モカさんの映画レビュー・感想・評価 - 6ページ目

ファイティング・ダディ 怒りの除雪車(2014年製作の映画)

3.3

『スノー・ロワイヤル』がこの映画のリメイク版だと知って、こっちも観賞。

しかし、すごい邦題だな笑
『ファイティング・ダディ 怒りの除雪車』
ランボー怒りのシリーズみたい笑

中身はほとんど一緒でした
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スノー・ロワイヤル(2019年製作の映画)

3.3

上映当時から観よう観ようと思いつつ、ずっと手付かずだった(忘れてた)作品です。

僕の周りからは、今回はリーアム・ニーソンが強くない、わりと普通の役だと聞いてたので、そうなのか~…と思って観たんですけ
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ハンターキラー 潜航せよ(2018年製作の映画)

3.8

潜水艦→興味なし
軍→興味なし
ジェラルド・バトラー→主演作ひとつも観てない

…こんな自分なので、もはやこの作品を楽しむ資格はないと思ってました笑
が、思いのほか引き込まれた。

いかにも王道って感
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ザ・ピーナッツバター・ファルコン(2019年製作の映画)

4.0

去年このジャケットに一目惚れして、それ以来ずっと観たいと思っていた一本です。やっと観れました。

ちょっとあっさりしてたけど、まんま想像していた冒険物で、ベタな友情を描いたロードムービー。こういうの大
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インセプション(2010年製作の映画)

4.5

このレビューはネタバレを含みます

自分はあのラストシーンそのものが好きなので、解釈はどっちでもいい派です。
それより、今回10年振りに観て思ったんですが、これ結局ミッション(アイディアの植え付け)が成功したのかどうかが気になります。
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TENET テネット(2020年製作の映画)

3.4

映画は感性による主観で観るものですが、ノーラン監督の場合は悟性による客観を取り入れてるのが素晴らしい。

「時間の矢」と「反粒子」の学説は昔から物理学にある馴染み深いものなので、理論的には『インタース
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レ・ミゼラブル(1982年製作の映画)

5.0

これは映画ではなく、1982年にフランスで4回に分けて放送されたテレビドラマを1つにまとめた物〔らしい〕です。

世にレ・ミゼラブルの映像作品は沢山ありますが、この版ではしっかりとしたフランス語が使わ
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セブン・シスターズ(2017年製作の映画)

3.7

何も知らず、ジャンルすら知らずに観ましたが、これはなんですかね?
デストピア系SFのアクション・サスペンスのような…?
予想していた物とはだいぶ違いましたが、脚本がひねられてて、思ったよりずっと面白か
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涙するまで、生きる(2014年製作の映画)

5.0

なぜこんなにMark数が少ないのか不思議なくらい、とてもとても素晴らしい映画でした。
もともと目立たない作品ですが、世間のウケが悪いのは邦題の影響が大きいんでしょう。
邦題はこんなだけど、いわゆる『グ
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1917 命をかけた伝令(2019年製作の映画)

4.0

Amazon primeに落ちてたから、ついスマホで観てしまいました。
ち~っちゃい画面で笑

撮り方が話題になってる作品だけど、自分としては物語としても普通に面白かったです。

でも本当はスクリーン
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ザ・プロム(2020年製作の映画)

-

あまりにも疲れ過ぎてて、後半寝ちゃってました。。

いや、ほんと久しぶりに上映中に寝た。
映画館に出向くこと自体およそ2年ぶりだったんですけど、館内暖かくて居心地良すぎます。
あの空間にベッドを置いて
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プレステージ(2006年製作の映画)

3.6

これ、『ダークナイト』と『インセプション』の影に隠れて見逃してました。初見ですが、面白かったです。

最近、クリストファー・ノーラン監督作品にハマってます。
作品数はそんなに多くないけど、どれも緻密に
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ドクター・ドリトル(2020年製作の映画)

2.5

旧作よりも、さらに子供向けになってました。
むしろ原作に近いのはこっちらしいけど、大人視点で構えてたせいでかなり肩透かしを食らったなあ。

でも今の子供達のためにも、こういう夢のある作品をリメイクして
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アップグレード(2018年製作の映画)

3.8

primeでしつこくオススメに出てくるから何も考えずにポチったけど、これは良かったです!
短くサクサク進むし、95分楽しませてもらいました。

終わってから他の方のレビューをぺらぺら見てて気づきました
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完全なるチェックメイト(2014年製作の映画)

3.0

チェスは昔ハマったけど、久しぶりに見たらルールも忘れてた。チェスを知らなくても全然問題ないです。

チェスの名手ボビー・フィッシャー。
神経質な天才をトビー・マグワイアが熱演してくれてました。
性格も
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わたしは、ダニエル・ブレイク(2016年製作の映画)

4.0

これは何も調べずに観て良かったです。

途中、ずっと家と役所を往復してるだけの展開に、退屈だなぁ~と感じてしまったけれども……
それもこれも、ラストに込めた思いを視聴者に感じてもらうため、ああやって地
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幸せなひとりぼっち(2015年製作の映画)

4.0

自殺が出てくる話だと聞いてたから最初は重たい映画かと思っていたけど、でも別に暗い話って訳じゃなかったんですね。

なんでもない日常を丁度いいテンポや音楽で軽快に運んでくれてて、構成もタイミングも制作チ
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未来を花束にして(2015年製作の映画)

3.5

どうでもいいけど、きらびやかなジャケットから連想されるイメージと実際の内容が違いすぎる。
なぜこんなキラキラにしたのか?謎。

けど中身は好きです。
ロンドンにおいての、女性参政権をめぐる戦い。これは
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ザ・ドア 交差する世界(2009年製作の映画)

