りーさんの映画レビュー・感想・評価 - 3ページ目

りー

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街の上で(2019年製作の映画)

3.5

映画としての面白さには欠けるが、物語は好きだった。
この映画に出てくる人物みたいに、みんなストレートだったら苦労しないんだけどね。

渚のシンドバッド(1995年製作の映画)

4.5

名前だけはずっと知っていた作品、ようやく見た。
なにこれめっちゃいい!!
ロケーション、衣装、ちょっとした俳優たちの動きや視線から全てが好き。
相米慎二を初めて見た時と似たような感覚を覚えた。
初めて
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そして、バトンは渡された(2021年製作の映画)

2.6

印象が何も残らなかった。
永野芽郁さんが可愛かったくらいだろうか。
あまりにもおとぎの国の話すぎると私は感動できない。

ゆれる(2006年製作の映画)

3.6

このレビューはネタバレを含みます

10数年前に見た時はもっと良いと思ったはずなのにおかしいな。
今見るとどの登場人物にもあまり感情移入できないけど、一番好きなのは真木よう子の「やめてよ触らないでよ」の言い方。
ここは以前見た時も素晴ら
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流浪の月(2022年製作の映画)

3.0

このレビューはネタバレを含みます

好きな点
・ロケーションの匿名性(見る人が見たらもちろんわかるだろうが)
・ホンギョンピョの撮影、光の使い方

嫌いな点
・大仰なストリングスの劇伴とスローモーション

また家族から嫌な目に遭わされて
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妻は告白する(1961年製作の映画)

4.3

ラストシーンがクランクインだったという話を鑑賞後に聞いて唸った。

鴛鴦歌合戦(1939年製作の映画)

4.5

花のように咲いた傘が美しい。
何度でも見たくなる映画。

さよならみどりちゃん(2004年製作の映画)

3.5

10年ぶりくらいに見た。
10年経った今、ユタカの方がなんかわかるようになってる。
ゆうこの家のロケーションが絶妙。
ラストで全てを解放するかのように歌って笑うゆうこを見て、観客は涙するのだ。

明け方の若者たち(2021年製作の映画)

3.0

エイリアンズの点数。

キリンジのイントネーションが違った気がしたけど、キリンジを知らない人はこの映画のイントネーションで言いそうだからこの映画の登場人物が発するイントネーションとしては正しいんだな思
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ドレミファ娘の血は騒ぐ(1985年製作の映画)

3.3

何本も黒沢清作品を見てきて、2022年のいまさら初見でこれ見て、いまさらゴダールだ相米だって言っちゃダメだと思うから言わない。
とりあえず女性のヌードを出しておけば好きな映画が作れた時代があったんだな
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宮本から君へ(2019年製作の映画)

3.1

フィックスでよくない?ってところも手持ちカメラで撮影されている。
それがこの監督のカラーなのかな。
スマホ出てこないしこれは1970年くらいが設定かと思いきや普通に現代でびっくり。
原作はどうやら19
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女子高生に殺されたい(2022年製作の映画)

3.0

クライマックスとラストがちょっと微妙だったけど、序盤の河合優実が最高だった。
特筆すべきは彼女だが、女子高生キャストはみんなとても良い。

先生、私の隣に座っていただけませんか?(2021年製作の映画)

2.0

展開が読めないと思わせておいて最初から読めるという、これはこれで新しい(残念な)切り口。
あえての演出なのかもしれないが、登場人物が全員ファンタジーの世界の住人のようで人間味が全くなかった。
というこ
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花束みたいな恋をした(2021年製作の映画)

2.7

とても不自然なセリフを「自然体の演技」でやられるとちょっと小っ恥ずかしいな。

音楽や映画の趣味が合う同世代の異性に出会ったことなんてないなぁ〜
そんな人に出会ったら奇跡かも。

悲情城市(1989年製作の映画)

