三四郎さんの映画レビュー・感想・評価

三四郎

三四郎

日本人(1938年製作の映画)

2.0

ラスト一瞬、高峰三枝子の横顔が映った!あの美しい横顔のアップはきっと彼女だと思う。
全篇観られず、断片的。戦場シーンが多い。

プリシラ(2023年製作の映画)

1.0

スクリーンに“GAGA“のマークが出た時から期待はしていなかった。
どうも“GAGA”配給の映画とは相性が悪い。大変失礼ながら、“GAGA“のマークが出ると、予告は派手だけど中身は単純な安っぽい映画と
>>続きを読む

D3/マイティダックス(1996年製作の映画)

4.8

🏒8歳の頃、テープが擦り切れるまで何十回も繰り返し繰り返し観た作品!アイスホッケーに目覚めたのも、上達する為のヒントを教えてくれたのも、すべてこの映画だった。🥅

『飛べないアヒル』シリーズの中でも一
>>続きを読む

名探偵コナン 100万ドルの五稜星(みちしるべ)(2024年製作の映画)

4.5

素晴らしいね!超豪華オールスターキャスト勢揃い!
日本映画の未来はアニメにあり。
何と言っても日本人の心をくすぐる、そんな傑作だ。

幕末・明治維新から戦前・戦中の謎まで、この時代にスポットライトを当
>>続きを読む

舞姫(1951年製作の映画)

4.7

美しいなぁ、綺麗だなぁ、高貴だなぁ
映画の冒頭から高峰三枝子を眺めながら一人溜息をつき恍惚としていた。色香漂い落ち着きがある、和服姿がまた絵になる。

川端康成の作品を映画化したようだが、素晴らしい出
>>続きを読む

たそがれの維納(ウィーン)(1934年製作の映画)

4.7

豪華絢爛な最後の世紀末Wien…その華やかなりし過去の栄光を綺麗に綺麗に映像に収め遺した!
それが、この『たそがれの維納』だろう。もう冒頭シーンから洗練された雰囲気が漂い、優雅で気品がある。色ごとの噂
>>続きを読む

Dein Leben gehört mir(原題)(1939年製作の映画)

4.8

支那を思わせる東洋趣味の宴と支那風のメロディから始まるメロドラマ的犯罪映画。と言いたいところだが、どうもこの東洋趣味の宴は「蝶々夫人」をイメージしているらしい。欧米人にとっては、日本も支那も同じ文化に>>続きを読む

アンナ・カレニナ(1935年製作の映画)

3.1

ガルボは庶民の役より高貴な役の方が似合うのだけど、しかし色気がない。神秘的なのは間違いない。でも色気がない。色気がないというよりも人間味がないのか、だから神秘的という表現がしっくりくるのかしら。
そし
>>続きを読む

椿姫(1937年製作の映画)

3.0

シャンパン片手に笑う彼女
時にその瞳は涙に濡れていた…

友達がいいね、あのガストン…私は人生において彼のような人になりたい。彼の役を演じたい。
「愉快でおもしろいだけの人かと思っていたわ…実は心優
>>続きを読む

双頭の鷲(1947年製作の映画)

4.5

「僕はあなたを幸せにすることはできない、しかし僕らは紋章にある双頭の鷲になれる」
この作品は、宮廷もの悲劇で舞台劇をそのまま映画にしたような、舞台の映画化と思わずにはいられない作品だが、なかなか見応え
>>続きを読む

スザン・レノックス(1931年製作の映画)

2.5

サイレント時代のグレタ・ガルボを観たことがないが、やはり彼女は喋らない方が良いように思う笑
遠くを見つめるような淋しげな瞳さえあれば、彼女に言葉はいらない。

しかし、このヒロインの役、ガルボには合
>>続きを読む

うたかたの戀(1935年製作の映画)

4.1

この映画の秀逸なところは、フランス映画にもかかわらずキスシーンが一度も出てこないこと。クレジットのメロディでウィーンが舞台の映画であることがわかる。ここ最近観た映画の中ではなかなかいい映画だった。>>続きを読む

春の調べ(1934年製作の映画)

3.3

最初、サイレント映画かしらと思うほど、表情と仕種、音楽だけで魅せる。
なぜ英語?と不思議に思ったが、ケースカバーに書かれていた。アメリカバージョンだそうな。だからやっぱりカットされている。本来95分だ
>>続きを読む

パスト ライブス/再会(2023年製作の映画)

1.0

かなりつまらない映画だったなぁ。
じゃあ観るなよという話なのだけど…。

主役の二人が韓国人ではなく中国人に見えて仕方なかった。予告編を観た時、中国映画かなと思っていたら、韓国語を話していたので驚いた
>>続きを読む

坊やが盗まれた(1934年製作の映画)

4.5

ドロテア・ヴィークが観たい!ただそれだけの理由で鑑賞!笑
彼女の美しさはまさに国宝級です。

気になったのは息子との大胆な入浴シーン。顔じゃ笑っているが、アメリカ人が望むもの、求めるものを嘲笑して演じ
>>続きを読む

スウェーデンイェルム家(1935年製作の映画)

1.0

ハリウッドに渡る前のイングリッド・バーグマンが出ている。
ノーベル賞を貰えるような研究をしている父と長男、演劇に夢中の長女、中尉の次男、しっかり者の婆やさん、そして次男の婚約者のバーグマン。
ホームコ
>>続きを読む

大河への道(2022年製作の映画)

3.0

伊能忠敬の地図作りは「異国から身(日本)を守る為のはじめの一歩」だった。
ほぼ正確な日本地図を江戸時代に作ったのだから…、本当に凄すぎる。

処女オリヴィア(1950年製作の映画)

