柩さんの映画レビュー・感想・評価 - 5ページ目

悪魔のいけにえ(1974年製作の映画)

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指ちゅぱちゅぱとかラストのチェンソーダンスとか面白すぎる。骨まみれの解体処理部屋も食卓も装飾が好き。悪臭漂ってそうで良い。あとバイオ7に似てた。元かな?

ロミオ&ジュリエット(1996年製作の映画)

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映画館で再鑑賞。嬉しい!死が2人の愛を不滅にする。溺れるような恋を表現した水槽越しに出会うシーンとプールでのキスシーン。無数の蝋燭の火が2人を照らすラスト。熱帯魚、天使、花、ネオン、キャンドル、全部好>>続きを読む

キャラクター(2021年製作の映画)

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深瀬の演技良かったし劇中漫画古屋兎丸だったからすき

クルエラ(2021年製作の映画)

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クルエラの登場シーンが好きすぎるし、パンクロックなファッション超可愛い。ファッションは最強の武器。

ビル・カニンガム&ニューヨーク(2010年製作の映画)

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ニューヨーク・タイムズ紙の人気ファッションコラムを担当する写真家ビル・カニンガム。このドキュメンタリーを通して彼に出会えて良かった。仕事を楽しむチャーミングな笑顔と切り取られるファッションを見ているだ>>続きを読む

話の話(1979年製作の映画)

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ノルシュテインの心に焼き付いた断片的な記憶や夢が流れ込んでくるような感覚。見知っていたように懐かしくて同時に胸がしめつけられるような感傷をおぼえる。いつか全て消え去ってしまいそうな儚さ。セピア色の映像>>続きを読む

霧の中のハリネズミ/霧につつまれたハリネズミ(1975年製作の映画)

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今回見たノルシュテイン傑作選の中でも特に好き。この作品を見てからすっかり虜。一挙一動が可愛いハリネズミのヨージック、川を流れながら見上げた神秘的な白馬と星空、愛おしくて好きすぎて胸がときめく。夕暮れと>>続きを読む

アオサギとツル(1974年製作の映画)

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浮世絵や水墨画から着想を得たという草むらや雨が美しくて、ロマンチックな淡い色合いも二羽の仕草も緻密な線も背景の廃墟もすき。花束が飛んでるところ可愛かった。

キツネとウサギ(1973年製作の映画)

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マトリョーシカのような鮮やかな色彩、ガラジェッツ絵画のデザイン、動物たちのコミカルな動き、素朴で可愛い。奥行や素材の質感を感じられる手作りのぬくもりと紙芝居形式で童心に帰って楽しめた。ウサギのもぐもぐ>>続きを読む

カフカ 田舎医者(2007年製作の映画)

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カフカの短編小説を映像化。孤独と絶望に押し潰される田舎医者の胸の内を表現した悪夢のような陰鬱な世界観。歪んだキャラクターの動きとスピード感、狂言師の語りと奇妙な合唱、音楽、画面の四隅の曇り、全部良い。>>続きを読む

ねこぢる草(2000年製作の映画)

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グロテスクで不条理なのに可愛くてどこか懐かしい。夢のように支離滅裂、子供の心のようにモラルもタブーもなく混沌としている。作者は夢と現実があやふやに混じり合ったような、分裂的な思考回路を持っていた人物だ>>続きを読む

つぐみ(1990年製作の映画)

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生命感に溢れていて力強いのに、死と近いつぐみはどこか遠い夢にいるようだった。つぐみの発する強烈なエネルギーが作り出した、リアルなのに別世界にいたみたいな夏。二度とかえらないときめき。小説も映画も好き。>>続きを読む

もののけ姫(1997年製作の映画)

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もののけを生み出した根源と向き合うとき、それは救うべき悲しみだと気付く。戦いにハッピーエンドはないが、対立に満ちたこの世で和解の道を探っていくには曇りなきまなこで見定めていくよりほかないと思う。モロの>>続きを読む

BOYS/ボーイズ(2014年製作の映画)

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丸太を介して2人が初めて唇を合わせたシーンがマジで良い。惹かれ合った瞬間、お互いを見つめる表情が美しくて心を打たれる。映像が綺麗です

映画 ギヴン(2020年製作の映画)

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君がいなくても生きていけるけど愛されなくても君に会いたい。大切な気持ちはいつも重たくて苦しい。自分の、誰かの恋に、新しい音楽に、それぞれの夜明けが来る。美しくて切なくて胸が締め付けられる。大好きだ。

ゲド戦記(2006年製作の映画)

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死んでもいいも死にたくないも同じ意味。簡単に命を投げ捨てることも、単に心臓が動いているだけでも駄目。死を覚悟し、生きることに立ち向かわなければならない。限りがあるからこそ尊いもの。竜カッコよくてテンシ>>続きを読む

少女椿(2016年製作の映画)

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中村里砂は可愛いけど、昭和の雰囲気が感じられずサブカル寄りでチープで最悪。鞭棄が足で抱き締めるのはすき。

地下幻燈劇画 少女椿(1992年製作の映画)

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奇々怪々にして摩訶不思議。幻想的で猟奇的な作風、過激でグロテスクな描写、昭和エログロナンセンス最高に刺さる。自分も見世物小屋の観客のように内側から掻き乱される感覚幸せ。この作品が神社境内や地下室で上映>>続きを読む

ハウルの動く城(2004年製作の映画)

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出会いのシーンが本当にロマンチックで大好き。
「未来で待ってて」「探したよ」

少年は残酷な弓を射る(2011年製作の映画)

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血の象徴の赤が印象的。エヴァを傷つけ、拒絶し、欺くケヴィンの残酷さはまるで邪悪な悪魔のようだった。ケヴィンは生まれながらの悪魔のように思えるが、独占欲の強い息子の異常な愛情表現のようにも思える。とにか>>続きを読む

LETO -レト-(2018年製作の映画)

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MV風の遊び心のあるユニークな映像と共に流れる70‘s~80’sの名曲がすごく良かった。規制された灰色の時代に自由を求めた若者達がかき鳴らすロックに胸が熱くなる。ルー・リードのPerfect Dayの>>続きを読む

ベイビーティース(2019年製作の映画)

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恋が愛に変わる瞬間を見た。出会いの場面から鮮烈で引き込まれて目が離せない。最初で最後の一生ぶんの恋を命ある限り精一杯謳歌するミラ。終わりが近づくにつれて彼女の命は輝きを増し、愛が痛いほど感じられて涙が>>続きを読む

同級生(2015年製作の映画)

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レモンソーダのように甘酸っぱい青春を柔らかく繊細なタッチで瑞々しく描いていて、言葉に表せない尊さです愛おしいかわいい大好き。眩しい。純粋さに殴られました。原作の魅力を損なうことなく、2人の声、ギターの>>続きを読む

シン・エヴァンゲリオン劇場版(2020年製作の映画)

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溢れる思いに涙が止まらなかった。最高の作品をありがとう。長い間お疲れ様でした。さようなら、全てのエヴァンゲリオン。さようならと言えることに感謝、また会うためのおまじない。愛してる