オペラスキーさんの映画レビュー・感想・評価

オペラスキー

オペラスキー

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イコライザー THE FINAL(2023年製作の映画)

2.5

アメリカ版必殺仕置き人
仕置き方がグロテスク.京本政樹みたいにスマートにやってくれよ
ネット詐欺に引っかかった夫婦には大金をやるけど,魚屋のオヤジにやらない基準はなんだ?

セバーグ/セバーグ 素顔の彼女(2019年製作の映画)

2.8

セバーグは自分にとってはアイドル俳優のイメージかな?
活動家をしていた事は知らなかったけど,史実をたどっても,ちょっとおつむの弱い娘が左翼活動に取り込まれて落ちぶれただけ. 国立大学1年生にありがち.
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ランド/再生の地(2021年製作の映画)

2.9

人生に厭気がさして人里離れた山奥で暮らす女と通りすがりの影のある男
少しずつ生きるに前向きになる

ベスト・セラーズ/小説家との旅路(2021年製作の映画)

3.3

マイケルケインの若い日の映像はAIだろうか? アルフィーの時のような綺麗なお顔

往年のスターも引退する歳になりました

戦争と平和(1956年製作の映画)

3.4

とても恥ずべき事ですが原作未読です.

アメリカ映画なのでロシア文化を消化仕切れてない感覚でした.帝政ロシアの時代には騎士道もあったのでしょうし恋愛を深く考える教養もあったのでしょう.現代でもそうでし
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しあわせの隠れ場所(2009年製作の映画)

4.2

いつものように前情報なく視聴開始.
人種差別問題をテーマにしているようでありながらそれは主軸ではなく主人公を中心として人生の大切さを説くドラマ.

当時の米国の人種間の隔たりからは荒唐無稽な脚本だなと
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冬のライオン(1968年製作の映画)

3.8

英国史に精通してないと楽しめないかと思って視聴が遅くなったけど,いざ観てみるとスッキリとした明快なドラマで楽しめた.
言わずもがなの名優のオンパレードで重厚感あり

雪山の絆(2023年製作の映画)

3.5

このレビューはネタバレを含みます

民放ドキュメントバラエティの定番エピソード
2時間に延ばす間延び感がある
発見シーンをもっと劇的にできなかったかな。
個人的には発見後にカニバリズムへの批判がどうだったかに興味がある。 もちろん極限状
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ゴジラ-1.0(2023年製作の映画)

4.2

この前までやっていたNHK朝ドラと同じ配役じゃんってツッコミたくなり少し視聴意欲が低下気味だったけど日曜の昼ご飯にお好み焼きが焼けるのを待っている間に検索したら隣のビルでちょうど上演中

家族愛,友情
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355(2022年製作の映画)

2.4

多人種で構成されたチームでとりあえずポリコレをクリアしておきました的な.

女スパイは無敵の設定だけど猫パンチで強く見えないしカットものびのびで緊張感のないバトルシーン

昔のテレビドラマのチャーリー
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ミス・シェパードをお手本に(2015年製作の映画)

4.5

優秀な脚本と幾人かの芸達者があれば良い映画になる.突出した名優がいれば感動作になる.

オリジナルタイトルはバンに乗った貴婦人です.それを知って観ると前半の猥雑さの印象も良くなりますね

1970年代
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夢のチョコレート工場(1971年製作の映画)

3.9

計算し尽くされた色合いが素敵
子供のニットやマフラーとカラフルなお菓子. 子供の頃に空想していた夢の世界ってこんなだったよね.
教訓はいちいち過剰でなく,どの世代の子供にみせても安心のストーリー.
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峠 最後のサムライ(2020年製作の映画)

3.3

良くも悪くも司馬史観
シンプルで映像化しやすい話だがテーマが浅く感じて物足らず

ミッション:インポッシブル/デッドレコニング PART ONE(2023年製作の映画)

4.0

IMAXで大音響で視聴
洋風寅さん映画
鍵のデザインは宮崎駿風,CIA捜査員は銭形のとっつあん風 ,フィアットのセレクトなどなど
さては製作に日本アニメファンがいるな?

