ゆにけさんの映画レビュー・感想・評価 - 5ページ目

ゆにけ

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チューリップ・フィーバー 肖像画に秘めた愛(2017年製作の映画)

3.5

チューリップの球根バブルに翻弄される人の喧騒、恋愛の狂気に取りつかれた男女の奸計、妻よりも赤子の命を選んだことの贖罪に全てを棄てて旅立つ夫、それぞれに見所があり、クラシカルな映像の美しさと共に堪能した>>続きを読む

リベンジャー 復讐のドレス/復讐のドレスコード(2015年製作の映画)

3.6

ケイト・ウィンスレット(相変わらず逞しきボディの持ち主)の美しさ、数々のドレス……目の保養にさせて頂きました☺️
閉鎖的な町での悪意や偏見に翻弄される才能豊かなティリーが最終的には復讐を遂げるブラック
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ミッドナイト・バス(2017年製作の映画)

3.3

利一の行動に優しさは感じない。
「重いんだよ」と拒絶し、やっと気持ちの整理をつけて歩き出したシホへ結局戻るじゃないか。
ミユキに対する親切な態度は、姑との関係に苦しんでいた時に夫として救えなかった事へ
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メン&チキン(2015年製作の映画)

3.2

マッツはキモ可愛くて笑えたが、何ちゅーか、全員狂っとる😆

バース・オブ・ネイション(2016年製作の映画)

3.7

小さな頃アンクルトムの小屋を読んで幼心に痛みを感じた。
差別する者はその価値観の中で生き、される者は不遇の訳を知ろうとする。
教育が必要なことの意味だ。
この作品のテーマは人類にとって忘れてはならない
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シドニー・ホールの失踪(2017年製作の映画)

3.6

時々前後する時間軸に混乱する。
中盤までは「ベストセラー作家」になった筈のシドニーの描写にどうもリアリティーを感じられずモヤモヤした。
後半、別な作家と関わり友人ブレットの心の闇の正体が明かされていく
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The Beguiled/ビガイルド 欲望のめざめ(2017年製作の映画)

3.3

トレイラーを見て、クラシカルな舞台と綺麗なコスチューム、美しい女性達の映像に期待したけど、本編になると何故あれほど暗いの?
何が起こっているのかよくわからなかったよ🤔
トレイラーはあえて明るく仕上げた
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女王陛下のお気に入り(2018年製作の映画)

3.7

強かで狡猾な二人の女性の中にあって、時に癇癪を起こし、孤独に苛まれ、病に苦しみ、自身の来し方に涙する……憐れにも見える権力者を絶妙に演じたオリヴィア・コールマンに拍手を贈ります。
♪可愛い振りしてあの
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ジーサンズ はじめての強盗(2016年製作の映画)

3.6

とにかくジーサンズが可愛いくてね♥️
そして主役の3人以外の配役もなかなか立派で楽しませてくれる。
自分なんかまだまだヒヨッコだと思わせてくれる作品😃
もう少し頑張って生きるぞ🎵

ゲティ家の身代金(2017年製作の映画)

3.0

クリストファー・プラマーの渋い演技もミッシェル・ウィリアムズの熱演も気に入ったのだけれど、ストーリーには今一没頭できない。
実話に脚色を加えた、と記すならもっと面白くできたんじゃないかと、少し残念に感
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ジャコメッティ 最後の肖像(2017年製作の映画)

3.5

演技派のジェフリー・ラッシュ演じる芸術家は見ごたえがあった。
気まぐれさのなかに時折見せる可愛らしさも笑える。
感性の世界に生きる者とはこういうものなのだろうと。
翻弄されるモデル役のアーミー・ハマー
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かわいい毒草(1968年製作の映画)

3.4

本当にサイコパスだったのは………
「見た目は普通なのに」の言葉には深い意味があったのだ。

しあわせの絵の具 愛を描く人 モード・ルイス(2016年製作の映画)

3.9

殺伐とした状況から始まる二人の関係が少しずつ変化していく……その描写はホッとするものだったが、なかなかに苛酷な生活だったことがうかがえる。
小さく不自由な身体に閉じ込められたイマジネーションの解放が彼
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ベロニカとの記憶(2017年製作の映画)

3.5

テーマは深く興味深いけれど、どうも人物描写と、心情表現が中途半端な気がしてあまり入り込めない。
ベロニカのキャラ設定はあれで良かったのかなぁ?
ミステリアスな若いベロニカが40年後にあの女性になる?
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ファントム・スレッド(2017年製作の映画)

