はるなさんの映画レビュー・感想・評価 - 3ページ目

はるな

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麗しのサブリナ(1954年製作の映画)

4.0

ただただスクリーンで、モノクロでのオードリーのアップが観たいだけで、午前十時の映画祭へ行ってきました🎥
結果、やっぱオードリーは美しい♡
コミカルなシーンやハンフリーボガードのセコさも面白かったけど、
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僕とカミンスキーの旅(2015年製作の映画)

3.0

「グッバイレーニン」の監督主演の再タッグという事で、ちとハードルを上げ過ぎた私(っていうか、興行にまんまと乗っかった私^^;)
高名なポップアートの巨匠。
その突飛な行動は、私にはバカ殿演じる志村けん
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美女と野獣(2017年製作の映画)

4.0

もう何度もアニメで観ているのに、ストーリーも全部知ってるのに、なのに感動した!
エマワトソンが綺麗で可愛いくて美しい過ぎる♡
歌が上手くて声が綺麗で、さらにさらに感動🎶
オープニングのエマが歌うシーン
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わたしは、ダニエル・ブレイク(2016年製作の映画)

3.5

全く前知識無しでの鑑賞。
でもシネリーブルさんでの上映だからある程度ハズレ無しと、なんか変な自信を持ってスクリーンへ。
結果、観て良かった^ ^
鉄の女改革あたりから「イギリスって、伝統と最先端、無関
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ラ・ラ・ランド(2016年製作の映画)

4.5

ずっと前に観てたのに、鑑賞後のワクワクが収まらず、なかなか文字に出来なかった^^;
それ位素晴らしい作品でした♡
しばらくスクリーンで観る事がなかった本格ミュージカル🎶
思わず踊り出しそうになる、オー
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最強のふたり(2011年製作の映画)

3.5

ああ勘違い^^;
この「最強のふたり」
すっかりアメリカの作品だと思い込み、今まで鑑賞を避けてきました>_<
この手のデリケートなテーマをアメリカハリウッドで取り扱うと、妙に冷めてしまうのが私の弱点>
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沈黙ーサイレンスー(2015年製作の映画)

4.0

直近映画館で観た作品、「インフェルノ」「Pk」そしてこの「沈黙」
偶然とは言え、宗教にまつわる紛争や悲劇を扱う作品が多いのは、やはり今の世相を反映しているからか。

高校時代に読んだ遠藤周作先生の作品
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PK(2014年製作の映画)

3.5

ヒラーニ監督とアーミルカーンによる黄金コンビ。
「きっとうまくいく」の感動再びと意気込んで映画館へ^ ^

ところがオープニングで登場は、鍛え抜かれたターミネーター風のMr.スポック^^;
「あれあれ
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ヒトラーの忘れもの(2015年製作の映画)

4.0

劇場鑑賞後、衝撃が強すぎてなかなかレビューに漕ぎ着けませんでした。
それ程強く複雑な印象を受けた今作品。
ドイツ軍が占領地デンマークの海岸線に埋めた無数の地雷群。
その地雷を、戦後混乱期にドイツ少年兵
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この世界の片隅に(2016年製作の映画)

5.0

ものすごく衝撃を受け、感想がまとまらないままのレビューです。

戦争の愚かさや悲惨さを後世に伝える「語り部」はもう少ない。
戦争を知らない私の様な50代60代は、「原爆の子」や「裸足のゲン」など、目を
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ローグ・ワン/スター・ウォーズ・ストーリー(2016年製作の映画)

3.0

「スピンオフだと自分に言い聞かせる事にする」...鑑賞後の感想^^;

とは言えやはりスターウォーズの冠を付け、しかも歴史的第1作に繋がるオープニングストーリーとしては如何なものか?

父娘の繋がりや
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インフェルノ(2016年製作の映画)

3.5

面白かった!
でももはやダビンチコードの面影は無く、ボーンアイデンティティを観ている様だった^^;

記憶を失ったラングドン教授。
フラッシュバックに記憶の断片...
ちょっと古さを感じる^^;
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キャプテン・フィリップス(2013年製作の映画)

3.5

最新作「ジェイソンボーン」を観て、無性にグリーングラス監督作品が観たくなりレンタル。

「トムハンクス船長とソマリア海賊のドラマかな」と、少しヒューマン系の臭いがしていたので今まで手を出していなかった
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アイガー・サンクション(1975年製作の映画)

3.0

1975年のスパイアクション物として、大学の美術教授であり、名画の収集家であり、登山家であり、殺し屋であり、スパイであり、女好きと言う主人公のイーストウッド。
もう色んな要素が入りすぎて、少々人を殺そ
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草原の実験(2014年製作の映画)

2.0

このレビューはネタバレを含みます

カザフスタンでの核実験
広大な平野での実験であっても、そこには多くの物が生息している...もちろん人間も。

そんな核の現実に対する警告が物語の柱となっていますが...

なんせセリフがない^^;
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ぼくとアールと彼女のさよなら(2015年製作の映画)

3.5

やられたぁ〜!
あまりにあっさりと、そして淡々と物語が進んで行くので、ラスト30分がとても切ない。

舞台設定は正に「桐島、部活やめるってよ」
学校ではどのグループにも属さない、映画を作る事を没頭する
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スター・トレック BEYOND(2016年製作の映画)

3.5

面白かった!
んっ? いや、単純に楽しかった!

監督がジャスティン リンに変わった事への先入観かもしれないけど、これはもはやスタートレックではない別物でした(^^)

JJによる新たな章が無事出航
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ボーダーライン(2015年製作の映画)

3.5

このレビューはネタバレを含みます

メキシコ麻薬カルテル撲滅の為に利用されたFBI捜査官ケイト。
彼女の眼を通して、常軌を逸した犯罪者対抗の是非を問う内容。
捜査の手法として、どこまでがボーダーラインなのか?