1.0

なんなんだこの映画は…。
少女趣味を詰め込んだ映画か?いや、少女趣味と言うよりも、繊細さが全くなく下品なくらい表現がストレートで喋りすぎるし積極的過ぎる。

当時のキネマ旬報を手にとった時に読んだのか
>>続きを読む

ナイン(1983年製作の映画)

3.4

名門進学校・青秀高校の試合を観ていた見知らぬ美女、その悲しそうな顔。
「彼女のあんな顔は見たくない。彼女には絶対に笑顔が似合う」
と、野球部に入る新見克也と唐沢進。ただそれだけで?と言われればそれまで
>>続きを読む

騙し絵の牙(2021年製作の映画)

3.0

なかなか面白い映画だった。
松岡茉優、演技の巧い女優さんだ。彼女が出る映画を観たのは初めてかもしれないが、なんだか表情や自然なお芝居に好感が持てた。

今日もまたかくてありなん(1959年製作の映画)

3.0

藤美恵、綺麗だなぁ。どこからどう見ても美人…!立てば芍薬座れば牡丹歩く姿は百合の花。
棒読みの科白でも美人ならスクリーンに映るだけで十分。
東宝の若大将シリーズに偶に脇役で登場していたが、その時は藤山
>>続きを読む

Winny(2023年製作の映画)

3.4

映画館で宣伝されていたが、結局観に行かなかったなぁ。
母からFacebookにこの映画がいきなり送られてきて観るに至った笑
2000年代に世界中を震撼させた「Winny事件」の真実の物語…だそうだが、
>>続きを読む

Trenck - Der Roman einer großen Liebe(原題)(1932年製作の映画)

3.5

将校トレンク男爵は、ポツダムにある宮殿の階段で王の末妹アマーリエ王女と出会い、二人はすぐに恋に落ちる。
戦争前夜、華やかな舞踏会が開かれ、 トレンクは舞踏会の警備にあたるが、アマーリエはその機会をとら
>>続きを読む

続・赤毛のアン/アンの青春(1988年製作の映画)

3.0

喜びを表現して「誰かがお月さまを取ってくれた気分」なんてメルヘンチックでいいね笑
フランク・コンヴァースがかっこよかった。微妙にロバート・レッドフォードに似ている気がする。

赤毛のアン(1986年製作の映画)

3.0

長いが丁寧にまとめている。
ステイシー先生役のマリリン・ライトストーンが一番印象に残る演技だった。まさに善き教師そのもの。
その他は大して印象に残らない。

オッペンハイマー(2023年製作の映画)

1.0

映画を観ていてだんだん腹立たしくなってきた。オッペンハイマーというインテリにありがちな内向的なくせに女好きで名声と栄誉を求める気の弱い男。科学者に道徳や倫理観など求める方がおかしいのだろうが、大嫌いだ>>続きを読む

名探偵コナン vs. 怪盗キッド(2024年製作の映画)

3.0

怪盗キッドかっこいいよなぁ。
今年の劇場版も必ず行くぞ笑

新妻はお医者さま(1941年製作の映画)

3.0

6年前からずっと観たかった作品!
久しぶりにバーバラ・スタンウィックを観られてよかった。彼女は表情も良いが、ベストドレッサーといった感じで銀幕に映えるね。

しかし期待してたほど面白くはなかった…笑
>>続きを読む

1秒先の彼(2023年製作の映画)

1.0

Zu langweilig…
挿入歌が昭和だった。
大丈夫か日本映画…。学生の自主製作映画のような出来だ。

花より男子ファイナル(2008年製作の映画)

2.5

小学生の頃、クラスの女子たちが「花より男子」や「花ざかりの君たちへ〜イケメン♂パラダイス〜」のドラマについてキャーキャー話していたのが懐かしい笑 
当時の私はドラマなんかどうでもよく、夏はカープ中継に
>>続きを読む

Das Mädchen und der Staatsanwalt(原題)(1962年製作の映画)

1.0

法廷シーンのアップの多さ。それもドアップ。最後も不良少女の涙のドアップ。
どう見てもヒロインが“Mädchen“(少女)には見えない笑 不良少女だからこれでいいのかもしれないけど…。

修道院長役のド
>>続きを読む

劇場版 きのう何食べた?(2021年製作の映画)

2.5

記録漏れしてた。
料理の話かと思って観に行ったらおばさまが多く、料理好きな人が見る映画かと思っていたら、ちょいと違った笑

Schachnovelle(原題)(1960年製作の映画)

2.5

チェスとシュテファン・ツヴァイクが好きで、ナチスのオーストリア併合…という、あの時代に興味がある人には結構面白い物語かもしれない。
私は内容には全く興味がなく、伯爵夫人役のドロテア・ヴィークを観る為だ
>>続きを読む

僕はラジオ(2003年製作の映画)

3.0

何度も目頭が熱くなる映画だった。
こういう映画が作れる、しかも実話なんだと思うと…、アメリカって大した国だね。どうも単純で純粋な若い国だと思ってしまったりするが、偽善者とは違う美しい心を持った人がいる
>>続きを読む

おまえの罪を自白しろ(2023年製作の映画)

1.0

全然面白くなかった…。
次男が犯人かと思って観てたら違った笑 犯人わかってからだと余計に次男が犯人の方がもっと奥行きのある映画になってたんじゃないかしらなんて思ってしまう。
長男は東京大学で次男は早慶
>>続きを読む

ザ・エージェント(1996年製作の映画)

2.5

良くも悪くもないけど、どちらかと言うとつまらない映画。
なんだか話の持って行き方が強引で単純なんだよなぁ。

トム・クルーズは安定してかっこよかった笑 何を演じてもどんなにつまらない映画でも「映画」と
>>続きを読む

>|