デンマーク人の一家は旅行中に出会ったオランダ人夫婦から週末遊びに来ないかと招待される。着くや否や違和感を感じるも穏便に済ませたい為気持ちを抑えてやり過ごす。しかしこの選択が地獄の週末となり絶望へ。空気>>続きを読む
SNSでのネタバレ厳禁ということなのでシンプルに記録します。前半にあるいくつもの伏線が回収される度にこういうふうに繋がるのか！と何度も思いながら鑑賞。噂通り異次元級にぶっ飛んでいますが、一貫性はありま>>続きを読む
セリフが少ない復讐劇。言葉よりも行動のほうに焦点を当てている作品。
主人公と犯人の関係性が徐々に濃くなっていきながら止まらない復讐ループにだんだんと笑いが込み上げてきました。
面白くて不気味。そしてア>>続きを読む
耳に残る音と画面に映る色が恐怖感を煽ってきます。壁の向こう側は収容所。毎日行われている虐殺の直接的な表現は無く感情移入はなし。
うめき声や銃声、焼却炉から出た煙、川に流れ着く人骨が静かに存在を示してい>>続きを読む
ゲイであるが故の寂しさと孤独を抱えているふたり。
「隅に追いやられて弾き飛ばされた」という言葉に心が締め付けられました。苦悩する中、突然80年代の世界に引き戻されそこには死別した両親の姿が。カミングア>>続きを読む
とても見応えがあって新感覚のホラーでした。予告を観てからちーちゃんの存在が気になって気になって…。違和感だらけの家族の前に現れたのは謎の少女ちーちゃん。ちーちゃんの親も毒親感満載でこの親にこの子あり。>>続きを読む
製薬会社フィンザーに勤めるアリス。
社会問題に触れている作品で不条理の塊。犯人に監視され自分の姿が見つかれば即狙撃される。アリスは知恵を絞りながら脱出を試みるが…。殺人鬼との間で繰り広げられるかくれん>>続きを読む
帰宅中に突然現れた何者かに火をつけられ焼死する大学生のクララ。
度々登場する黒猫が不穏な未来を予知しているかのようでした。
また、事件と同時に男女の社会問題にも触れています。
班長のヨアンと相棒のマル>>続きを読む
夫婦は訪れたリゾート地でひき逃げをしてしまう。その地では罪を犯した者は死刑というルールが存在。回避方法は大金を払い、自分のクローンを作り、身代わりにすることで免れることができる。お金で解決できる加害性>>続きを読む
ゆっくりと流れる時間が美しくて優しい。
そしてノスタルジック。
観ている側に静かな感動を与えてくれる作品。セリフは少ないのに登場人物達の心情がしっかりと伝わってきました。
校長先生の「おかえり」がどこ>>続きを読む
数字に取り憑かれた男が周りに巻き込まれながら隠された謎を追い求めていく…。 ここまで取り憑かれてしまうと本来見えるものが見えなくなり、見えないものが見えてきてしまう。
頭痛で苦しむシーンと幻覚シーンは>>続きを読む
洗礼を授けられていた為にユダヤ教の家庭から離れ、カトリック教徒として新たな生活に順応しなければならず、徐々に洗脳されていく姿には言葉を失いました。
忠実心から家族を改宗させようとしてしまう姿にも…。>>続きを読む
心の闇をテーマにした作品。
心の奥底に潜む怪物の存在が徐々に姿を現していく。欲望が目覚めた時、彼がとった行動は..。
ディアナとクリスチャンの容姿が似ていることも納得。また、主人公の性癖は社会問題でも>>続きを読む
エンドロールから始まる形式でマーラーの第五番、死から始まる内容に沿った作り。女性指揮者の苦悩を中心に描いている為、オケの演奏シーンは控えめ。重圧から徐々に闇堕ち。最終的にリディアにとって落ち目か幸運か>>続きを読む
舞台は1930年代のフランス。
街並みとファッションの美しさに釘付け。
女性蔑視問題をコメディタッチで描いているのでライトに鑑賞できる作品。女性は賢く強い！最後、男達の失脚ぶりといったら…。
おまぬ>>続きを読む
シリア人家族が亡命を求めベルラーシ経由でポーランド国境を渡る為に自国を脱出。そこで待ち受けていたのは国の確執と非人道的な国境警備隊。ふたつの国の間では遺体の押し付けと難民の戻し合いが。そしてその影にい>>続きを読む
とてつもなく切ない作品。美しいセリフがとても印象的でした。幼馴染と夫に寄り添う絶妙な距離感と間。緊張感ある場面がありながらも一線は超えない。悪役が不在なのも良かったです。最後、ナヨンの感情が溢れ出すシ>>続きを読む
今も尚、謎多きフェルメール。
光と影の表現方法に改めて魅了されました。
フェルメールだけが成せる技法と観る側を引き込ませる計算尽くされた作品の数々。
専門家の皆様のコメントにも夢があふれていてフェルメ>>続きを読む
このレビューはネタバレを含みます
