はるなさんの映画レビュー・感想・評価 - 5ページ目

はるな

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お早よう(1959年製作の映画)

4.0

1959年の作品、私が生まれる少し前の日本をコメディータッチに描いていました。

戦後復興、人々は新しい文化に憧れ、テレビや洗濯機購入を夢見る時代。
いわゆるご近所さんが1つのコミュニティーで、良くも
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天使にラブ・ソングを2(1993年製作の映画)

3.5

今回は教会から学園ものにシフト。
ウーピーの醸し出す雰囲気や歌声、作品全体の世界感は全く変わっていません♪

PART2は、音楽的に多様化していて、よりアメリカ的な演出でしたが、私はよりシンプルな前作
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インデペンデンス・デイ:リサージェンス(2016年製作の映画)

2.0

子供だましと言ってしまえば、子供に失礼だと思える作品。

前作ってこんなだったっけ?
20年も前なのではっきり覚えていないけど、もうちょっとしっかりした内容だったと思う(._.)

トランボ ハリウッドに最も嫌われた男(2015年製作の映画)

4.0

夏休み上映作品に話題が集中して、あまり話題になってなかったけど・・・
良かった! 凄く良かった♪

戦後、冷戦時代突入で生まれた「赤狩り」
ハリウッドで、ここまで徹底した差別があった事に、まず驚きです
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セルピコ(1973年製作の映画)

4.0

やっぱり良い、アルパチーノ!

汚職で腐敗しきった警察組織に、希望と正義感に満ち溢れて飛び込む、新人警官セルピコ。

腐敗に幻滅し、新たな部署で活路を見出だそうとするが、何処に行っても腐敗は蔓延してい
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天使にラブ・ソングを…(1992年製作の映画)

4.0

なんて可愛いシスター達なんでしょう♡

もちろん、主演のウーピーあっての作品ですが、私にはこのシスター達の集団がいとおしくて仕方ない(^.^)

ヘリのパイロットに呪いの言葉を浴びせる、あの一体感(^
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ゴッドファーザーPART II(1974年製作の映画)

4.0

パートⅡは、父ヴィト-と息子マイケルの、逃れる事の出来ない悲しいまでの運命を描いています。

親子の血とは、ここまで受け継がれるものなのか。
ファミリーを守るため、裏切りを決して許さない、たとえ血を分
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フラワーショウ!(2014年製作の映画)

3.0

う~ん、これもちょっと期待し過ぎたかなぁ(._.)

あまり馴染みのないガーデニング世界大会「チェルシー・フラワーショー」での実話。
劇場予告で「大逆転サクセス・エンターテイメント!」とあったけど、大
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リトル・ヴォイス(1998年製作の映画)

2.0

かなりの期待度を持って鑑賞。
結果惨敗(>_<)

主人公のLV(リトルボイス)とユアンマクレガー以外、みんな醜過ぎる(>_<)
言葉遣いや台詞が醜過ぎて、LVの美しい歌声まで穢れてしまうようです。
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アリス・イン・ワンダーランド/時間の旅(2016年製作の映画)

3.5

ティムバートン&ジョニーデップ
安定の白塗り、夢と魔法の世界感、に加え今回は時空間を行き交う冒険ファンタジーに仕上がっていました!

と偉そうに書きましたが、実は私、過去のアリスシリーズ観てないのです
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アルジャーノンに花束を(2006年製作の映画)

3.5

学生時代、原作を読んで大きな衝撃を受けました。
SFであり、ヒューマンドラマであるこの作品。
知的障害を持つシャルルが、実験的治療の結果、高いIQを持つ天才へと進化していく。

フランスで映画化された
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ジュリエットからの手紙(2010年製作の映画)

3.5

イタリアのベローナ、ロミオが愛を囁いたジュリエットの生家には、恋を綴った手紙を壁に貼る人達で一杯。
こんな所があるんですね♪

アマンダ・セイフライド目当てでレンタルしましたが、50年来の恋を実らせた
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バーレスク(2010年製作の映画)