な〜んてのをテーマとして
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Mr.ホームズ 名探偵最後の事件(2015年製作の映画)

2.5

ダヴィンチコードを鑑賞し、無性にイアン マッケランが観たくなりレンタル(よくある事です^^;)

名優マッケラン&ドリームガールズのビル コンドン監督という事で、自然に期待値が上がりましたが(-。-;
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天使と悪魔(2009年製作の映画)

3.5

原作を忠実に映画化した、前作「ダヴィンチコード」から一転!
この「天使と悪魔」は、より映画として観やすく構成されていて好感が持てました。

でも作品の根っこは全く変わってなく、ヨーロッパにおける宗教観
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ダ・ヴィンチ・コード(2006年製作の映画)

4.0

当時随分話題になった原作を読み、複雑に絡み合うテンプル騎士団やシオン修道会、フリーメイソンなどの背景を解きほどいていく主人公ラングドンに、新しい形のシャーロックホームズを感じました。

そして待ちに待
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ティエリー・トグルドーの憂鬱(2015年製作の映画)

3.5

ドキュメンタリーのようなタッチで、現実をほぼリアルに表現していました。

40代半ばであろう、再就職を目指す男が直面する世界。

フランス版ハローワークでの実態
就職面接での現実
障害を持った息子との
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ハドソン川の奇跡(2016年製作の映画)

3.5

BSプレミアム「アナザーストーリー」では、副操縦士が新型エアバスA320の操作パネルに慣れていなかった事など、人為的ミスも事故の一因だとしていたので,..
劇中、機長はじめクルー全員の完璧な対応に少し
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羅生門(1950年製作の映画)

3.5

原作を読んでいた為、物語が怖過ぎて、今のいままで映画は観ていませんでした。
でもこれって、「羅生門」じゃなくて、ほぼ「藪の中」ですね(^-^;
物語の始まりは確かに羅生門だったので、途中まで「えっ、え
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ジェイソン・ボーン(2016年製作の映画)

4.0

鑑賞後の呟き「よかったぁ、元に戻って」

サスペンスもラブストーリーも、ヒューマンもアクションも、これだけ多岐に渡って演じきれる俳優さんって、過去にいただろうか?

グッドウィルハンティングで「いい役
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スポットライト 世紀のスクープ(2015年製作の映画)

4.0

良かった♪ 予想してたより遥かに良かった!

カトリック司祭による性的虐待の事実。
ボストン•グローブ新聞社の、スクープに至るまでの物語で、ある程度「こんなもんかなぁ」とタカをくくっての鑑賞。

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チリ33人 希望の軌跡(2015年製作の映画)

3.5

ニュースでリアルタイムにみていた救出劇。
もう一度おさらいをするように鑑賞しました。

チリで起きた落盤事故

水も食料も制限された、40度近い地下空間に、救助活動が行われるどうかもわからない。
陽の
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ミラクル・ニール!(2015年製作の映画)

3.0

もしも、なんでも希望が叶うなら♡
えっ! 普通三度まででしょう?(^-^;

人間誰もが一度は想像するシチュエーション^_^
透明人間が女風呂に入る映画を思い出した(なんやったっけ?)

もしもわたし
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ヘイル、シーザー!(2016年製作の映画)

2.5

鑑賞後、ここfilmarksのあらすじを読んで、誘拐事件の解決に臨む事が大筋だとわかった(^-^;

主役はだれ?
テーマはなに?
どこで笑うの?

映画「トランボ」と同時期のハリウッドを描き、同じタ
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シックス・センス(1999年製作の映画)

3.5

そこまでホラーではなかったけど、やっぱりこの手の作品は苦手だ(^-^;
オープニングからめっちゃ怖いムード満点(._.)
BS放送を録画しての鑑賞でしたが、観終わるまでに5〜6回中断して、やっとこさで
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ある天文学者の恋文(2016年製作の映画)

3.5

トルナーレ監督が描く世界は、どれも底辺に深い愛情と優しさが流れている。
今作品も、天文学者のエディと教え子エイミーとの間に流れる愛情に加え、お互いの深い信頼感を感じました。

オープニングでの二人の会
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長屋紳士録(1947年製作の映画)

3.5

終戦後の、日本の原風景
焼き尽くされた東京に、少しずつ築かれる建物や人々の様子がリアルに描かれていました。

長屋での人と人との距離感、配給品の情報交換など、ここから戦後が始まったんだと実感!

当時
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君の名は。(2016年製作の映画)

3.5

やっばり日本はアニメは、クオリティが高いと再認識!

そして平日の鑑賞にもかかわらず、老若男女でほぼ満席(小学生が居たのは振替休日だったのかなぁ?)
この作品の幅広い年齢層からの支持を感じました。
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お茶漬の味(1952年製作の映画)

3.5

安定の構図に安定の俳優陣、安定の小津ワールドでした^_^

今作品は夫婦のあり方を描いています^_^
既婚者には何かと思い当たる節が沢山あるある^^;

夜更けに夫婦で食べたお茶漬け
頑な妻の心が溶け
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チョコレートドーナツ(2012年製作の映画)

3.5

ゲイという性的偏見と、障害者が置かれる肩身の狭さ。
本来人間が持つ優しさや慈愛とは全く関係無いのに、それらは偏見の対象とされる。

ダウン症のマルコに対するゲイダンサー ルディの愛情は、母親のそれとも
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一人息子(1936年製作の映画)

3.0

いつの時代も、母親とはこういうものだ。

息子が一人前に育った姿に涙し、弱い心に負けそうな時は叱咤激励する。

反対に息子は、母親の期待に応えようと努力し、その喜ぶ笑顔を心の支えとする。

母と息子の
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