オペラスキーさんの映画レビュー・感想・評価 - 5ページ目

オペラスキー

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アガサ・クリスティー ねじれた家(2017年製作の映画)

4.0

30年くらい前に一時期流行ったアガサクリスティーものを彷彿とさせる正統派の群像劇
セットや衣装が綺麗で楽しめる。セリフも知的で好き
また流行のリバイバルを期待するがここでの評価だとちょっと期待できない
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グリーンブック(2018年製作の映画)

4.7

欠点の少ない良作。
人種問題のウエイトが大きすぎず男の友情ドラマとして爽快
ラストのセリフはイイね👍

七つの会議(2018年製作の映画)

4.0

主演級の俳優をこれでもかと投入。それでいてステレオタイプにとらわれない演技をして来るので観ていてワクワク。歌舞伎vs狂言のバトルは緊迫の連続。アイドルキャストありきが多い邦画において今後に希望の持てる>>続きを読む

マスカレード・ホテル(2019年製作の映画)

3.8

木村さん主演だったので意味なく敬遠してたけど良い映画でした。前作も高評価にしたのでソロソロ木村さんアレルギーも捨てないと。

二十四の瞳(1954年製作の映画)

5.0

半世紀ありとあらゆる映画を観てきて、そうそうは驚く映画には出会わないと思っていました。それを裏切った作品です。
貧しい時代にありながら画面は愛情たっぷりで豊かです。そして畳み掛けるような感動と悲しみ。
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メリー・ポピンズ(1964年製作の映画)

4.8

自分の人格形成にも影響を及ぼした重要な映画です。叔父さんちで当時出始めのVHSで鑑賞。
これからも何か壁に当たれば見直すでしょうし、孫が来てもみせるでしょう。名作。

パピヨン(1973年製作の映画)

4.2

初見は叔父さんちに泊まりに行った時にテレビ録画した当時出始めのVHSでみた。
5歳位だったかな。その後、レーザディスクなどで見直して再評価。

昔は娯楽が限られていたからこうした名作は擦り切れるほど観
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ビブリア古書堂の事件手帖(2018年製作の映画)

2.0

キャストが全てズレている。
東出さんはビジュアルはマッチしているが喋りが舌足らずで知的な印象がない。
夏帆に至ってはイタイバカ女が賢い男にうつつを抜かしている風にしか見えない。
黒木さんも純真な男の子
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パンク侍、斬られて候(2018年製作の映画)

4.0

こうした荒唐無稽な歴史物は脚本と監督の力量が命。そういう意味では上手な映画です。ついでで言っては失礼ですがカメラも素敵でした。別の映画でキツめの評価した東出さんもこうやって使えば生きるんだよね。存じ上>>続きを読む

GODZILLA ゴジラ(2014年製作の映画)

-

東宝さんは自前でいい作品を作れるのにコンテンツを安売りしすぎでは?

渡辺さんも日本なら良い役者なのにあっちに行くと安っぽいね。

夜間シーンが多すぎ。ウルトラマンって昼間に戦っていたでしょ。何の都合
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メリー・ポピンズ リターンズ(2018年製作の映画)

4.4

前作の世界観を維持してくれてありがとう
前作はレーザーディスクで30回以上は観たでしょう。
本作のポピンズ登場シーンを観た瞬間に前作のファンを大切にしていることがわかりました。いまの技術ならアップや俯
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白い巨塔(1966年製作の映画)

4.7

まずはこの時代にここまで取材して小説にした山崎女史がすごい。公開時期にも子供ながら親と観ていたがその後、自分が財前らと同業を進む中でドラマ版、唐沢版、岡田准一版を観て改めて田宮二郎版が最善と認識。これ>>続きを読む

クリード 炎の宿敵(2018年製作の映画)

2.0

ロッキー4か、、、映画が華やかかりし時代だっったなあ。あの予告編も衝撃だったし。

その2代目の話か。もうひとヒネリできないかなあ。100分台にまとめて。
スタローンよ、トラボルタに頼んで体絞ってもら
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ギャング・イン・ニューヨーク(2017年製作の映画)

2.5

トラボルタがカッコいいのはわかった。でも時間軸が飛びすぎるのと髪型以外トラボルタを区別する術が無く流し見には不適でした。流し見した私が悪いと言われるとぐうの音も出ませんが設定、カメラ、台詞と見所はあり>>続きを読む

パッドマン 5億人の女性を救った男(2018年製作の映画)

2.9

結局のところこの人は何にもイノベーションしてないんだよね。先進国のナプキンを調べて簡素な工程で作れる様にしたこと。それをフランチャイズ化して田舎の恵まれない夫人たちの家内工業にしたのは愛人のお姉さんの>>続きを読む

藁の楯(2013年製作の映画)

2.8

原作があるんだろうか? 設定は斬新で初めての経験。でも台本が大甘で警察側の度重なるミスの度に山場が来る展開にはやはり日本映画の力量のなさを感じてしまう。ハリウッドリメークされたら面白くなりそう。ジャッ>>続きを読む

散り椿(2018年製作の映画)

4.0

最近の邦画時代劇で良作が多い。本作もその一つ。フィルムノワールの様。時代背景を冒頭でもう少し説明したら外国人にも入り込めやすくなるかな?
タイトルが椿三十郎ぽいなと思ったら殺陣も黒澤っぽい。

ただし
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デス・ウィッシュ(2017年製作の映画)