3.5

シェールとアギレラ、まさに2大ディーバの共演♪

アイオワの田舎からスターを夢見てロスへ、というシンプルなサクセスストーリー。

ステージの世界では、ウジウジが蔓延するものだが、バーレスクの踊り子達は
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ストレイト・ストーリー(1999年製作の映画)

3.5

「ハートフルなロードムービー」がピッタリの作品♪

絶縁状態の兄に逢いに、冒険の旅へ。
オンボロ芝刈機に股がり、いざウィスコン州へ!

えっ? 500km先へ? 時速8kmで?

男は1度決めた事は最
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小早川家の秋(1961年製作の映画)

3.5

正に小津ファミリー総出演♪
加えて森繁久彌さんがチョイ役と、豪華共演の主役は中村鴈治郎!

私の地元、阪神間の造り酒屋が舞台とという事で、妙に親近感の沸きました♪

中村鴈治郎演じる小早川家の主は、や
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陽のあたる教室(1995年製作の映画)

5.0

作曲家を目指す音楽教師ホランド。
音楽を通じ、教師として、夫として、そして父として、心触れ合う半生を描いていました。

人生って、挫折や後悔の積み重ねですよね。

生徒達には、心から音楽を理解してもら
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マウス・ハント(1997年製作の映画)

3.5

久しぶりにみましたが、やっぱり面白い!

小さな子供が、バカな泥棒をおちょくる「ホームアローン」と、小さなマウスが、バカな兄弟をおちょくるこの「マウスハント」は、大のお気に入りコメディです♪

おんぼ
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ワン チャンス(2013年製作の映画)

3.5

「ブリテンズ・ゴッド・タレント」
イギリスのこの番組、スーザン・ボイルの活躍で初めて知りました!
その第一回優勝者ポール・ボッツの物語なんですね♪

何をやっても自信が持てないポールに、勇気を与える恋
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Dearダニー 君へのうた(2015年製作の映画)

3.5

アルパチーノが音楽系作品に!

「どんな演技をするんだろう?」
「どんな歌声なんだろう?」
ただそれだけが観たくて鑑賞しました。

先入観で、「いつ爆発するか」「いつ誘惑に負けるか」、ハラハラしながら
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疑惑のチャンピオン(2015年製作の映画)

3.5

アメリカのみならず、世界で最も偉大なアスリートの1人として評された、ランス・アームストロング。

個人的に自転車が趣味の私は、彼のドーピング発覚・タイトル剥奪のニュースに、はじめ耳を疑いました!

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シング・ストリート 未来へのうた(2016年製作の映画)

4.0

このレビューはネタバレを含みます

これは1980年代に青春を過ごした世代の私にとって、直球ど真ん中の作品でした!

ダブリンとニューヨークでラブソングを奏でたジョン・カーニー。
今度は再びダブリンに戻って青春ソングだなんて、どこまで感
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ブルックリン(2015年製作の映画)

3.5

「ハンナ」以来のシアーシャ・ローナン目当てで鑑賞♪
随分大人になってました(あたりまえ 笑)

アイルランドからアメリカブルックリンへ移住した少女の、甘く切ない恋物語。

前半は、田舎育ちのエイリシュ
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帰ってきたヒトラー(2015年製作の映画)

3.5

劇場予告を観て、完全にコメディーだと思ってましたが、実にシリアスな作品でした。

今のドイツが抱える問題、特に移民に対する国民のストレスを代弁するかの様なヒトラー。
強烈なメッセージと共に、戦後70年
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マジック・イン・ムーンライト(2014年製作の映画)

3.5

安定のウディアレン作品。
今回は純粋なラブストーリーと受け取りました(笑)

恋は魔法♪

超現実主義のイギリス紳士マジシャンと、スピリチュアルなアメリカ娘占い師。

二人の化かし合いは、詩的な会話と
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クライム・ヒート(2014年製作の映画)

