20年以上前から繰り返し繰り返し観ている映画だけど、映画館では初鑑賞。(午前10時の映画祭)思い入れが強いので評点はパス。
オープニングのヨランダのセリフ
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リズベット&ミカエルはシリーズ中ベストだと思う。
小説を読んでいて思い描いていた2人に近い。
映画としてより良くまとまっていた。
リズベットの背中のドラゴンも良い。
コンテンポラリー・ダンスの演出、音楽の美しさが鮮烈。
素晴らしい調和。完成度が高い。
152分もあるけど長くは感じない。
おじいさんの服装がおしゃれで、
人や風景との対比が素晴らしい。
邦題より「最後のスーツ(El Ultimo Traje)」の方が好き。
マーク・ウォールバーグがとてもよい。
クセが強くて魅力的なキャラクターになっていた。
(ロンダ・ラウジーは全く活かしきれていなかった)
ただアクションシーンは揺れすぎ。
94分でも疲れた。
レディ・ガガの演技は予想以上に良かったし、
ブラッドリー・クーパーの歌も素晴らしかった。
ただ映画としてのスイングは弱かった気がする。
2人のスイングこそが、この映画のキモだと思うので。
マリア・カラスは歌だけを聞くと録音も古くて
それほど好きではなかったけれど、
大画面で映像と合わせて聴くと圧倒される。
ドキュメンタリーとしても映画としても
素晴らしい完成度。パンフレットも買った。
誰かが悪いと訴えるわけではなく、
公平であろうとする編集に好感が持てた。
それでも、みんなが誰かのせいにしていると伝わってくる。
ドラゴ親子の物語としか見られなかった。
アドニスよりヴィクター(ドラゴの息子)を応援してた。