2.9

時代が異なる世界に移動するという、凄くスケールのでかいことを
主人公の自宅周辺という、凄く狭い地域だけで繰り広げるパラレルワールドもの。

登場人物もご近所さんだけだし、肝心のドアも手近な場所にあるし
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ねじの回転(2009年製作の映画)

2.0

脚本を担当されてるサンディ・ウェルチなる人物は知りませんが、この作品の原作となっているヘンリー・ジェイムズの小説『ねじの回転』は、昔読んで印象的だったので気になって観賞。
独特な題名は「話にひとひねり
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とうもろこしの島(2014年製作の映画)

3.4

セリフが少ない映画だとは聞いてたけど、ここまで喋らないとは予想外でした。
気まずい沈黙ってわけじゃないが、言葉は無用だと言わんばかりに終始一貫してほぼ無言。

『みかんの丘』は、銃弾が飛び交うわ人も亡
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みかんの丘(2013年製作の映画)

4.3

とてもとてもいい作品でした。
ほのぼのとしたタイトルとは裏腹に、戦争の不条理さがよく伝わってきたよ。

また偏屈じいさん系の映画かと思ってたら全然違った。
常識があって冷静でキモが据わってる。
このお
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ピカソ-天才の秘密/ミステリアス・ピカソ(1956年製作の映画)

-

よくピカソの絵はキュビスム(立体派)の中でも特に難解だと言われます。

このドキュメンタリーは、ほぼ無言でひたすらピカソの描写を眺めるものでした。
映像の中でピカソの観点についての説明がなかったので、
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ゴッホ 真実の手紙(2010年製作の映画)

3.7

ポスト印象派の巨匠ゴッホ。
去年の冬、上野の森美術館に足を運んだ時のゴッホ展は凄い人混みでした。
やはり日本人はゴッホ好きが多いんですね。

でも、なぜなんでしょう?
多くの人は中学を卒業する頃の年齢
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真珠の耳飾りの少女(2003年製作の映画)

3.2

バロック美術を代表するヨハネス・フェルメールの絵と言えば、やっぱりこの『真珠の耳飾りの少女』が筆頭に挙がるほど有名だと思います。

この絵画の誕生秘話を題材にしてはいますけど、そもそも原作がフィクショ
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ヴィンセントが教えてくれたこと(2014年製作の映画)

3.0

爆笑って感じではないけど、ギャグありシュールなシーンありで楽しめました。

なによりビル・マーレイが健在で良かったです。久々に見た気がする。
今いくつなんだろ?これからもお元気でいてくだせえ。

ヒトラーの忘れもの(2015年製作の映画)

4.0

この映画、なんの映画だろう?
ってずっと気になってて、何も調べずに観賞。
『ヒトラーの忘れもの』ってそういう意味だったんですね。

戦後、大人が埋めた地雷の後始末をさせられる戦争捕虜の少年兵たち。
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ハッピー・デス・デイ(2017年製作の映画)

2.8

このレビューはネタバレを含みます

アマプラで5回くらいに分けて少しずつ観たから、登場人物の顔と名前がちんぷんかんぷん。
ていうか、続編まで観た今でもちんぷんかんぷん。

満を持して犯人がマスクを取ったとき、本気で「…あんた誰??」状態
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トランス・ワールド(2011年製作の映画)

3.0

みなさん仰っているように、超低予算のわりによく練られてる。
腑に落ちない部分もあったけど、全体的に骨組みがしっかりしてました。

この安っぽさと制作チームのチャレンジ精神が、この作品の持ち味な気がして
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切り裂き魔ゴーレム(2016年製作の映画)

3.3

ホラー映画かと思ってたけど、よく言えば王道、悪く言えばありきたりなサスペンスでした。
グロい描写は多少あるものの、怖さを求めて観ると肩透かしを食らうかもしれません。
登場人物は多くないけど、フーダニッ
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ヒトラー 〜最期の12日間〜(2004年製作の映画)

3.7

あ、ヒトラーが出演してる…!!
と思うほど、主演のブルーノ・ガンツが素晴らしかった。まさにヒトラーのイメージ像そのもの。

当たり前だけど、最初から最後まで悲劇然とした重い内容です。内容はタイトルその
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マイ・プライベート・アイダホ(1991年製作の映画)

2.3

初めて観たけど、これ面白いですか…?
批判とかではなくて、どこに面白さを見いだせばいいのかが分かりません。
単純に好みの問題かな?
キアヌとリバーじゃなければ手に取ることは無かったかも。

内容はいま
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パッセンジャー(2016年製作の映画)

3.7

ジェニファー・ローレンスの映画は初めて観たかも。
前半はなんだかいまいちに感じたけど、後半の巻き返しが凄かったです。
単純明快なストーリーでありながら、いつの間にか伏線もちゃんと回収されてて、思ってい
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メッセージ(2016年製作の映画)

2.5

宇宙SFの中でも難解な映画だと聞いてましたが、全然そんなことありませんでした。最後まで観ると繋がります。

ただ、形而下と形而上が混ぜこぜになってて自分はあまり好きではない。

科学なら科学、ファンタ
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あまくない砂糖の話(2015年製作の映画)

3.0

食に欠かせない砂糖と言うことで、ハンバーガーを食べまくる『スーパーサイズ・ミー』よりかは身近な気がしたよ。
まあ摂りすぎて危険なのは糖質だけではない。どんな栄養素も摂りすぎは毒。