音楽と記憶はとても深く結びついていて、誰かの思い出の音楽とそのエピソードから自分の記憶も掘り起こされる。
思い出の音楽からかつてあった故郷の姿が浮かび上がる。
2023年に東工大で行われた上映会で>>続きを読む
これを何と呼べばいいのか。
「悪は存在しない」を見る前にフィルメックスでこちらを鑑賞したので、初見ではなんとも評価し難かった。
「GIFT」から数週間後に「悪は存在しない」を見たら「GIFT」がまた>>続きを読む
出た、未成年の家出人を見つけても何もしない日本の大人たち。なんでこうなる?
2024年1月1日より以前に見ていたら2点くらいはつけたかもしれない。
この映画における諸々の表現は明確に良くない。
説明的な描写は気になるものの、そこまで不自然ではない。
最高裁で無罪になるところまで見たかったけどそうすると映画にはならないか。
東出昌大の演技が光る。
何の知識もない素人目線でもこの事件が「著作権>>続きを読む
絶対に音楽をなくした方がいいシーンなのに、音楽がとてつもなく映画の邪魔をする。
しかも何度も。
2024年にこんな時代遅れの映画作ってていいのでしょうか。
バーの店長を主人公にして映画作った方が面白>>続きを読む
監督が誰かということ以外の何の情報も入れずに鑑賞。
ファーストカットで舞台の稽古と思ったので、途中でもしかしたらこれは映画なのかと思い始めたらどこでその違いを判断するかということばかり考えてしまった。>>続きを読む
このレビューはネタバレを含みます
病気が治る人もいるが、一生付き合わざるを得ない人もいる。
徐々に治ったり、逆にひどくなったりもする。
2時間の映画内でいとも簡単に解決されたり、二人が結ばれることで解決するかのような展開にならなくてよ>>続きを読む
会話劇に定評のある濱口監督だが、会話の面白さはしっかり保たれたままショットの美しさがさらに底上げされてとんでもないことになっている。
企画の成り立ちが石橋英子氏のライブ用フィルムというだけあって音楽も>>続きを読む
余白のある脚本。あらゆるセリフが考え抜かれていることを感じさせる。
個人的にはかなり分かりやすく描かれていると思ったので外国語の映画を見慣れない層にもやり方次第で訴求できるのではないかと思う。
202>>続きを読む
「活動写真」という呼称がしっくりくる、とにかく美しい映画だった。
映画を後世に残していくことがいかに大事であるか。
思えば、自分は何かを強く両親に強請ったことがない。
生まれた時から物質に恵まれ、強>>続きを読む
昨今流行の「考察文化」に喧嘩売ったような映画で最高に心地よく、とにかく大好き。
この映画見た後考察なんか絶対しないでね。
スクリーンに映るもの全てが好き
(冒頭のオジサンですら好き)
そして驚愕のラスト
1993年にこんな映画があったなんて。
私より年上世代に相米慎二がいたなら、私たち世代(よりもやっぱり上だけど背伸びしたい思いを込めて)には橋口亮輔がいたんだな。
「渚のシンドバッド」を見た時も思った>>続きを読む
Filmarks試写にて鑑賞。
上映後のトークゲストの感想と全く違う意見だったり相当深く頷ける部分もあったり、人間は全部違ったり全部同じだったりするわけじゃないことを改めて思い知る。
分かる部分もある>>続きを読む
このドキュメンタリーに出てくる一部の政治家がいかに先見の明を持っていないか、未来に興味がないのか、国民に興味がないのかを表していてむしろ今見るべき作品になっていた。
世界は急速に変わっていく。
この>>続きを読む
「映画」としては目を見張るものはなく、会話劇にも中途半端さを感じた。
ただ、このストーリーの着地点としては(この言葉が適切かどうかは分からないが)誠実であるように思う。
このような映画が海外では作>>続きを読む
縦移動に横移動、とにかく移動移動移動。
誰が誰を好きで誰とくっついても最終的にはどうでもいい。
そもそもストーリーがどうでもいい。
映像に惹かれる。
2016年のTIFF以来の劇場鑑賞。
当時も消化しきれないような、特別な感情が湧いてきて劇場から歩いて帰ったことを思い出す。
濱口監督×岨手監督のトークショー付き上映で再見。
"映画の内容を覚えてい>>続きを読む
レビューや感想をしたためるのがとても難しい。
いろいろなことを代弁している作品のように思う。
アニメのことは全く詳しくないので良くわからないが、絵としては少し時代遅れなのかもしれない。
ただ、そんなも>>続きを読む
画がきまりすぎてて窮屈に感じる。
でも、ロケーションの素晴らしさ、魅力は感じた。
いろんな映画作家が今後韓国での撮影を試みるのではないだろうか。
この監督の作品の共通点は"さぁみんなで考えよう"的な>>続きを読む
アニメキャラクターがポーズ決めた一枚絵をバックにセリフ喋ってるようにしか感じられなかった。
実写じゃなくてアニメでやったほうがよかったのでは。
散々言われているであろう、戦いながらずっとセリフを喋るの>>続きを読む
このレビューはネタバレを含みます
タイトルの入る箇所が絶妙だった。
春に散るとはこういうことか。
タイトルでシーンを語る。映画でしか成し得ないことかもしれない。
観客に解釈を委ねるべきでないようなラストなのに「さぁラストこの人はどうな>>続きを読む
「ぬいぐるみとしゃべる人も、だれでも、優しくもあり優しくない」ということかな、と中盤くらいから思った。
登場人物みんなある意味優しくある意味優しくない。
でも、この違和感はきちんとセリフで回収もされて>>続きを読む
主演女優が好きじゃないと相当厳しいやつで、私にはやっぱり無理だった。
映画もなんだかコントっぽい。私にはあまり笑えない方向のコント。
ただ、主人公についてはどうにも分かってしまう。
分かってしまう切>>続きを読む
NIKEの靴を人生で一度も履いたことがない(ガチで)のに楽しめた。
いい意味で改変されていて、尚且つ美術もしっかり考査されていて違和感なく見れた。
日本映画もこうであったらいいのに。
このレビューはネタバレを含みます
懐古的な気持ちで期待せずに鑑賞。
サニーデイ・サービスに映画になるような力はあるのか?と思っていた(120%いい意味で)。
結果、ドキュメンタリーとして恣意的な部分は感じつつ結構映画になったなぁという>>続きを読む