柩さんの映画レビュー・感想・評価 - 4ページ目

Summer of 85(2020年製作の映画)

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362万8800秒の永遠。ウォークマンから流れたロッド・スチュワート、2人乗りのバイクで感じた風と背中の体温、頬に残る指の感触、全てが痛々しく伝わってきて苦しい。クラブシーンの2人のあまりの眩しさに胸>>続きを読む

劇場版 呪術廻戦 0(2021年製作の映画)

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未来も心も体も全部あげるから全部ちょうだい。愛とは自分を差し出すこと。永遠の愛を誓いながら自分を犠牲にして呪力の制限解除する残酷さが大好き。愛せば愛すほど憂太と里香は強くなれる。五条の「親友だよ、たっ>>続きを読む

冷たい熱帯魚(2010年製作の映画)

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愛だの夢だの希望だのそんなもん最初っからねぇんだよ。そんなものにこだわらず生きてみろよ。「人生ってのはなあ!痛いんだよぉ!」ボデーが透明になる前に見れて良かったです。

愛のむきだし(2008年製作の映画)

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パンチラ盗撮虐待近親相姦同性愛女装不倫AVカルト宗教、純愛!無敵!信仰性欲暴力全開。欲望剥き出しまくりの傑作童貞青春映画。勃起で号泣。満島ひかり可愛すぎるありがとう

ファイト・クラブ(1999年製作の映画)

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タイラーの台詞も仕草も全てがカッコいい。特に煙草の捨て方。とにかくブラピが優勝。映画館で見れたのが本当に幸せ。私も立派な消費社会の奴隷だけど戦士にはなれないから自分はこの世のクズだと自覚して生きてくよ>>続きを読む

千年女優(2001年製作の映画)

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追う人生そのものに恋する永遠の片想い。だって私、あの人を追いかけてる私が好きなんだもん。自分の恋の肯定で終わったところが本当に好き。平沢進のrotationが超絶最高

ひらいて(2021年製作の映画)

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恋とも愛とも呼んではいけない彼を刺し貫く想いの矢。私と同じくらい傷ついて、傷で繋がってよ。愛ちゃんの気持ちがすごく分かる。私も時々誰かにやるせなさと寂しさをぶつけてみたくなる。この身を裂いて綺麗じゃな>>続きを読む

ディストラクション・ベイビーズ(2016年製作の映画)

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演技派大集結で圧倒的な熱量を感じた作品
向井秀徳の曲がめちゃくちゃ合ってた
すだなな結婚おめでとう♡♡♡

DUNE/デューン 砂の惑星(2020年製作の映画)

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劇場で見ることが出来て本当に良かった。砂の惑星とティモシーの美を全身に浴び、圧倒的な没入感で劇場にいながら宇宙を体感できた至福の時間でした。part2が今から楽しみすぎる。

007/ノー・タイム・トゥ・ダイ(2019年製作の映画)

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人間は存在するだけではなく、生きることで本当に人間といえる。私は日々をただ無駄に過ごすのではなく、自分の時間を使うのだ。

うみべの女の子(2021年製作の映画)

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原作の小梅と磯辺がちゃんとあの街あの部屋にいて感動した。嫌いだったのにもう戻れないほど好きになってしまったから、死んじゃえ。同じ曲を聴いたって私達は繋がれない。時が過ぎれば失恋も遠い過去、君は知らない>>続きを読む

告白(2010年製作の映画)

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振り向いてほしい認めてほしい愛されたい。牛乳に血液が溶けていくように幼い願いに憎悪と復讐心が入り交じる。真っ直ぐすぎる感情は全てをあっけなく壊してしまった。脆く儚いシャボン玉が弾けるように爆発。「ここ>>続きを読む

来る(2018年製作の映画)

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雪の中で血塗れで煙草吸うラストが好き。ピンク髪無造作ツイン小松菜奈最高。サントラjan and naomi参加しててアツいしKlan Aileenの居酒屋めっちゃ良い。

NO CALL NO LIFE(2021年製作の映画)

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今しか見えない君だけしか見てない。怖いものなんて何も無くなる衝動的な恋の危うさ。地獄に堕ちていく落下感と浮遊感。夏の間に輝いて一瞬で燃え尽きた線香花火のような2人が愛おしかった。心が擦り切れて血を流す>>続きを読む

天使のたまご(1985年製作の映画)

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白髪の少年少女の虚ろな眼差し、機械仕掛けの太陽、薄闇に包まれた廃墟の街、水面に揺れる影、壁面を泳ぐ魚、幻想的で不気味で美しいこの世界観がとても好き。水や空気の冷たさまで伝わってくる秀逸な美術。少女は天>>続きを読む

ミスミソウ(2017年製作の映画)

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田舎バイオレンス百合映画。破滅に向かって突き進む疾走感が好き。真っ白な雪に飛び散る鮮血が美しい。

蛇にピアス(2008年製作の映画)

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痛みも私を捨てていくからやめないで。向けられた慈愛と殺意を永遠に残るよう刻んだ刺青もピアスも、痛みで実感する生も、分かりやすい愛の証も、結局全部価値がないって分かる。生きながら死んでる感。パンクなくせ>>続きを読む

クルーレス(1995年製作の映画)

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ティーン映画に出てくる洋服大好きで毎日お買い物三昧みたいな女の子ほんと好き。ダサい転校生を変身させたり先生同士をくっつけたりしちゃうの楽しい。

エクソシスト/ディレクターズ・カット版(2000年製作の映画)

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スパイダーウォーク、少女の首が360度回転、空中浮遊、緑色の嘔吐物、サブリミナル映像の悪魔、好き

ドリス・ヴァン・ノッテン ファブリックと花を愛する男(2016年製作の映画)

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シーズンを追い求めるのではなくタイムレスな服。努力を重ね、信念を貫くことで成り立っている美しさ。彼の邸宅での生活風景が特に好き。花を生けて飾る時間や野菜を調理する時間。とても忙しい人だけれど愛犬やパー>>続きを読む