ロンしたことないさんの映画レビュー・感想・評価 - 9ページ目

ロンしたことない

ロンしたことない

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聖なる鹿殺し キリング・オブ・ア・セイクリッド・ディア(2017年製作の映画)

4.4

いつのまにアマプラに!

「目には目を 父親殺しには代償を」
呪いのような 何か が一家を破滅へと導く。

『女王陛下のお気に入り』の家族版、
とも言える終盤の媚び売り合戦が見所。
欲に忠実な浅ましい
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ムーンライズ・キングダム(2012年製作の映画)

4.7

ちょっぴり尖った12歳の少年少女の
駆け落ち劇をオフビートに描いたラブコメ。

逃避行の中身はいかにも12歳。
なんだけど、2人の若さ故の「無双感」は
羨ましく思うほど。

ユニークで説明のない物語の
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LAMB/ラム(2021年製作の映画)

3.8

産み落ちた羊ではない 何か が
夫婦に災厄をもたらす。

所々睡魔がきて、羊から手が生えてるのが
夢かと思ったら全然ふつうに半獣人だった。
その半獣人に向けられる歪な愛情、
人間のエゴがおぞましい。
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傷物語-こよみヴァンプ-(2024年製作の映画)

4.6

傷物語三部作の総集編。三部作は未鑑賞。

西尾維新の世界を映画館のスクリーンで
浴びれたことがまず嬉しかった。

複数の質感が次々と入り乱れる映像。
グロテスク。それでいて官能的。
物語シリーズの構築
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マジカル・ガール(2014年製作の映画)

4.6

これは凄かった。

白血病の娘の願いを叶えるため
奔走するお父さん、から始まり、
2人の「魔法少女」をファム・ファタールに
据えた陰鬱なフィルムノワールへと変貌。

数多の点と点が結ばれて線になる
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ヴィーガンズ・ハム(2021年製作の映画)

3.9

肉屋 vs ヴィーガンのブラック・コメディ。

サクサク見れる序盤の展開、
殺人のテンポ感が気持ちいい。
楽しいホラーでした。

そんな今日の夜ご飯は焼肉。

アミューズメント・パーク(1973年製作の映画)

3.8

社会風刺の心理的ホラー。
結局のとこ、現実が1番怖い。

愉快な遊園地を舞台に、
あらすじ通り罵られ、大変な目に合う。
現実が辛辣すぎて笑えない。

霞んだ映像、突然の無音、不協和音。
不気味な笑い声
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世田谷ラブストーリー(2015年製作の映画)

4.0

backnumberの曲を元に映像化。
頼りない千次と高嶺のイチコの恋物語。

何気ない恋の駆け引きや、失恋。
その歌詞に浮かぶ情景を丁寧に映像にする。
どことなく自身の経験に重ねて見れる所が
さすが
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My Best Friend's Wedding/My Best Friend's Sweating(原題)(2011年製作の映画)

3.8

なるほど、スイスアーミーマン。
できるべくしてできたのがよくわかる。

アホアホを大真面目に撮る。
たまらんなく好き。なんだこれ。

BFG:ビッグ・フレンドリー・ジャイアント(2016年製作の映画)

3.4

巨人と少女の友情を描いたファンタジー。

絵本を映像化したような
ファンタジックな美しい映像。

童心に帰れる作品。

ディック・ロングはなぜ死んだのか?(2019年製作の映画)

3.9

女警官がまとめてくれた
「人間は計り知れないですね」
これに尽きる。

アホアホの中味を超ウェットに、
シリアスに描いたクライム作品。

『 Swiss Army man』っぽいなと
見てたら監督同じ
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カラオケ行こ!(2024年製作の映画)

3.9

男子中学生と歌下手ヤクザの友情物語。

思春期中学生の難しい時期の感じを
ヤクザと交えてコミカルに描く。

ケラケラ笑う感じではないけど、
いいとこついてくるなあという笑い。
狂児の名前とエンディング
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悪魔のいけにえ(1974年製作の映画)

3.8

殺人鬼一家とサリーちゃんの
狂気で恐怖の逃走劇。

あっけない程に1人、2人と
フラグ回収され、清々しいスプラッター。
後半で序盤のいろいろが繋がっていく
ストーリー構成もよかった。

ちゃんと怖かっ
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シャイニング(1980年製作の映画)

4.1

閑散期のホテルで起きる怪現象スリラー。

「絶対に怖がらせてやる」の意志を感じる
音の使い方、カメラワーク。まんまと
ビビり散らかした。

有名シーンが見れてはぴ。|🫣|

あの花が咲く丘で、君とまた出会えたら。(2023年製作の映画)

3.4

いつの間にそんなでか愛になってた?!
と百合と彰には置いてけぼり感。
ヒロインの言動の無責任さが気になり
基地と資料館のシーン以外はうーん。

石丸と千代ちゃんをメインに据えて
見たかった感がある。

君の靴で歩けば~Side A(2023年製作の映画)

3.7

SSFF&ASIA ⑩

青年と老人に芽生えた絆。
絵の具が散った靴を見る度に、
互いを思い出すのだろう。

ウィッシュリスト、わたしも書こう。

オービタル・クリスマス 聖夜を祝う全ての人に(2021年製作の映画)

3.5

SSFF&ASIA ⑨

クリスマスを祝わない男が起こした
優しい奇跡のSFショートフィルム。

ストーリーは、日本人監督らしい。
宇宙に浮かぶクリスマスツリーが素敵。

向かいの窓(2019年製作の映画)

