モカさんの映画レビュー・感想・評価 - 4ページ目

セブン(1995年製作の映画)

3.7

ブラッド・ピットが引退を示唆するという記事を読み、なんとなく昔の作品を。

名作と名高いこれ。超久しぶりに再見。
相変わらずデヴィッド・フィンチャー監督のかもし出すダーク感がたまらん。

もちろん面白
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ファーザー(2020年製作の映画)

4.0

認知症の増加も平均寿命が伸びたことの副産物の一つですよね。
映画のクオリティはもとより、避けては通れない社会問題として、認知障害に対する世間の感心を高めるという意味でも素晴らしい作品です。

しかしこ
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トップガン マーヴェリック(2022年製作の映画)

3.5

戦闘機、というか乗り物にまったく興味のない自分でもそれなりに楽しめた。
前作からのノリもそのまま継承されたって感じだけど、最後の追い上げは期待以上。

アナザーラウンド(2020年製作の映画)

4.2

血中アルコール濃度0.05%で人生好転?
ちょっと実際に試してみよう。
来週から飲みながら働いてみます。

という冗談はともかく、とても好きなタイプの映画でした。
単純に明るいコメディかと思いきや、さ
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THE GUILTY/ギルティ(2018年製作の映画)

3.8

予備知識ゼロで観賞。いや、これはゼロで良かった。

密やかな人気作として前々から気になってはいたものの、電話対応だけなんでしょ?と思い、あまり気が進まなかった本作。予想以上に楽しめました。

音声認識
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グッド・ネイバー(2016年製作の映画)

3.0

悪ふざけで隣人の家に隠しカメラを設置し、様々なドッキリを仕掛けた若者二人。しかし住人である老人の反応は意外なもので……。

この映画、視聴者に先入観を持たせる要素が多いから、事の真相は最後まで観ないと
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キング・アーサー(2016年製作の映画)

2.5

チャーリー・ハナムがガイ・リッチーに直接会いに行き、ぜひ出演させてくれと直談判したという本作。
しかし、いざ公開してみると興行収入が全く伸びず、記録的大赤字を出してしまった残念な作品とも聞きます。その
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スポンジ・ボブ スポンジ・オン・ザ・ラン(2020年製作の映画)

4.0

キアヌ!!
キアヌが出てるとは聞いたけど、まさかこんなにも出番が多いとは笑

過去にジョニー・デップが声優として出演していましたが、今回はキアヌ・リーヴスが顔ごと草になって登場。
西部劇とかによく転が
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わたしの叔父さん(2019年製作の映画)

4.2

仲のいい方がレビューしてたのをずっと前にClipしてて、今回やっと観賞。
静かでゆったりとしていて、何の変哲もない日常を映したかのような作品。こういうの好きだなあ。

主演の二人は実の叔父と姪らしく、
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鉄道運転士の花束(2016年製作の映画)

2.8

パッと見、華やかなジャケットから連想するイメージとは少し違った。中身は人身事故を扱ったシリアスなテーマが中心。
ただシリアスなテーマながらも重苦しい感じが全然なく、ブラックユーモアに満ちてる。

「私
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ブータン 山の教室(2019年製作の映画)

4.0

初めてのブータン映画。普段見慣れてる作品とはまた違う趣がある。

都会の人間が思いもよらない場所で人々の温もりに触れる…とゆー、話の内容だけなら割とありふれたテーマかもしれないものの、それでも心温まる
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マッドマックス 怒りのデス・ロード(2015年製作の映画)

4.0

血湧き肉躍るなあ~
ドカーン!ときて、ドーン!といって、最後はベタベタせず凛然と幕を下ろす。

久しぶりに観たけど、これだよこれ!
このアクセル全開な豪快さと、パッと咲いてパッと散るような潔さがたまら
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アルジェの戦い(1966年製作の映画)

4.0

アルジェリア独立運動の節々が丁寧に、ものすご~く丁寧に描かれてました。

アルジェリア戦争は一応終結した後も国内で色々とごたごたがあったと聞きますが、終戦後まだ間もない1966年の作品というだけあって
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風が吹くとき(1986年製作の映画)

3.7

可愛らしいタッチの絵とは裏腹に、内容は核ミサイル投下に対する一般市民の日常。とても辛辣。恐ろしいです。

どこかで見た事のある絵だと思ったら、描いてるのはスノーマンの作者か☃️
もともとは絵本だったの
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ザ・フライ(1986年製作の映画)

3.5

思ってたよりグロいぞこれは……
なんか最近グロテスクなものばかり観てる気がしますが、別にゲテモノ系に目覚めた訳ではございません笑

『ザ・フライ』初めて観ました。
恥ずかしながら今まで知らなかったんで
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ムカデ人間3(2014年製作の映画)

2.0

ん~、今までとは違うなあ。
一作目は、まだ映画として仕上げようとした気持ちが伝わってくる。
二作目は不快感が凝縮されたナニカ。ある意味すごい。
三作目になると、もはやコメディ…?

まず刑務所の所長(
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ムカデ人間2(2011年製作の映画)

-

レンタルDVDのジャケットに「観るな危険⚠️」って書いてあるのわらった笑
こりゃ確かに観るな危険だ。そりゃモノクロじゃないと映倫から上映禁止にもされるよ🔞

前作から痛さ、グロさ、キモさがグレートジャ
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ムカデ人間(2009年製作の映画)

2.8

なんとなく気が向いたから、今を逃したら一生観ないような気がして、遂に自分もこやつに手を出してしまった……。

ん?でも、思ったより普通…?

