こきけさんの映画レビュー・感想・評価 - 2ページ目

こきけ

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ゴールデンカムイ(2024年製作の映画)

3.9



金塊謎解き要素はほぼ無く、キャラ紹介導入に留まってはいるけど、
退屈さは無く漫画実写化の最高峰と言ってもいい出来

使ってる筋肉の違うアクションが連発されるので説明ぽい所&漫画だな所が気にならずノ
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ザ・フラッシュ(2023年製作の映画)

4.4



全く期待せず観たらまさかの大傑作、、!
DCEUシリーズでも群を抜いて面白すぎる!

主人公の内面の弱さがとんでもない事を引き起こし、それが強さになっていくの話運び完璧だし、
先読み出来ない驚愕展
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レッド・ロケット(2021年製作の映画)

2.6



元ポルノ男優が送る怠惰な都落ちにニヤニヤするも、クズ男の屁理屈糞理論(わかるけどもw)にだんだん飽き飽きしてくる長い

そんなわけねえ展開も多くて映画のペースに乗れなかったのも残念

アクアマン/失われた王国(2023年製作の映画)

2.9



海、密林、南極?とステージ変えまくり見どころ満載のはずが、
相変わらず「友情・努力・勝利」成分が弱めのDCパターンで面白さが伸びきらない
どうせ打ち切りならDCヒーローみんな呼べよ〜

つまらなく
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リバー、流れないでよ(2023年製作の映画)

3.2



2分間のタイムループに閉じ込められた旅館関係者のあたふた修羅場が面白い良作

繰り返しに飽き飽きしながらも、前進(未来)への恐怖を炙り出すのも好印象
2日に分けて見ようと思ったらイッキ見、嬉しい寝
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イコライザー THE FINAL(2023年製作の映画)

2.8



どうしても1作目のワクワクを求めてしまう。
困ってる人を放っておけない人情派殺し屋設定が観たいのではなくて
「お〜新鮮〜ひゅ〜」
ってなりたいのよ。その回数が少ない。逆ホームアローンみたいなこと
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僕が宇宙に行った理由(2023年製作の映画)

3.8



「宇宙に行くんで社長辞めます」発言の真意重みに打ちのめされる

お金、時間、才能など一般人が夢を諦める言い訳が出来ない前澤氏の想いの強さが凄まじく
無知なメディアが作り出した道化の前澤氏の印象がガ
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ほつれる(2023年製作の映画)

3.4



夫婦という呪縛を、逃げられない長回し長会話で毒々しく浮かび上がらせる生臭手法がドンピシャ

淡々としたストーリー&過度な演技演出などなくても、誰の心にも5%程度ある秘めた感情をグサグサ刺激し続ける
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オペレーション・フォーチュン(2023年製作の映画)

2.3



「一刻を争う任務」と言いつつ、中盤の延々続く無駄コメディパートが滑りまくり&緊張感削ぎまくり

ヒューグラ、ステイサム出てなきゃ見るに堪えないただのB級アクション
ガイリッチー作品やはり合わずと、
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終わらない週末(2023年製作の映画)

3.4



バカンス中の電波障害からのあれやこれやとゆっくりとしかし確実に芯まで崩壊していく感じが好印象

何をしてもしなくてももう止められない崩壊が他人事のようでもあり、来たる現実のようでもあり、その生ぬる
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アクシデント・マン(2018年製作の映画)

2.3

やっぱりイギリス映画苦手、、
ストーリーよりもアクション(既視感抜群w)のB級映画

序盤の設定どこへやら、後半ガンガン殺し歩くのも面白くない

窓ぎわのトットちゃん(2023年製作の映画)

3.5



エピソードの羅列になってしまうようなストーリーも
水彩画のような淡い絵面と
トットちゃんの世界に存在する大人の目線を意識させることで独特な緊張感でもたせている。

何よりタイトル通り「窓ぎわ」を意
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バービー(2023年製作の映画)

