オペラスキーさんの映画レビュー・感想・評価 - 4ページ目

オペラスキー

オペラスキー

映画(230)
ドラマ(12)
アニメ(0)

フォードvsフェラーリ(2019年製作の映画)

3.5

ジ アメリカ映画🇺🇸
判官贔屓、欧州対米国、資本対実力。やっぱり映画視聴者は50年以上知的には変化してなかった。嫌みが過ぎたけど僕も同じく映画バカ。

グラン・トリノ(2008年製作の映画)

4.7

filmarksで4点以上を検索して土曜の夜のお楽しみ。

カッコいいぜクリント爺さん!
混沌としたアメリカの問題を知的に映像化。クリント様のようなスターだからこそできた企画。いくらNetflixが金
>>続きを読む

永遠の人(1961年製作の映画)

5.0

すごい映画に出会った。交通事故のよう。
ちんばという差別用語が使われているから国内での再評価は望めない。NetflixやAmazonでの海外での展開を是非!是非!

高峰秀子、佐田啓二、仲代達矢の心の
>>続きを読む

007 ロシアより愛をこめて/007 危機一発(1963年製作の映画)

3.5

公開時に土曜の夜にデートで観に行ったカップルは楽しかったでしょうね。
デジタルリマスターで当時の美しい映像が堪能できました。本当に映画の楽しさの凝縮した作品ですね。男は強く女性に優しい時代。カッコ良す
>>続きを読む

乱れる(1964年製作の映画)

3.6

このレビューはネタバレを含みます

ただいま観終わった所でどのように評価すべきか迷っています。
高峰秀子さん絶賛映画としては100点ですが、どうしても加山雄三さんの大根ぶりが無視できず残念な作品です。現代なら死ぬほどの悩みではないし。
>>続きを読む

復活の日(1980年製作の映画)

4.6

2020年3月視聴
すごい映画だ。公開時は中学生で劇場に観に行ってラストのシーンが今でもトラウマだけど再視聴で素晴らしさを再認識した。
この時代の日本の国力でこの映画を成し得た製作の人々に敬服する。当
>>続きを読む

ポルカ・キング(2017年製作の映画)

3.2

悪い事してブタ箱に入れられてもヘコタレずにポルカ、ポルカ
ポルカ自体の滑稽な語感と主人公のキャラがマッチして陽性の映画

月影の下で(2019年製作の映画)

2.0

特撮を使いすぎないSFものは好きです。
軸になるストーリーとオチに全く共感が出来ず。

スナッチ(2000年製作の映画)

3.9

なんでこんな映画に高点数付けているんだろう?
気分悪くなるバイオレンスシーンも多いんだけど何だか憎めない登場人物達。
上品なだけが映画じゃない

ローマンという名の男 信念の行方(2017年製作の映画)

3.9

デンゼルワシントンの演技
比較的ステレオタイプな役しかできないと思い込んでいたので意外
表情筋の動かし方まで良く作り込まれていて演技派の演技を観た満腹感があった

嘘八百(2017年製作の映画)

3.5

気軽に観られて後味の良い映画
居酒屋の人選が好き
高評価です

ザ・コールデスト・ゲーム(2019年製作の映画)

3.3

人物描写をしっかりなされた出演者が呆気なく死んでしまう。それは後味が悪い。

ザ・テキサス・レンジャーズ​(2019年製作の映画)

4.0

またケビンコスナーのカッコつけ映画かと思ったがハレルソンが良くてお得な映画。
お互いの欠点を助け合う事の大切さが基本テーマ
もちろんケビンコスナーもアメリカの良心のステレオタイプを外さず。

僕は俺た
>>続きを読む

バードマン あるいは(無知がもたらす予期せぬ奇跡)(2014年製作の映画)

3.7

公開時の盛り上がりも知っていたけど今日まで鑑賞機会を失っていた。
どんな心持ちで観たらいいの? それがわからず、ようやく本日。
予想通りの観る人とシチュエーションを選ぶ映画だと思った。かなりの問題作だ
>>続きを読む

君の膵臓をたべたい(2017年製作の映画)

3.0

古典的な難病物で小さなヒネリだけがvitalの映画。ツンデレから徐々に心を開いていくところが見所なんだろうけど製作者の照れがあるのか山場ごとに冗談めいた台詞が挿入されて興醒め。

タイトルに拒否感があ
>>続きを読む

ジョーカー(2019年製作の映画)

2.5

この種の映画がジャンルとして存在するのを否定はしないが僕はもっと楽しい映画が観たい。
現実世界でも珍しくないサイコパスであり、それをご存知ない人には楽しめるかも。

ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッド(2019年製作の映画)

2.0

何だか皆さんが高評価の中で申し訳ないけど面白くなかった。単純に映画として面白くない。面白い人には面白いんだろうけど僕には面白くなかった。数十年映画を観てきたんで色んなオマージュも気付きましたよ。だから>>続きを読む

わらの犬(1971年製作の映画)

1.5

ペキンパーの傑作と言われているが理解できず。
階級社会を捨てたアメリカからの支配階層の若者が古典的階級社会のイギリスの底辺に放り込まれた場合の問題解決法は知性ではなく暴力だったということか?
何が言い
>>続きを読む

