味留守Pさんの映画レビュー・感想・評価

味留守P

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フルメタル・ジャケット(1987年製作の映画)

5.0

活き活きしたキャラクターに対して死んだ画面=シンメトリーをあてがうセンスに脱帽。

告白(2010年製作の映画)

3.6

過去作とは色味が違えど中島哲也的と言える、表現に徹している。

奇跡(2011年製作の映画)

3.4

すごくいい。いいんだけど、是枝さんの映画としては、なんだかちぃと物足りない。

愛のむきだし(2008年製作の映画)

4.3

タイトルバックまではギャグ映画か?と思っていたが断じて違う。紛い物じゃない、本物のラブストーリー。

ヒミズ(2011年製作の映画)

3.5

園子温は映像表現のどこまでゆくのだろう?もっと先を見てみたい、見せて欲しい。

花とアリス(2004年製作の映画)

3.5

鈴木杏の奇妙な魅力と蒼井優の圧倒的可憐さをカメラが余すことなく引き出している。

台風クラブ(1985年製作の映画)

3.5

わけわかんないは褒め言葉。だって青春時代でしょう?

菊次郎の夏(1999年製作の映画)

3.0

「ビートたけし」の映画。全体的に、久石譲の音楽に歩み寄ったきらいがあるが、人には薦めやすい。

ロスト・イン・トランスレーション(2003年製作の映画)

3.3

超個人的とでも言うべきだろうか、「ガイジン」の「ニッポン」が奇天烈で笑えた。

ブレードランナー(1982年製作の映画)

4.0

CG技術の発達では得られていない生臭い世界観に酩酊。

その男、凶暴につき(1989年製作の映画)

3.6

遠慮のない反復にニヤリ。この後の作品群にも見られる構図への拘りは後半、最も印象的なシーンで片鱗が見られる。

3-4x10月(1990年製作の映画)

5.0

北野武の映画、とりわけ事故前の作品は、1カット1カットがさながら絵画の如く(武本人も蓮見サンとの対談で語っている)美しいのだが、この作品はそれが際立って顕著。容赦なき暴力……その先を担うのは死、ただそ>>続きを読む

歩いても 歩いても(2007年製作の映画)

5.0

「日本」映画を一本選べと言われると、どうしてもこの作品に辿り着いてしまう。理由は多分、身に覚えがあるから。

リンダ リンダ リンダ(2005年製作の映画)

5.0

どれだけ糞真面目にバンドをやっていても、駄弁りがメインになってることがあったりする。ンー、よくわかってらっしゃる!非現実と現実の緩急もGOOD。

第三の男(1949年製作の映画)

3.5

シロクロじゃん、と侮るなかれ。徹頭徹尾感心しきり。

リリイ・シュシュのすべて(2001年製作の映画)

4.0

いつまで経ってもセンセーショナル。痛さがたまりません。

あの夏、いちばん静かな海。(1991年製作の映画)

5.0

なーんにも言いやしません。
極上のカタルシスを堪能あれ。

機動警察パトレイバー2 the Movie(1993年製作の映画)

5.0

アニメにカメラの概念を取り入れた画期的映像表現、美味也! 男の弱さ/女の強さを描いたライティングも素晴らしい。
押井守永遠のテーマ
=「現実と虚構」
……その根は依然として深い。