ハイター博士のキャラがぶっ飛んでて強烈だったけど、グロテス
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フォードvsフェラーリ(2019年製作の映画)

3.5

このレビューはネタバレを含みます

普段マニュアル車を運転してる自分ですが、車は全然興味無くて、フェラーリもフォードもよく知りません。
フェラーリはなんか聞いたことある。あの早そうな車ですよね…
フォードに関しては、もはや初めて知ったレ
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荒野にて(2017年製作の映画)

3.8

幼い頃に母が出奔し、父と2人で暮らしてきたチャーリーくん。
とある事件をきっかけに、孤独になった彼が自分の居場所を求めて旅するロードムービーだけど、少年と馬が旅する話は初めて観たかも。

原題も『Le
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不思議惑星キン・ザ・ザ(1986年製作の映画)

4.0

ナンダ、コノ、エイガ・・・

謎すぎるけど、管理社会に対する風刺がばっちし利いてた。
よくソ連の検閲通ったなあ。
きっと担当者たちもどう判断していいか困ったんだろうね笑

愛を読むひと(2008年製作の映画)

-

これ、あれだ…『朗読者』ですね。
原作は昔読んで、個人的に苦手な小説でした。
ベルンハルト・シュリンクの文体は好きなんだけど、内容が淫猥で面白さが理解できなかった記憶があります。

今回アマプラで評判
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赤い闇 スターリンの冷たい大地で(2019年製作の映画)

4.0

原題『Mr.Jones』こと『赤い闇』。
ソビエト連邦を題材にした作品。
邦題の“闇”は国政の闇の部分を表現してるのが伝わってくるけど、“赤い”は旧ソ連の国旗の色を指してるんでしょうか……?

それは
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アナと雪の女王2(2019年製作の映画)

-

これは、あれですね……
喋る時に毎回歌うやつですね。

二回チャレンジするも、残念ながら最後まで観賞できず挫折。
セリフの大部分がミュージカル化されてることを知らなくて、歌うのは前作程度かと思っていた
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トムとジェリー シャーロック・ホームズ(2010年製作の映画)

3.0

シャーロック・ホームズが好きなので観賞。トムジェリはもしかしたら初めて観たかも。

内容はもちろん子供向けなんだけど、ホームズの「赤毛組合」を彷彿とさせる場面もあって、ちょっとにんまりさせてもらえたの
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ファイナル・プラン(2020年製作の映画)

2.9

酷評の多い本作だけど、思ったより面白かった。
いやしかし、脚本が雑。いいのかこれで?
そんな何度も噛みしめるタイプの作品でもないから、一度サラッと楽しむくらいで丁度いいです。

自転車泥棒(1948年製作の映画)

4.4

このレビューはネタバレを含みます

うーん…やりきれねえ、、、

途中の親父さん、自分の子が溺れたのかと不安になり、自分にとって何が本当に大切なのか気付くシーン…とても印象的でした。
でもやっぱり頭をよぎっちゃうんですね…、再びもとの考
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ハムレット(1990年製作の映画)

3.0

このレビューはネタバレを含みます

『ハムレット』を読んだ事がない人は沢山いますが、『ハムレット』を知らない人はいないでしょう。
言わずと知れた『リア王』『マクベス』『オセロー』と並ぶ4大悲劇のひとつで、その中でも知名度の高さでは筆頭か
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荒野の誓い(2017年製作の映画)

4.4

今年の夏に観たものの、なんとなくレビューが書きにくくてずっと放置してました。年内最後のレビューになります。
自分が2021年度に観賞した映画の中で、個人的に最も好みと言ったらこれかなあ……。

癌で死
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博士と狂人(2018年製作の映画)

4.1

自分も『Oxford English Dictionary』にはお世話になりましたが、あの辞典の誕生にこんな秘話があったとは……。

秘話というか、わざわざ秘密にするつもりはなかったんだろうけど、時が
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エルフ 〜サンタの国からやってきた〜(2003年製作の映画)

3.8

意外と面白かった笑

純粋にサンタクロースを信じてた小さい頃は、特に何もなくてもクリスマスってだけでワクワクしてました。
大人になったら違うワクワクに変わってしまうから、子供の頃の純粋なワクワク感は今
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幸せへのまわり道(2019年製作の映画)

3.9

「子供向け番組の司会者と、取材で訪れた記者との友情」
これだけ聞くと何かあんまり面白そうだとは思わなかったが、意外や意外、観てみるとかなり良かった。

ついカッとなって相手を傷つけてしまったり、親子関
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残された者-北の極地-(2018年製作の映画)

3.6

まさに『キャスト・アウェイ』北欧バージョン。
マッツ・ミケルセン遭難してても変わらず渋いな笑
ほぼ一人演技で最後まで持って行くという、見事ないさぎよさ。
簡素な内容なのに意外と面白く感じるのはマッツの
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ランボー ラスト・ブラッド(2019年製作の映画)

3.8

周囲の評判がいまいちだったから期待せずに観たけど、いやー面白い。

確かに今までとはだいぶ系統が違うものの、血湧き肉踊る内容なのは相変わらず。
敵もしっかりとクソ野郎を演じてるから、視聴者の感情を上手
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そして人生はつづく(1992年製作の映画)

3.9

同監督の『友だちのうちはどこ?』で撮影されたイランの小村が大地震でめちゃくちゃになってた……。

映画上いちおう脚本はあるものの、内容的にはドキュメンタリーに近く、被災者の安否確認と現地の報道を兼ねて
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プライベート・ライアン(1998年製作の映画)

3.8

昔観たけど内容忘れてたので再観賞。

もっとリアルな展開とか、勉強になる戦争ものを探せばいくらでも見つかるだろうけど、凄惨な戦争映画なのになぜか観やすさを感じさせるのがスピルバーグっぽい。

そしてト
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