3.9

SSFF&ASIA ⑧

向かいの住人を窓越しに覗き見る。
「隣の芝は青く見える」を映像化した
20分の短編フィルム。

百「見」は一「聞」にしかず。
話してみないとわからない事がある。

人との関わ
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映画大好きポンポさん(2021年製作の映画)

4.0

実写映画制作を描くアニメ映画。
劇中劇構造のサクセスストーリー。

成功を邪魔する悪役はおらず、あくまでも
クリエイター自身との戦いなのだと、
ひしひしと感じる。

映画制作の裏側、特に編集にフォーカ
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あと さん ねん(2018年製作の映画)

4.5

SSFF&ASIA ⑦こら大変に傑作。

言葉の通じない2人の
奇妙な感覚のヒューマンドラマ。

自分に向けて話すような博の独白。
日本語の音は綺麗ねと返すマリッサ。
噛み合わないけれど、だんだんと
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とんでもない計画/計画から出た地獄(2015年製作の映画)

3.1

SSFF & ASIA ⑥

ネコチヤンとインヌを利用した
マヌケな勧善懲悪泥棒ショートアニメ。

いうてもホッキョクグマとかか〜
思ってたら思いのほか罪重いのね。

まともじゃないのは君も一緒(2020年製作の映画)

3.9

数学の塾講師 大野とJK秋本が
「普通ってなんだよ」するドラマ。

大野と秋本の掛け合いのテンポが良く進む。
そうだよなあ。と前を向ける作品。

成田凌のきっしょい笑い方が癖になる。

mellow(2020年製作の映画)

3.9

ポスタービジュアルに惹かれて。

夏目を中心に回る片想いの矢印。同性愛、
歳の差の愛、ずっと好きだったの愛。
三者三様の片想いの形を描く人間ドラマ。

その片想いの行く末を、心地のよい
会話劇を通して
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壁を乗り越えて(2012年製作の映画)

3.7

SSFF & ASIA ⑤

おバカマヌケ男の刑務所侵入劇。
刑務所の真ん中で愛を叫ぶ。

パグ、刑務所のマスコット犬に
なってたらかわよい。

スタートアップ!(2019年製作の映画)

3.5

金髪ちょいグレ青年の再生ストーリー。

ボッコボコにされ、
はたまたボッコボコにされ、
またまたボッコボコにされ、
なんやかんやでいい感じに終わる 笑

マブリー🫶🏻👩🏻

スイス・アーミー・マン(2016年製作の映画)

4.7

死にたい男 と 生きたい死体。
どうかしてる設定からは想像しがたい程の
情感を孕んだA24配給のコメディ作品。

設定、プロット、ストーリー
ダニエル・ラドクリフの怪演
どれをとっても新境地すぎる。
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ハッピー・オールド・イヤー(2019年製作の映画)

3.9

断捨離をしながら過去と、人との清算。
人間関係に必要なマインドセットを
問うてくる。

元彼の「身勝手だったと認めて」
のくだりがいちばん胸にきた。

私にも断捨離の女神降臨して欲しい頼む。

永遠に僕のもの(2018年製作の映画)

3.4

実在の犯罪者「死の天使」をモデルにした
クライム・ドラマ。

てっきりスプラッター系の美しき殺人鬼を
想像してたから銃かあ。そっかあ。と
しょんもりしちゃって、
そのせいか、ストーリーも冗長に感じた。
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燃えよ!プチドラゴン(2009年製作の映画)

4.5

SSFF & ASIA ④

命の宿ったブルース・リーフィギュアが
部屋中を冒険するストップモーション。
めっっっっっちゃ好き 笑

ユーモラスな小ネタ満載で
ずっとクスクス笑える。

ルビー・スパークス(2012年製作の映画)

4.8

『LITTLE MISS SUNSHINE』の監督と
兄役だったポール・ダノが贈る、
彼女を〝綴る〟ロマンティックコメディ。

他にない設定に、やはり癖ある人物たち。
鼻でフスっと笑ってしまうシュール
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Wonder ワンダー(2019年製作の映画)

3.9

SSFF & ASIA ③

街歩くドラァグクイーン に憧れ、
ハロウィンに 変身 するサミーくんの話。

ラストの姿は間違いなく
ヒーローだったね。

プフ!(2023年製作の映画)

3.5

SSFF & ASIA ②

ママのアフィリエイトビジネスを
犬のプフ!が邪魔するドタバタコメディ🐕

10分程で十分ドタバタしてくれる。
ポスターが秀逸すぎる。

プールサイドで(2022年製作の映画)

3.6

SSFF & ASIA ①

脳卒中啓発のショートフィルム。
プール視点で語られる2人の恋、家族、病。

恋の喜びも 家族の幸せも 喪失の悲しみも
プールの中だけで表現するのが面白い試み。

ちょっと思い出しただけ(2022年製作の映画)

4.3

未練とも言いがたい、ただ、
「ちょっと思い出しただけ」

その質感をままに、断片的に照生と葉の
6年の月日を回想する。
始まりも、終わりもない恋の話。

忘れらない 場所 声 匂い 仕草、あの人。
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冷たい熱帯魚(2010年製作の映画)

3.9

そういえば昨年見てた。記録だけ。
キングオブ胸糞。

ストローク(2017年製作の映画)

4.1

名前も知らない青年が小さな黒猫と
小さく殻を破る短編ドラマ。

整然としたカメラワーク、セットからは
台詞がなくとも9分間で彼の人となりを
知ることができる。

ネコチヤンは世界を救う。

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