100%エンターテイメント
ギズモが可愛い。
公開当時にスクリーンで観たら感激しただろうな。
テンポの良い会話劇が心地良い。
ずっと夜のシーンが続く所も落ち着く。
盲目の女性客、すごくカッコよかった。
「映画を体全部で感じるの」
ローマの運転手の1人喋りには笑ってしまって、肩が震えた。
フランス語の会話の心地よいテンポ。
田舎での静かな時間、パリでの賑やかな時間、どちらも美しかった。
甘美で美しい映像
素っ頓狂なストーリー
心地よい作品だった。
気味の悪い食事シーンが執拗に描かれる。
食べるという行為への嫌悪感。
聖母マリア、母性が狂気へと育つ。
切り株の赤ちゃん、不気味で少し可愛くて面白いキャラクター。
「喪失の嘆きは人の心を揺らします」
ヴィクトリア朝時代の遺体の記念写真
ラストの、窓から引いて行くシーンが美しい
「ブラウン管」「鏡」「ポラロイド」に写る像
のシーンが印象的
会話と映像だけの静かな世界
どことなく不穏、危うい空気もあって緊張感
夏休みの終わりの切ない気持ち
時間に限りがある事を強く感じた