2.5



フェニミズムを50年遅らせた?と言われるバービー人形が人間界にやって来るギャップコメディ展開&男社会ディスはなかなか笑えるんだけど
肝心のジェンダーに対する問題提起&着地が弱い、というか変に狭い感
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65/シックスティ・ファイブ(2023年製作の映画)

2.4


宇宙SFに恐竜スリラーを足したアダム・ドライバーの困り顔満載の変な映画

延々とどっかで見たことある展開の設定のオンパレードにめっちゃ眠い

正欲(2023年製作の映画)

4.4


朝井リョウ原作の容赦ない心理描写が冴え渡る
LGBTQという枠に当て嵌め安心してるだけの多様性社会の在り方そのものに一石を投じる超問題作

群像劇の面白さも保ちつつ、原作同様観客の持つ残酷な偏見がぶ
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ゴジラ-1.0(2023年製作の映画)

3.8



戦後復興時に襲いかかるゴジラの絶望感が凄まじい。
昭和黎明期×軍艦モノと山崎監督の1つの集大成ベストアルバム的作品で見応えたっぷり

ドラマパートに甘さは残るが、VSゴジラシーンはスポコン的熱さに
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MEMORY メモリー(2022年製作の映画)

2.3


凄腕殺し屋だけどアルツハイマーだから色々忘れちゃう設定がめちゃくちゃ足引っ張ってる感あり

アクションはやはり加齢臭がしんどいし、サスペンスとしてもドラマとしてもどれもが中途半端で退屈(ストーリーど
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告白、あるいは完璧な弁護(2020年製作の映画)

2.9



🇪🇸インビジブルゲストのリメイクも
味付けを複雑化、捻りを加えすぎて、切れ味が鈍った感あり

終始会話劇&回想妄想なのでストーリーは停滞気味で眠気と戦い続けることに、、
名前もやッパリ、覚えられね
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Winny(2023年製作の映画)

3.7



プログラム開発者の純な願いが警察国家に歪められていくのがとにかく痛々しい。
彼が速攻無罪の世界線の日本はまだ少しマシだったと思うが、そうはいかない。
ただ今だけ、自分だけの正義感を振り回して世の中
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キラーズ・オブ・ザ・フラワームーン(2023年製作の映画)

3.4


先住民族の利益を我がものにすべく白人達の常軌を逸した悪行の数々にあんぐり

長尺だけど3色丼のような味変展開があって案外ダレずに観れるのも良し
人間の本質を付いてくる空間演出もわざとらしくなくて好み

キリエのうた(2023年製作の映画)

2.6



岩井俊二のフェチが悪い方向に大暴走
終始、「なぜ彼女は歌わなければならないのか」が不明&歌を聴く側の変化も不明なので、音楽映画の機能が弱い

震災描写の入れ方も直前のシーンとの食べ合わせが最悪で受
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沈黙の艦隊(2023年製作の映画)

3.7


吉野監督の脇役を輝かせることで作品全体の質の底上げが冴え
やや地味な潜水艦アクションも最初から最後まで隅々楽しめる

原作の肝の核兵器による平和の実現の矛盾を突きながら、クジラになぞらえた警鐘の余韻
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ジョン・ウィック:コンセクエンス(2023年製作の映画)

4.1



リアルガチ超絶アクションと最先端VFX技術のハイブリッドが凄すぎる映像が眼福つるべ打ち

ルールよりも友情を大切にする矜恃も冴え渡り、サービス精神旺盛な中弛みこそあれど終盤の興奮瞬間風速がヤバい
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グランツーリスモ(2023年製作の映画)

3.8


激レアさんよろしくゲーマーからプロレーサーを目指す青年の挑戦が熱すぎる
ツボを抑えたスポコン演出とコーチらとの関係性の成熟が素晴らしくて、終始甘泣き案件

ただゲーム伏線もっと仕込んで大一番レースで
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ホーリー・トイレット(2021年製作の映画)