5.0

初見は2015年の東京フィルメックス。ホウシャオシェン監督のQ&A付き。
2回目は2021年の仙台。濱口竜介監督の解説付き。

まず、初見の際いたく感動して衝撃を受けたはずなのに映画の内容を全く覚えて
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グッバイ・クルエル・ワールド(2022年製作の映画)

3.0

「何かから搾取されるのが嫌なら搾取する側に回ってやろう」
その目論みは一見成功するかに見えるが、結局搾取されてしまう。
「自分は搾取する側の成功者だ」
それは思い込みに過ぎず、知らず知らずのうちに搾取
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冬物語(1992年製作の映画)

4.5

このレビューはネタバレを含みます

シャルルだ、絶対これシャルルだ!!って思った瞬間めっちゃときめいた。。
フランスもお正月までクリスマスの飾り付けしてるんだっけ。
盆と正月ならぬクリスマスと正月が一緒にきた最高のラスト。幸せ。

春のソナタ(1989年製作の映画)

3.8

マウント取り合う女3人の横でハムが全く切れない男に爆笑。

ロメールの脚本に素で笑ってない?

ロケーションもだけど衣装がオシャレ。
2022年現在全く流行ってない膝上のフレアスカートが素敵だった。

シン・ウルトラマン(2022年製作の映画)

2.0

シンゴジラも日本人の日本人による日本人にしかウケない作品だったけど、こちらもそうだった。
それ以前に、これは果たして映画と言えるのだろうか。
映画とはその国に今生きる人々を映すものだと思うが、これが日
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メリー・ゴー・ラウンド(1981年製作の映画)

2.9

リヴェットはなんとなく目をやるくらいが私にはちょうどいい。
でも、見れてよかった。

さがす(2022年製作の映画)

2.8

評価が高いところ水を差すようだけど。
結末が読めて心の底から驚かされる瞬間がなかった。
さすがにそんなことしないのでは?という「人物を都合よく動かすための人物」が多く登場するところに気持ちがのれなかっ
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トッツィー(1982年製作の映画)

5.0

これは主題歌「It Might Be You」につけた点数と言っても過言ではない。
曲を先に知って映画を見てなかったのでようやく見れた。
映画もgood movieでした。

Love Letter(1995年製作の映画)

4.0

このレビューはネタバレを含みます

このような90年代を代表する有名な邦画をことごとく見逃している。
ようやく機会があって見れたけど、素晴らしい映画だった。
「藤井樹」ってジェンダーレスな名前でいいなぁ〜って思ったらかなり直接的にその名
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残穢 住んではいけない部屋(2016年製作の映画)

2.4

ナレーションで話が進んでいくタイプの映画は好きではない。

「住んではいけない部屋」ってサブタイトルは絶対ない方がいいのにつけざるを得ないのが日本映画界。

よこがお(2019年製作の映画)

3.7

このレビューはネタバレを含みます

「どこにでもいそうな顔だからどこかで会ったことあると言われる」(意訳)
というセリフで無条件にこの映画が好きになってしまった。
なぜなら自分がまさにそうで、常々これで切り返してきたから。

市川実日子
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99.9-刑事専門弁護士‐ THE MOVIE(2021年製作の映画)

2.3

「警察を無能に描いてはいけない」
という黒沢清監督の言葉を始まって数分で思い出させてくれた。
警察がそんなところ見落とすわけがないだろうというトリックが出てくると一気に興醒めする。
アニメとか漫画の世
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私をスキーに連れてって(1987年製作の映画)

2.5

テレビでやってたから見た。
ストーリーはどうでもいいけど音楽が80年代感満載でよかった。
この時代を全く知らないけれど、この時代が思春期だった人たちを少し羨ましく思った。

シン・ゴジラ(2016年製作の映画)

2.2

楽しめなくはないんだけど、、、
あまりに日本的表現すぎて冷静に考えると微妙。
アニメ見てるみたいだった。

晩春(1949年製作の映画)

5.0

声出して笑って、ちょっぴりほろ苦くもあり。
最高の映画。