クロース(2019年製作の映画)

3.2

子供には安心して観させられるけど、大人の鑑賞に堪えられるかというと微妙かな。
教訓的なものの表現が直接的すぎて宮崎アニメのような奥深さはない。

マーダー・ミステリー(2018年製作の映画)

3.5

本家のアガサミステリー物と比較するのは酷なコメディ映画
軽く観られて楽しめた。

LION ライオン 25年目のただいま(2015年製作の映画)

4.0

あまり前情報を入れずに観るのでライオンに育てられた少年の物語と思っていた。阿呆でした。
ストーリーは100字で説明できるシンプルですが過去トップ5くらい泣けた。泣きたい人集まって下さい。そして準備をし
>>続きを読む

ファウンダー ハンバーガー帝国のヒミツ(2016年製作の映画)

3.5

しがないセールスマンがたまたま会った成功した商売人のノウハウを世界企業に発展させて乗っ取る話

後味も良くなく教訓になる事もない

映画って何だろう? 作家が伝えたいことがなければ意味をなさない。それ
>>続きを読む

2人のローマ教皇(2019年製作の映画)

5.0

2020年の一本目がこれで良かった。
まさに名優の競演。それが映画の中の関係性そのままに譲り合いの美しい演技で良いものを観させてもらった。

背景事情は全く知らずに鑑賞したけどエンタメ的演出とドキュメ
>>続きを読む

マリッジ・ストーリー(2019年製作の映画)

3.5

文化の違いに共感できなかった。

長く生きてればこの程度の岐路は何度かあるもの。そこを知性や鈍感さで乗り切るのが夫婦と考えていた。奥さんがLAに行く理由が親の介護だったら? 日本でも同じような難問に立
>>続きを読む

コードネーム U.N.C.L.E.(2014年製作の映画)

4.0

血も出ないし派手な殴り合いもない。健全なスパイ映画
映像も音楽も洒落ている
後味の良いエンタメ作品
続編は難航してるのかな?

スター・ウォーズ/スカイウォーカーの夜明け(2019年製作の映画)

4.1

ネット予約競争で3D IMAXのエグゼクティブシート鑑賞

前日にテレビで前作復習してストーリー予想していたけど、ほぼマンマ
青少年たちにはわかりやすいドラマ
しかも第一作から見ているおじさんにとって
>>続きを読む

6アンダーグラウンド(2019年製作の映画)

2.8

あららら?
ネットフリックス褒めてたのにね
予算注ぎ込んで劇場映画に対抗したかった?
過渡期ならではの焦点ボケた映画
こんなのが続くなら劇場に行くよな

アイリッシュマン(2019年製作の映画)

4.0

映画配給の時代の潮目を感じた作品
メジャーが金を出さずネットフリックスに拾われた
結果は忖度のない自由な作風で上映時間も余裕の3時間
役者はイキイキしてるし良いことづくめ
ネットフリックスからオスカー
>>続きを読む

花様年華(2000年製作の映画)

4.5

素晴らしく繊細なカットの積み重ね
カメラ特性を熟知した構図と被写界深度。
スチルの経験がないとできない絵です。

昔は映画作家を写真屋と言っていましたが、そんな感じの映像の重層感です。
今後はデジタル
>>続きを読む

スノー・ロワイヤル(2019年製作の映画)

3.0

息子を殺されブチギレ親父の復讐劇。何度もコスられてきた題材。雪山の優位性で勝ち進むパターンもどこかで見た題材。そんなデジャブ映画だけど先住民との対立映画はちょっと珍しいかな? ちょっと悪く描かれていた>>続きを読む

バイス(2018年製作の映画)

3.9

面白かった。
世界の人が良く知っているあの時代のことをおふざけな演出を交えて真面目に描いてある。
元大統領を含めて存命の権力者をここまでコケにして描いて世界中の興行に乗せられることを日本のジャーナリズ
>>続きを読む

斬、(2018年製作の映画)

2.5

少し苦手。
最近の邦画時代劇の質の高さを気に入っていただけに残念。
フランスヌーベルバーグのようなカメラの動かし方が現代では安く見える。きれいに撮りたいのか汚く撮りたいのかどっちかにしてくれないかな。
>>続きを読む

喜びも悲しみも幾歳月(1957年製作の映画)

4.0

道中もの映画で短時間で場面が変わります。特筆すべきは映像の美しさ。この時代で難しかった夜間や雪中撮影が息を飲むほど綺麗です。
空が映る場面では必ず雲待ちしています。現代映画にない贅沢な写真です。
ばん
>>続きを読む

こんな夜更けにバナナかよ 愛しき実話(2018年製作の映画)

3.2

大泉洋さんは北海道でパンやワインを作ってばかりで食傷気味でした。高いポテンシャルを活かし切れる作家さんに恵まれてない気がしていました。

本作はキャラクター作りは流石の怪演ぶりで大好きでしたが終盤は再
>>続きを読む

半世界(2018年製作の映画)

2.0

ちょっとダメでした。
何度も出て来る貧乏臭い飲み会シーン、必然性のない死と妙にアートした葬儀シーン、縁故キャストのゴチャゴチャ感など日本映画のイケない面を凝縮したような映画でした。
映研上がりかyou
>>続きを読む