2.9



目覚めたら仮設トイレの中
の密室グロキモスリラーで序盤のワクワク感と緊張感絶望感はかなりのモノ
、、なんだけど悪ふざけがすぎて間延び感が凄いのと、さすがにグロすぎ&胸糞に振り切り過ぎててしんどい(
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#マンホール(2023年製作の映画)

3.3


ワンシチュ密室スリラーの佳作

手狭い設定から繰り出される多彩な緊張感がピンと張って最後まで楽しめました
多少無理やり&都合良すぎ展開もあれど、それを上回る○○があるので大目にみます爆

制作陣の意
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シャザム!~神々の怒り〜(2023年製作の映画)

2.2


あーつまんね
相変わらず敵も味方も''何ができてどれくらい強いのか''が不明瞭だからバトルが一切面白くないし、ダメージ感も不明

能力の相性とか協力技とかほぼ皆無でストーリーも盛り上がらないから、結
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シャイロックの子供たち(2023年製作の映画)

2.9


安心して楽しめる池井戸潤作品だけど、半沢直樹を見てる分、今作の事件スケールが小さめで満腹感控えめ
(池井戸潤の世界観って全部繋がってると思ってるんだけど、上戸彩出てるのはがっかり、、)

借りたお金
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ハート・オブ・ストーン(2023年製作の映画)

2.3



ハイテク装備×女性アクション×大予算も、新鮮味弱い&現実味弱いでチープ感が凄まじい
都合の良い人物配置にヌルッとしたストーリー運びは面白くないし、推進力が弱い

ガルさんじゃなかったら目も当てられ
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ゾン100 ゾンビになるまでにしたい100のこと(2023年製作の映画)

2.0



ブラック企業<<ゾンビ世界のがマシの風刺設定も、カッコイイアクションや工夫格闘があるわけではなく、ゆるめのコメディが延々と続くので、しんどい

青臭いセリフは漫画原作ゆえか、実写にするとさぶい
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ミッション:インポッシブル/デッドレコニング PART ONE(2023年製作の映画)

4.5



「あの場所でこのアクションをしたい!」の造り手の熱意野望を叶えるため、世界各地を巡り最高なシーンを魅せてくれるロードムービーアクション!爆

「選択」のテーマも良いコクを出していて単純な勧善懲悪で
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君たちはどう生きるか(2023年製作の映画)

1.2



誰か言ってやれよポニョあたりから宮崎駿は変だって
深読みすれば〜とかどうでもいいんだよまずストーリーが支離滅裂で面白くないし、テーマもRHYMESTER聴いてた方が短い時間でグッとくるわ
むしろこ
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マッシブ・タレント(2022年製作の映画)

2.3



ニコラスケイジが本人役としてそれまでの人生を振り返りながら巻き込まれる変化球潜入捜査コメディ

ニックの過去作ネタをこするのは良いんだけど、肝心のストーリーの起伏が激弱で素材をまるで活かしきれてな
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エターナル(2016年製作の映画)

1.9



誰もがずっと予測していたオチに向かって、ダラダラのんびり進んでいくだけのダメ映画
5分で終わる話をここまで引き伸ばされると、どれだけそれっぽい要素を詰め込んでも全然だめ

時間の無駄でした

RRR(2022年製作の映画)

3.7


前評判の高さも納得の熱苦しいアクション劇にしびれっぱなし!
乱闘シーンとかもう最高

ただ人物のモチベーションがよくわからないので、何がしたいんだ君は感を抱えながら観るハメに、、。

圧倒的されまし
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ヒットマン エージェント:ジュン(2020年製作の映画)

3.1


漫画家志望の殺し屋がてんやわんやに巻き込まれるアクションコメディ

ストーリーはベタだし、笑い所も外しまくってるし、アクションもどこかで見たことある感じだけど
作中に入るアニメシーンが楽しいので、多
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