3.0

トム・ハーディみたさにレンタル。
口数の少ない不器用な男を演じさせたら、やっぱり上手いなぁ♪

タイトル通りのクライムサスペンス作品で、ラストシーンまでの前振りでほぼ全編が構成されています。

チェチ
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ゴッドファーザー(1972年製作の映画)

5.0

何本かアル・パチーノの作品を観ると、自然にここに帰ってくる。
私の中で、ヒューマンドラマとして、サスベンスとして、この「ゴッドファーザー」を越えるものがなかなか無い。
それだけ衝撃を受け、そして完璧な
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秋刀魚の味(1962年製作の映画)

3.5

もう、笠智衆や東野英治郎が登場するだけでクスッとなる(笑)

でも知らぬ間に涙が溢れる(泣)

適齢期の娘を、家族友人みんなが気にかける、古き良き時代 昭和。

でも、娘を嫁に出す父親の気持ちは、今も
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東京物語(1953年製作の映画)

4.5

夏になると、何故か観たくなるこの作品。

いつもの様に、繰り返す短いセリフ。
いつもの様に、低いアングルからの画。
いつもの様に、笠智衆と原節子。

でも、観る度に感じ方が変わるのが、小津作品が描くテ
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ウォーリアー(2011年製作の映画)

4.0

凄い凄い、これはすごい!
格闘技作品でこれだけ泣いたのは「ロッキー」「レスラー」以来だろうか。

仲違いの兄弟が、それぞれに十字架を背負い、泥沼から這い上がり、総合格闘技の頂点を目指す。

兄ブレンダ
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イントゥ・ザ・ワイルド(2007年製作の映画)

3.0

本当の幸せとは?
優秀な成績で大学を卒業したアレックスは、自分が考える本当の幸せを求めて、全てのしがらみを棄てて旅に出る。

誰の力も借りず、自然の中で生きる事を求め、アラスカを目指すアレックス。
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カンバセーション…盗聴…(1973年製作の映画)

3.5

CIAスノーデン事件で明るみになった、国家ぐるみの事件。
誰も聴いていないと思ったら、全部筒抜けって、すっごく恥ずかしい。
でもそれが、犯罪に関係していたら、盗聴していた方も恐ろしい(>_<)

「ウ
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マダム・イン・ニューヨーク(2012年製作の映画)

4.0

ここの所、インド映画の良作によく出会いますが、これもすごく良い作品でした!

人生において、新しい世界に一歩踏み出すのは、いつも勇気がいるものです。
でも、その一歩が無いと見えてこないものは沢山ありま
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現金に体を張れ(1956年製作の映画)

3.5

85分という短めの尺
シンプルなストーリー
無駄のない会話(セリフ)
緊張感を煽る音楽
歯切れの良いラスト

「初期のキューブリック監督って、こんな感じの作品を撮ってたんだぁ」
というのが観賞後の印象
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カリートの道(1993年製作の映画)

4.0

スカーフェイスから10年
再びデ・パルマ監督とのコンビ作品。
役柄と同じで、荒々しさと言うか、少し角の取れた演技が良かった♪

二人とも、お互いの良い所を出し尽くしたというか、作品に安定感を感じます。
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アンダーグラウンド(1995年製作の映画)

3.5

1941年の世界大戦下から、戦後の冷戦期を経て、1992年の内戦までのユーゴスラビアを描いた作品。

このクストリッツァという監督、母国ユーゴスラビアの血塗られた歴史を、実にコミカルに、シュールにまと
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キック・アス ジャスティス・フォーエバー(2013年製作の映画)

3.0

監督代わると、こうも変わるのか!

ヒットガールありきの作品だけに、クロエ・G・Mの3年の成長は難しかったと思うけど、それを差し引いても如何なものか(>_<)

家なき子はヌードになってはいけない様に
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