安定のデジャブ映画なのでスト
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シン・仮面ライダー(2023年製作の映画)

3.0

企画は正解
脚本は要反省会
シリアスとコミカルの配分が悪い.
次回作ありきのエンディングだけど出資者を集められるかな?

50年前の娯楽のない時代にこのような質の高いエンタメがあった日本のテレビ業界を
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人生はノー・リターン ~僕とオカン、涙の3000マイル~(2012年製作の映画)

4.0

見終わった後に清々しさが残る良作。
かーちゃんはぶっ飛んでいて今風に言うとウザいけど、どこの親でも心の中では子供かわいさで心配で仕方が無いもの。口に出すか出さないかの違い。だから気持ちいい作品なんだと
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プロミシング・ヤング・ウーマン(2020年製作の映画)

3.5

マリガンさんの演技力が全て。 引き出しの多さを披露する作品だけど映画としての楽しさが今ひとつ。
腕の良さをもっといい作品で観たい役者さん

RRR(2022年製作の映画)

4.6

あー楽しかった
荒唐無稽、勧善懲悪の痛快娯楽大作

マカロニウエスタンや菅原文太を観た後に自分が強くなった気分を思い出す

ボリウッドの独自性を守って育って欲しいです

ピンクパンサー2(2009年製作の映画)

4.3

直前に生理的に受け付けない映画を途中リタイアしてお口直しで視聴

安定感抜群のコメディを堪能

前作でケイトーがいなくてさみしかったけど,そこの部分を上手に表現していた.スチーブマーチンが一番ポリコレ
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クーリエ:最高機密の運び屋(2020年製作の映画)

4.7

カンバーバッチが上手かった
これまでも上手いと思っていたけど作品が子供向けばかりで今一歩だったけどプロデュースもする様になって良くなってきた

初盤の少しポンコツなセールスマンから最終シーンの変貌ぶり
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すべてが変わった日(2020年製作の映画)

3.4

デビュー作から観ているダイアンレインは良い歳を重ねたね.若い頃は気になった目尻の傷も良い味になりました.コスナーさんを抑えて見事な主演俳優でした.

初番は良い雰囲気で始まったけどホラー要素が強すぎて
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Wの悲劇(1984年製作の映画)

3.9

2023年にWBCで日本が優勝しました。

二刀流で活躍した選手がありましたが本作の俳優さんこそ元祖二刀流です。後半の演技は別人の如く煌びやかですしラストシーンはヘップバーンかと。
歌唱の素晴らしさは
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秋刀魚の味(1962年製作の映画)

3.6

映画好きは小津好きが当然の時期がありカメラが良いんだよとか映研の飲み会の常。洋画ではゴダール。
改めて観直して評価を下げた。
繰り返される必然性のない飲酒シーンが鼻につく。 
それでも家族の婚姻をかよ
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ピンクパンサー(2006年製作の映画)

3.8

ピーターセラーズを崇拝する小生にとってはやや肩に力が入った試聴になります。スティーブマーチンもリトルショップオブホラーズのマッドデンティスト以来のファンですから頭の中で混乱しつつ観ました。

セラーズ
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東京物語(1953年製作の映画)

4.3

尾道逗留の夜に鑑賞
お手軽試聴が批判されるサブスクにもこうした利点も

太平洋戦争からまだ日が浅い時代の作品で人の死に対する感情に今日とは異なる肌感を感じます。

長男長女の反応は冷徹と言えばそうだが
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アトランティスのこころ(2001年製作の映画)

4.3

原作がしっかりしているので安心のストーリー展開なのと役者陣が子役を含めて達者なので一気に集中して観られた.
前半にスタンドバイミーに似せたカットがあり気が散った.

スランバーランド(2022年製作の映画)

5.0

とても大好きな映画
出演者のキャラクターが魅力的で嫌な印象が一切残らない
映像も奇麗で独創的で初めて出会う種類の映画
実はパパも灯台も比喩的な存在で実在しないと考えても成立する.
道に迷った子供と大人
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ダウントン・アビー/新たなる時代へ(2022年製作の映画)

4.2

テレビドラマ版からのお気に入り
貴族のお城での小さな事件と家族ドラマが基本フォーマット
映画化で予算が増えて基本路線を踏み外さないか毎回心配してますが杞憂です
ドラマ中盤での大事件もダウントンアビーら
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