ジミーは父親の治療費の為に友人と手を組み悪の取引に手を染める。当然失敗に終わり報酬もなし。マフィアから自分の墓の穴を掘れと命令され指示に従っていくと穴の中から女性の動く手が。埋もれている女性を助け出す>>続きを読む
心臓病の夫と認知症の妻が同じ空間に居ながらも2画面分割効果で老夫婦の孤独とすれ違いがリアリティに映し出されていました。所々に黒コマとノイズあり。親の死に直面した薬中の息子は葬儀屋から白い骨壺を薦められ>>続きを読む
感謝祭での事件が尾を引き、復讐による殺人事件が発生。人間の様々な欲深さを色濃く映し出していました。最初の伏線を見逃してはいけません。ジェスと同様、犯人を見誤らないことが試されます。最後の最後までお腹い>>続きを読む
密かに嗚咽するほど泣きました😭
周囲に迷惑かけられないので湧き上がってくる感情をなるべく我慢しながら鑑賞。子供目線から得るものと大人目線から得るものがあって素晴らしい脚本でした。
「ゆずりあい、たすけ>>続きを読む
春画先生」を観て春画に興味が湧き「春の画」を鑑賞。今回は更に詳しく知識を得ることが出来ました。何より感動したのが木版。現代では再現できない理由がそこにはありました。当時の巧みな手法と多数の色使いに息を>>続きを読む
マリー・アントワネットのギロチンシーンから幕開け。冷徹で野心家のナポレオンと奔放で官能的な妻ジョセフィーヌ。貴族社会に馴染めない彼女を見ているとエリザベートを思い出しました。壮大なスケールでの戦闘シー>>続きを読む
車に爆弾を仕掛けた犯人からの電話で最初は指示に従いながらも後半は強気にでるマット。車内で子供達が状況を理解するまでにかかる時間が絶妙に良い！特に娘が精神的にたくましくて強い！この一件で本当に大切なもの>>続きを読む
前編/後編ともに終始号泣でした。ファンの思いに応えて下さり感謝致します。舞台挨拶も行くことが出来て最高の思い出になりました。改めてうさぎちゃんの揺るがない信じる力と強さに心打たれました。また、セーラー>>続きを読む
前編/後編ともに終始号泣でした。ファンの思いに応えて下さり感謝致します。舞台挨拶も行くことが出来て最高の思い出になりました。改めてうさぎちゃんの揺るがない信じる力と強さに心打たれました。また、セーラー>>続きを読む
友達に子豚と呼ばれながらいじめられ、毒親と弟の嫌味のせいで家にも居場所がない。外部の声から自分を守るために耳には常にヘッドホン。そんなサラにとって唯一の精神安定剤がお菓子。事件後は自分の内に秘めた葛藤>>続きを読む
90分間という短い時間の中にチャプターが入っているのはとてもコミカル。セリフがほとんどない分、俳優陣の表現力の高さが際立っていました。とある事で追われる立場から追う立場に。絶対に諦めない男が挑む痛快ア>>続きを読む
原潜、国、核、争い…様々な思惑が海の如く壮大なスケールで描かれていて手に汗握る展開に。一触即発の状態の中、海江田艦長と深町艦長がお互いを理解している場面も垣間見れ、非常事態が起きても冷静な判断で深海の>>続きを読む
美しい街並みと不穏な空気を合わせ持つ水上の都市ベネチア。ミステリーには最高の舞台だと改めて感じました。カメラワークの素晴らしさに加え、ポアロが言った「己の亡霊からは逃れられない」という言葉がとても印象>>続きを読む
圧巻のノンストップアクションでした！強くて華麗で葛藤に悩むダークヒロインとその周りを取り巻く人々…。全てに無駄がなく瞬きを忘れるとはまさにこの作品のことだと思いました。大迫力の緊迫したシーンは映画館で>>続きを読む
ストーリーが進んでいくとケンの存在感が増していきミュージカル調のユーモア溢れる演出に笑いを誘われました。字幕のツッコミが斬新でお気に入りです🤭最後はバービーの勇気ある決断に感動。そして女性達が思ってい>>続きを読む
冒頭から音楽に引き込まれ、衣装や美術品、建築の再現度の高さがまさにアート。外側から求められる“美の象徴”や宮殿生活での苦悩を抱えながらも芯の強さを武器に彼女なりの生き方を最期まで色濃く描いた作品を観る>>続きを読む
試写会と合わせて2回目の観賞。サークとイヤーマンが登場するシーンはテンションが上がります！内なる美というセリフが何度も出てくるのが印象的。体内で育てた新たな臓器を取り出すパフォーマンスがアートとして観>>続きを読む
理想郷 試写会にて。
都会から田舎に引っ越してきた夫婦がハイレベルな隣人トラブルにあう田舎スリラー。まさか殺人事件にまで発展してしまうとは💦個人的に他人事とは思えず...。あらゆる視点から考えさせられ>>続きを読む