2.7

そうなんだ、狼よさらばのリメイクとはきがつかなんだ。
ロミーシュナイダーの追想を思い出した。医者設定も同じだし。アメリカ人がリメイクするとこんなに能天気な映画になるのね。

祈りの幕が下りる時(2017年製作の映画)

4.0

1回観たのを忘れて2回目レンタル。
作品の良さを再認識した。
小日向さんの代表作ではないでしょうか。変幻自在の表情の妙。
掘り出し物は昇太さん。重いテーマの映画に欠かせない軽妙さを作品のテンポを崩さな
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検察側の罪人(2018年製作の映画)

3.5

テーマ音楽は好きだった。1970年代の社会派ドラマにありがちなフレーズで懐かしさを感じた。

ジャニーズのお二人は所々でデジャヴな表情が出るところがありましたが完全な本職ではない、この上踊りも歌もお上
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blank13(2017年製作の映画)

2.1

斎藤さんの習作
カメラワーク、色感が学生並み。葬式シーンをメインにするならなぜにきちんとしたセットを組まなかったのですか?
予算のことをいうならromaに太刀打ちできますか?
意欲は買いますがあと5作
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アリの結婚(2017年製作の映画)

2.5

浪人生と女子医大生の道ならぬ恋。
浪人生は他の婚約者や親やバイト先などに迷惑をかけつつ、自分は何にも努力せずに恋を成就しましたとさ。
文化背景を差し引いても共感できるとこはなし。

ウォールフラワー(2012年製作の映画)

3.7

ワンダーの監督ということで鑑賞
コンプレックスを抱えた主人公とその周囲の人の内面を重層的に描くという点ではワンダーと同じ手法。監督歴が浅い分だけワンダーよりは映画としてのエンターテインメント性は低め。
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モリーズ・ゲーム(2017年製作の映画)

2.9

監督はやっぱりテレビシリーズの方が上手いかな.
長尺の割りに未消化だった.

ワンダー 君は太陽(2017年製作の映画)

4.2

善い映画
文部省推薦映画でもいいよなって思っていたら既に選定済み。
高点数でいいよなって思ったらfilmarksの評価とほぼ同じ。
ジュリアロバーツの当たり役だと思う。
子供と安心して観られる映画だけ
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奇蹟がくれた数式(2015年製作の映画)

3.5

映画としては微妙な評価。ジェレミーアイアンズはステレオタイプな役どころ。事実をよく知らないのでどこまでが演出なのかと考え始めるとチープさが否めない脚本だった。トリニティーの建物に最初は圧倒される青年だ>>続きを読む

マダム・イン・ニューヨーク(2012年製作の映画)

4.2

良い映画観た!って幸福になれる映画。
こういう正統派の美人女優は今やインドと中国にしかいないんじゃないかな。とても安心して鑑賞できました。今、過去レビューを読んでいてもうお亡くなりになったとのこと。美
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ボヘミアン・ラプソディ(2018年製作の映画)

5.0

クイーンが好きすぎて冷静な映画評などできません。誰が何と言おうが5点満点。

湯を沸かすほどの熱い愛(2016年製作の映画)

2.0

終盤までは欠点に目をつぶって好評価の予定でしたがラストを観てガッカリ。お姉ちゃんの下着シーン、妹のお漏らしと合わせてエログロでしかない。役者の頑張りが台無し。

花戦さ(2017年製作の映画)

4.0

日本映画のスマッシュヒット
いつもながら予備知識なくのつかみ取りDVD
分かりやすいストーリーと所々のコメディで観やすい。
野村萬斎さんの演技は顔とアクションがさすがの本職感があるがセリフ回しについて
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ピーターラビット(2018年製作の映画)

3.4

グッバイ・クリストファー・ロビンを見た直後に鑑賞。主人公の俳優が同じだった。ハリーポッターシリーズで有名なお方らしいが、そのシリーズを観たことがないので存じ上げず。シリアスもコメディーもできる素敵な俳>>続きを読む

グッバイ・クリストファー・ロビン(2017年製作の映画)

3.5

興味深い話だったが妻やナニーの人物描写の中途半端さとパパの改心の過程の唐突さがあり少し減点。パパと息子(幼少期)の俳優は好きになった。

ウィンストン・チャーチル /ヒトラーから世界を救った男(2017年製作の映画)

3.0

英国で今でも人気のチャーチルを描くにはこの期間を切り取るしかないとは思うけど、その背後では死屍累々の作戦が行われたり、賛否両論の評価の歴史は巧妙に隠されている。ハリウッド映画かと思うほどの能天気なスト>>続きを読む

ブリグズビー・ベア(2017年製作の映画)

4.0

まったく予備知識なしで手当たり次第に借りたDVDの1本。子供向けかと思ったけどさにあらず、脚本が新鮮で引き込まれた。スターウオーズの人が刑務所に入っていて当たり役。その人らしく生きればいいのさ。カッコ>>続きを読む

駆込み女と駆出し男(2015年製作の映画)

3.9

タイトルと最初の15分の暗い画面、聞き取りにくいセリフがハードル。
それを越えたらスッキリしたストーリーで長編も楽々消化。
幕府の隠密が隠れキリシタン告白のシーンは必要?想像妊娠の公開治療シーンも。
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プーと大人になった僕(2018年製作の映画)

4.0

笑顔を忘れた大人たち!いらっしゃい!
メリーポピンズと同様のテーマをディズニーの秘蔵っ子キャラクターで映画化しています。
100分で子供にも観やすいのですが、じっくり観るとプーのセリフがいちいち哲学的
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