なつミンさんの映画レビュー・感想・評価 - 2ページ目

(2023年製作の映画)

4.6

元気が出る映画。
信長=狂気、家康=たぬき、秀吉=大器。

おいらは秀吉、はなんか憎めない。ちょーどいい塩梅。

ウィッシュ(2023年製作の映画)

4.7

このレビューはネタバレを含みます

「ウイッシュ」、「誰もがスター!」などがとても泣けた。
100歳のおじいちゃんの願いが美しくてとても泣けた。

Z世代左翼運動家に激サさるフィクション。

メアリと魔女の花(2017年製作の映画)

3.8

魔法はいらない!って言った直後に魔法の箒で飛んでるところ、日本っぽい。

子どもたちに「帰ろう」と口々に言わせるのは、なんかずるい気がするけど、駿マナーなのでスルー。

ナイアド ~その決意は海を越える~(2023年製作の映画)

3.6

アメリカ的狂気。『ドリームプラン』と同型。現代においてスポーツ選手はなぜこれほどまでに”評価”されるのか。

ザ・キラー(2023年製作の映画)

4.4

「結局どーなるかわからん」と居直ってると盲目になり、「全ては計算できる」と意気込むと聾唖になる。
人間万事塞翁が馬。一喜一憂。

マーベルズ(2023年製作の映画)

3.5

このレビューはネタバレを含みます

宇宙って広いし、そして無限個の並行世界があるはずなのに、一個の太陽奪い合うって貧乏臭い話だなと思った。

不義遊戯練習風景は楽しかった。

ゴジラ-1.0(2023年製作の映画)

2.5

「ゴジラと私」的セカイ。ぶっ飛んだ銀座壊滅とワダツミ作戦シークエンスを無にする、過剰に演出される「生きろ!」的メッセージの数々。
また俳優の演技が地獄で、神木隆之介も浜辺美波も安藤サクラに至っても、共
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裸のランチ(1991年製作の映画)

4.6

交ぐわう。
「理由の平面をあくまで守ろうとする真面目さには、根本的な不真面目さがある。」

マグワンプ。

クライムズ・オブ・ザ・フューチャー(2022年製作の映画)

4.6

内なる解放を描いて、登場人物に”outer space”と吐かせる皮肉っぷりと、「介助」するラテックス有機体と、キャッキャ言いながらそれをメンテナンスする女子たち。

作品に「意味」を見出そうとする、
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コンスタンティン(2005年製作の映画)

3.3

リスカ=トリガー→ルシファー。
翼の折れたエンジェル。

カサブランカ(1942年製作の映画)

3.5

以前の恋人に人生を託しちゃう面の皮の厚い女と、表面上は気取ってるが”実は”正義感に熱い男の恋の始末なんて、「政治」に引き剥がされなんてしなきゃ、箸にも棒にも引っかからない、こと間違いない。

「第三を
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サスペリア(1977年製作の映画)

3.7

血が鮮やか。なかなか起きないジェシカ・ハーパー。

モンスター(2003年製作の映画)

4.6

連続殺人鬼が、自らの罪の意識に押しつぶされそうになるのは、ハッとした。「無敵の人」なんてどこにもいないんじゃなかろうか。

バービー(2023年製作の映画)

4.2

このレビューはネタバレを含みます

現代において、リベラルでいることの複雑さがよく分かる。
「私」が自由で創造的であるためには、欺瞞的で偏屈で、気を抜くと「死」を考えてしまう世界に免疫がなくてはならない。
男社会の表象に「馬」が出てくる
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ザ・フライ(1986年製作の映画)

4.1

変態≒融合≒発生。テレポッド!!
SFと昆虫のアマルガム。

プーと大人になった僕(2018年製作の映画)

3.7

子の問題から、親の問題へ。

「何もしない日」バンザイ。観光。
100エーカーのみんなかわいい。

プリデスティネーション(2014年製作の映画)

4.1

「未来」から循環的に流れてくる時間。計算式は要らない。

カッコーの巣の上で(1975年製作の映画)

4.1

ラスト、夜明けの曇天。
マクマフィーは何をされたのか。