キクラゲさんの映画レビュー・感想・評価 - 3ページ目

キクラゲ

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ハロウィンII/ブギーマン(1981年製作の映画)

4.0

前作よりテンション高めのためイマイチ不気味さが足りないかなーと思います。

特に緊張感があるわけでもないためやや退屈でした。ただ、廊下をブギーマンが歩くシーンや平然とガラスを突き破るシーンなどなど、良
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ハロウィン(1978年製作の映画)

4.6

見直し。

最初にロブ・ゾンビ版を鑑賞していたので、何故ローリーを執拗につけ狙うかの理由がわかった状態で見てしまったのはもったいなかったなーと(まあ後付けなのでしょうが)思います。

それでもやっぱり
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暴力人間(1997年製作の映画)

4.5

ニコニコチャンネル版を鑑賞。

『バチアタリ暴力人間』はがっつりリメイクだったのかと確認。白石晃士節がしっかり出ておりました。

小さな目撃者(1970年製作の映画)

4.2

期待していなかったこともあってか、なかなか楽しめました。

狼少年うんぬんは正直どうでも良くて、犯人側の全く後先を考えない殺しっぷりや、見得を切って登場する割によく考えたらそんなに活躍してない登場人物
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血の祝祭日(1963年製作の映画)

3.2

初H・G・ルイス作品。

映画史上初めて内臓をアップで写したという点で重要な映画。ただ一つの作品としては酷い出来。

ソウ(2004年製作の映画)

3.4

見直し。

話どうこうというより、ゼロ年代感強めの編集がちょっと苦手です。

恋のクレイジーロード(2018年製作の映画)

4.7

このレビューはネタバレを含みます

24時間限定ニコ動での配信にて鑑賞。

期待に違わぬ作品でした。短編故か予算の低さを感じさせないリッチな映像です。

試練として立ちはだかるのはやっぱり江野祥平。ブチってくれ〜と泣き叫ぶ姿が非常に良い
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デッドマン(1995年製作の映画)

4.8

難しいことは分かりませんが、単純に娯楽映画として非常に楽しめました。

関わった人間が次々と死んでいく中で、自分だけは死と再生を繰り返してしまうデッドマンの悲しみ?を映画的に見事に表現できていたように
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都会のアリス(1973年製作の映画)

4.2

初ヴェンダース…だと思ってましたが『誰のせいでもない』を公開当時観ておりました。

ほっこりしつつも暗くて重い空気感がなんとも。アリスの演技は大人顔負けの凄さでした。

カンニバル!THE MUSICAL(1993年製作の映画)

4.3

サウスパークに繋がっていると思われる要素が所々にありました。ミュージカルシーンは良いですし、ゴア描写もしっかり、笑えるところもいっぱいあるのですが、いかんせん荒削りすぎてちょっと合わず。

ただ、この
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パララックス・ビュー(1974年製作の映画)

4.3

『コールガール』と同様、よく出来た映画ではないですが、妙に心に引っかかる映画でした。

全編通してドライな感じは非常に良かったです。途中から設定が飛びすぎてちょっとテンションは落ちますが、洗脳映像はな
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顔のない眼(1959年製作の映画)

4.6

超有名作品初見。

なるほど、市川崑版スケキヨの原点はこれだったのですね。

今の眼から観ても家や手術室の美術が非常にオドロオドロしく怖いです。肝心の手術シーンもしっかり見せてくれ、切り方が結構雑な感
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ナイト・オン・ザ・プラネット(1991年製作の映画)

4.8

これまで観てきたジャームッシュの作品(初期の数本だけですが)の中ではベスト。全エピソードがめちゃくちゃ面白いです。

どのエピソードも足と目が妙に印象に残りました。

ザ・ピーナッツバター・ファルコン(2019年製作の映画)

4.4

若干引っかかる部分があったものの、熱い冒険映画でした。一番グッときたのはソルトウォーター登場シーンですかね。

意図的かどうかは分かりませんが、分かりやすい打ち解けシーンがなかったのが個人的には良かっ
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ミステリー・トレイン(1989年製作の映画)

4.6

『デッド・ドント・ダイ』の予習として。

エピソードとしては第2章が1番好みでした。永瀬正敏のキュートな感じやブシェミの相変わらずの困りっぷりも非常に楽しかったです。

サンク・リーがホテルマンってな
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屋根裏の殺人鬼フリッツ・ホンカ(2019年製作の映画)

