に美しい画面は、絵としてではなく、動画としての美しさ。人間ってこんなものを作れるのだな。ステファニア・サンドレッリ派です。猫ダンス。

神々の山嶺(2021年製作の映画)

3.4

作画がとても良いだけに、あっさり終わってしまった感じが残念。もっと長くてもいいので、人間性の底に踏み込む描写が欲しかった。

工作 黒金星と呼ばれた男(2018年製作の映画)

3.4

男の仕事の話。驚くほどに女性が物化している。そこが逆に新鮮だった。

隻眼の虎(2015年製作の映画)

3.2

チェ・ミンシクが観れればそれでいい。細かいことは気にしない。

コンパートメントNo.6(2021年製作の映画)

3.8

旅は人を成長させる、なんてよく聞く話で普通だし、主人公は普通にそんなに美しくもない若く無知な女性で、物語は普通にそうなるであろう終わりに行く着くのだけど。驚くほどに、その普通さがしみじみいい。

憎しみ(1995年製作の映画)

3.5

このレビューはネタバレを含みます

うるさかった。何かがおしゃれすぎるのか、あまり問題の本質が伝わってこなかった。最後も、きっちり吹き飛ぶ脳みそを見せてほしかった。

非常線の女(1933年製作の映画)

3.8

飛びついてこい!

戦前のスタイリングのレベルの高さに驚いた。スーツの着こなしに隙がない。

生れてはみたけれど(1932年製作の映画)

4.4

予想外に笑って泣いてしまう自分に驚く。後の太平洋戦争を思うと気が滅入るが、寝顔を見て微笑む二人の顔が全てだと思う。

仁義(1970年製作の映画)

3.6

黙々と仕事するおじさん達。たけし監督作品に影響与えとるのはわかった。

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