かいさんの映画レビュー・感想・評価

かい

かい

悪は存在しない(2023年製作の映画)

4.4

このレビューはネタバレを含みます

日本で濱口監督だけどうしてここまで到達できるのか。
黒沢清監督とも違うような。

この年齢でこの円熟で今後どうなっていく。

オッペンハイマー(2023年製作の映画)

4.4

このレビューはネタバレを含みます

完璧で全く面白い。

いままで一番IMAXで見た意味があった。
壮大な遠景よりも、人物のヨリの方が効く。
縦比率が活かされてるから?

ヨリが多い分、人物への感情移入しかけるも、
後世への影響力が強す
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アイアンクロー(2023年製作の映画)

4.2

このレビューはネタバレを含みます

前の仕事が16mmだったので、
35mmのデジタル感にフィルムの意味が時代のトーンを表現し切れているか疑問。

と思いきや試合シーンの照明で効いている。
『ケイコ』に通じる。

両親を悪として描き切ら
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捜索者(1956年製作の映画)

4.0

このレビューはネタバレを含みます

オープニングとラストはやっぱり真似したい

ダイヤルMを廻せ!(1954年製作の映画)

4.2

このレビューはネタバレを含みます

犯人とトリックを観客は知っているのは、
サスペンス。
この仕組みはやっぱり面白い。
でもかなり組み立ては緻密でなくてはいけないのだろうか?

大統領の陰謀(1976年製作の映画)

4.0

このレビューはネタバレを含みます

時間と手間がかかったことをトップからの
トラックバックで表現する。
音楽なしのカットバック。
デスク電話シーンの印象的なフォーカス。

チャイナタウン(1974年製作の映画)

4.3

このレビューはネタバレを含みます

全ルックいいという恐ろしさ。

対話の中に一瞬入れる電話への目配せや、
小道具などのインサートがテンポを崩さず、
難解な脚本を絶対的悪役と悪女で
しっかり引っ張ってる。

正欲(2023年製作の映画)

4.1

このレビューはネタバレを含みます

顔のパックで母親の期待や楽しみはある様子。

駐車してから家に入るまでとか、
ラストシーンの余韻が悉く削ぎ落とされてて、
上映時間の問題か、
監督自身が編集しているからか。

断崖(1941年製作の映画)

4.0

このレビューはネタバレを含みます

ミルクの光と階段

汚名(1946年製作の映画)

4.2

このレビューはネタバレを含みます

ラスト、
階段一段一段を降りる、
それぞれの表情のクロス編集

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