4.6

可哀想な過去話がチラッと出てきたりはするものの、基本的には同情の余地なしの主人公を淡々と見せつけてくるのが非常に素晴らしいです。なのになんだか感情移入もしてしまう不思議。

街を歩くときの横スクロール
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マイライフ・アズ・ア・ドッグ(1985年製作の映画)

4.8

超有名作品初見。

ラッセ・ハルストレム監督作も初見で、なんかいっぱい犬の映画撮ってるよねーくらいの感じで観たらぶっ飛ばされました。

人物配置とかエピソードの温度感とかが超ドストライク。毎回思います
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欲望という名の電車(1951年製作の映画)

4.8

超有名作品初見。

戯曲の映画化ということで、演劇感は非常に強いです。全体的にちょっと過剰というか。

ただ途中からそんなことどうでも良くなってくるぐらいこの狂ワールドにドンハマりしました。ヴィヴィア
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デビルズ・ゾーン(1978年製作の映画)

4.0

このレビューはネタバレを含みます

確かにこれはマネキンが動くことだけにほぼ特化したような作品ですね。

全体的にイマイチ緊張感がなく話もつまらないのですが、マネキンは流石に不気味でいい味。終盤、助けに来たアイツの腕が外れるシーンとラス
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アキラ AKIRA(1988年製作の映画)

4.5

超有名作品ながら初見。

なるほどカルト化するのも大納得のパワーに満ち溢れた映画でした。物凄い表現のごった煮なので1回では味わい尽くせない映画ですね(少なくとも僕には)。原作も何度か手に取っては何とな
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殺しの分け前/ポイント・ブランク(1967年製作の映画)

4.5

見直し。

原作もこんな話なのか、いずれ『ペイバック』の方も観てみたいです。

深作欣二はこれを参考に『暴走パニック 大激突』を撮ったそうですが、そんな映画だったっけ!?そっちもいずれ見直そうと思いま
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ナイロビの蜂(2005年製作の映画)

4.0

終盤、露骨に失速してしまったのが非常に残念。『シティ・オブ・ゴッド』でもグラグラカメラワークは苦手だったのですが、両方同じ撮影監督なのでその人の仕事なのでしょうかね。

とはいえ本名を名乗った直後に偽
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小人の饗宴(1970年製作の映画)

4.6

諸々理解できていないのですが、時折見返したくなる映画。

ハーレイ・クインの華麗なる覚醒 BIRDS OF PREY(2020年製作の映画)

4.6

ダレるっちゃあダレますがかなり楽しい作品でした。陽気な感じに振り切ったのがちゃんとプラスに働いていたと思います。あとメアリー・エリザベス・ウィンステッドが活躍していればそれはいい映画なんですよきっと。>>続きを読む

ジャッジ・ドレッド(2012年製作の映画)

4.3

全体的に非常に緩い作りではあるものの、どんどこどんどこと潔く死人が出る愉快な作品。どう考えても危ない存在のジャッジへの糾弾めいたものが特になかったのもなんかよかったです。

ドレッドの法ジャンキー感は
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アモーレス・ペロス(1999年製作の映画)

3.4

うーん、これもタランティーノフォロワーの一つなのでしょうかね?

全体的に分かりきった結末に進んで行くまでが長く間延びしていて、面白いところはあるものの全体的にはやや退屈。特にラストのエピソードは流石
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ムトゥ 踊るマハラジャ(1995年製作の映画)

4.8

超有名作品初見シリーズ。

去年映画館で上映していた時、長いからという理由だけで観るのをやめた自分を引っ叩きたいです。
ジャンクな魅力の映画なのかと思いきや、映画に必要なものが全て入っているかのような
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レ・ミゼラブル(2019年製作の映画)

4.6

優しさと怒りに満ちた恐るべき映画でした。

『レ・ミゼラブル』に関しては2012年の映画版しか観ていないので、どれくらい今作と共通点があるのかはぼんやりとしか分からず。とにかくこんな世界があるのか!と
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マッドマックス 怒りのデス・ロード(2015年製作の映画)

5.0

IMAXでのリバイバル上映にて。

初めて観た時以降、他作品で3Dメガネをかけるたびに「なんかの間違いでマッドマックスかからないかなー」と思っていた僕の願いが叶いました。あと何百年経とうがこの作品が色
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ベスト・キッド(1984年製作の映画)

4.2

有名作品初見。

思ってた以上になかなか変な映画でした。
あと30分くらい削れるんじゃねーかなとは思いつつ、ミヤギとの友情?にはなかなかグッとくるものが。スパッと終わる感じもとても良いです。