3.5

性格ねじくれた天才肌の仕立て屋と普通の男女関係を育もうと望んで拒絶された女の戦い。
しかし女は強かった。
ただのトルソーじゃなかったぞ😶
自分が彼の世界を支配したいのだ。
……で、最終的に行き着いた倒
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ノクターナル・アニマルズ(2016年製作の映画)

3.6

これは面白い。
ギレンホール演じる「トニー」とはいったい誰の投影なのか……エドワードの目的は本当に復讐だったのか?
トニーの姿をエドワードにしてスーザンは読み進めている。
でも「夜の獣」とはスーザンを
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マンチェスター・バイ・ザ・シー(2016年製作の映画)

3.6

凍てつく街の風景の中、圧し殺した哀しみを抱いたリーの荒んだ生活と沈鬱な描写に視聴が辛くなる。
しかし、 いつか冬は終わり木が芽吹くようにリーの気持ちもほどけてゆく。
過去は変えられなくても、向き合い
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ダウンサイズ(2017年製作の映画)

3.0

後半は何?
マットデイモンの成長storyになってるじゃん。
体のサイズに関係ない展開にガッカリ感半端ない作品😣

アパートの鍵貸します(1960年製作の映画)

3.7

若きシャーリー・マクレーンの可愛らしさと、ジャック・レモンの純愛にちょっと切なさを感じながらも終わりよければ全て良し♥️な映画。
好き😊

君の名前で僕を呼んで(2017年製作の映画)

3.8

夏の風を直に感じるような北イタリアの風景描写に心奪われる。
十代のエリオの瑞々しい感情が眩しくて、危うさを感じながらも羨ましい。
オリヴァー……あんなインテリで、色気ダダ漏れのグッドルッキングガイとひ
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北の桜守(2018年製作の映画)

3.2

ストーリーは面白いと思ったが、演出がどうにもわざとらしく感じて感情移入しにくい。
途中途中に挿入される舞台シーンも私には邪魔でしかない。
ベテランを揃えているのだから、きっちりとシリアスに演じきって欲
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パーフェクトブルー(1998年製作の映画)

3.5

昨今のアイドルの身に降りかかるストーカー物かと思いきや、人格の解離やら妄想やら精神科的要素も強いサイコサスペンスだった。
これは現実なのか、夢なのか、はたまた妄想が生み出す仮想世界かのか、とても混乱さ
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怒りの葡萄(1940年製作の映画)

3.7

慣れ親しんだ土地を追われ、新天地を求めオンボロトラックで移動するが、行く先々で過酷な労働と搾取されて疲弊していく家族の姿を描く。
貧しい労働者階級の飢えた姿は胸が痛む描写だった。
息子(若きヘンリー・
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去年の冬、きみと別れ(2018年製作の映画)

3.5

面白い。
よく練られたストーリーと映像だと感じる。
正常と狂気、人間のこの転換が恐ろしい。過剰な愛情もまたひとつの狂気なのだろう。
北村一輝のだんだん憔悴していく演技が真に迫って良かった☺️
そして…
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バルカン超特急(1938年製作の映画)

3.2

マーガレット・ロックウッドが抜群にキレイ❗
ストーリーはサスペンスながらちょっとのどかな感じです😊

わが谷は緑なりき(1941年製作の映画)

4.0

炭坑の町に暮らす善良なる家族の愛情と成長の物語。
まず、映像の美しさに心打たれる。
モノクロながら絵画の連続のような風景を見せてくれる。
外連味の無い末っ子のヒューの目を通して語る人生の機微が、ひとつ
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ポーラー・エクスプレス(2004年製作の映画)

3.7

CGの人物造形は好きじゃないけど(もっと可愛い子をつくってよ)、映像は綺麗で、幼い頃に遠い国のサンタさんを待っていた無邪気な自分を思い出させる。
今はサンタワールドもハイテクだね😸

途中のジェットコ
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リピーテッド(2014年製作の映画)

3.4

ニコール・キッドマン&コリン・ファースによる記憶喪失物のサスペンス。
登場人物が少ないから理解しやすく、ストーリーがどう帰着するのかハラハラ感を楽しみながら観た。
人間の人生は記憶に支配されているよう
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光をくれた人(2016年製作の映画)

3.9

トムにとってイザベルは光であり、イザベルにとってルーシー、ハナにとってグレースは同じく光だった。
晩年のトムにかすかな光を予感させる暖かなエンディングが余韻を残した。

海の映像の美しさと相まって静か
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