momoさんの映画レビュー・感想・評価 - 3ページ目

momo

momo

映画(138)
ドラマ(16)
アニメ(0)

君の名は。(2016年製作の映画)

4.0

かなりヒットした作品だが、今まで観てなかった。アニメーション作品の中ではいつか観たいと思っていて、ようやく実現した。「前前前世」ってこの映画のだったんだと今さらながら知る。ストーリーは時空を越える好き>>続きを読む

本能寺ホテル(2017年製作の映画)

4.0

過去にタイムリープする装置とアイテムが面白い。絶世の美少年森蘭丸がまさかあの人だとは。綾瀬はるかさんは大好きな女優さん。天然だけど上品なキャラに心惹かれる。堤真一さんはTHE織田信長。カッコいいです。>>続きを読む

謝罪の王様(2013年製作の映画)

3.0

阿部サダヲさんが出ているのは大概面白いだろうと踏んで視聴。だいぶ前になるのでほとんど覚えてないが、まあまあ笑って観ていたような。ある謝罪の言葉がふりとともに下品でそこは笑えなかった。キーになる言葉なん>>続きを読む

記憶屋 あなたを忘れない(2020年製作の映画)

3.5

題名にひかれて鑑賞。思いの外ヘビーな内容で観終わったあと心にズンと澱(おり)のようなものが残った。生きていたくないくらいつらいことがあったとき、記憶屋さんがいてくれるといいね。でもそれを受け止める記憶>>続きを読む

花戦さ(2017年製作の映画)

3.5

「のぼうの城」が面白かったので野村萬斎さん主演の本作を観た。萬斎さんの飄々とした演技がこの作品が暗くなりすぎるのを和らげていた。秀吉と利休の顛末はとても興味がある。権力者と庇護される者でありながら師と>>続きを読む

MIRACLE デビクロくんの恋と魔法(2014年製作の映画)

3.5

ベタと言えばベタだけど嫌いじゃない。ずっと榮倉奈々ちゃん応援隊になって観ていた。相葉くんは平和な役がよく似合う。ハン・ヒョジュさんは綺麗な方。やはり美味しいところをさらっていく生田斗真氏。アニメが実写>>続きを読む

殿、利息でござる!(2016年製作の映画)

3.7

自分たちが置かれた理不尽な状況を、知恵を絞って打開していく庶民の力強さを感じた。人情の温かさも感じられる良作。羽生結弦くんの出し所が秀逸。「決算!忠臣蔵」を観てがっかりしたのだが、同じ監督と知り驚いた>>続きを読む

決算!忠臣蔵(2019年製作の映画)

1.0

今まで観た忠臣蔵作品で一番刺さらなかった。日本人が温めてきた忠臣蔵観を完全に茶化してくれた。定番の感動的なエピソードも省略されているし、人物の掘り下げも浅い。始めこそ豪華なキャストに驚き、どう展開して>>続きを読む

鍵泥棒のメソッド(2012年製作の映画)

3.7

コメディ要素たっぷりの気楽に観れる作品をと思い、本作をチョイス。堺雅人さん、香川照之さんも決め手。素直に楽しめた。まずあり得ない設定が面白い。簡単に入れ替わったものの、その後の急展開。やべ~どうなっち>>続きを読む

この世界の(さらにいくつもの)片隅に(2019年製作の映画)

1.0

☆1も要らん。前作で感動できなかったので、これを観れば少しは刺さるかと思い鑑賞。観てから前作にちょっと足したディレクターズカット版とわかり、騙された感。スピンオフかと思ったのに。これ一つの作品に数えま>>続きを読む

ビリギャル(2015年製作の映画)

4.0

ビリキャルの時と、大学生として旅立っていく時の主人公が、別人かと思うくらい成長していた。言葉を知るということはそのカテゴリーを理解すること。学ぶに連れて心の機微が感じられるようになった。そういう微細な>>続きを読む

フォルトゥナの瞳(2019年製作の映画)

4.5

愛か死か、究極の愛の物語。人の死の運命が見えるフォルトゥナの瞳を持つ青年の苦悩を神木隆之介くんが好演していた。「神さまの言うとおり」では凄味のあるサイコ少年を演じていたので幅が広いなと感心した。優しく>>続きを読む

ボヘミアン・ラプソディ(2018年製作の映画)

4.0

クイーンはビートルズ、デヴィッド・ボウイとともに好きなアーティストだった。洋盤LP、CD、ライブDVD、詩歌集もコレクションした。これは観なきゃということで公開当時映画館で鑑賞。ツレは洋楽好きでもない>>続きを読む

青くて痛くて脆い(2020年製作の映画)

2.0

本当に「痛い」映画だった。壮大な痴話喧嘩を見せられた感じ。途中まで正義のための復讐譚と思っていたのに悪い方向に裏切られた。どっちもどっちのムナクソである。まあ勝手に近づいてきて人を振り回しておいて裏切>>続きを読む

TENET テネット(2020年製作の映画)

2.5

久々に洋画を観る。YouTubeで薦めていた人がいて、タイムリープ物と知って。難解との評判通り、出だしからよくわからん。字幕だし、西洋のオシャレな会話の応酬にも慣れていないので完全に振り落とされた。逆>>続きを読む

武士の家計簿(2010年製作の映画)

3.5

原作は話題になったときに読んだが、すっかり忘れてしまった。磯田道史さんはテレビ番組でも活躍されており、歴史に親近感を抱かせてくれる。本作も時代は違えど家計の遣り繰りに腐心する猪山家の人々を通して家族の>>続きを読む

武士の献立(2013年製作の映画)

3.5

上戸彩さん演じる春のような包丁上手になりたい。料理がどれも美味しそう。高良健吾さん演じる夫とすれ違いながらも徐々に心が重なりあっていくところが微笑ましい。悲しい出来事もあるが、最後でとても幸せな気持ち>>続きを読む

武士の一分(いちぶん)(2006年製作の映画)

3.5

前に一度DVDで観ていたがネトフリにあったので再視聴。木村拓哉さんと檀れいさんの夫婦役が似合っていて、当時壇さんの金麦のCMを観ると、旦那様はキムタクを想像していた。下男役の笹野高史さんも良かった。敵>>続きを読む

映画 謎解きはディナーのあとで(2013年製作の映画)

4.0

「謎ディー」懐かしい。アマプラに上がってきたので観た。多分地上波で1度観た気がする。当時ドラマもリアタイで観ていた。櫻井翔さんの影山と北川景子さまの麗子お嬢様のやり取りがツボ。ミステリーだけどコミカル>>続きを読む

世界から猫が消えたなら(2015年製作の映画)

3.5

「旅猫リポート」からの猫つながりで鑑賞。自分が1日生き延びるために何かを犠牲にし続けなければならないのは辛いな。一つひとつ自分を構成する要素を失っていくことだから。アイデンティティーを失くしてまで生き>>続きを読む

嘘八百(2017年製作の映画)

3.0

好みの程よい渋味のおじさま二人が出ているのとタイトルがなんか面白そうだったので観てみた。そこそこ楽しめたもののそんなには心を動かされなかった。恨みを晴らせたのと最後の展開は良かったけど。今、続編がレン>>続きを読む

記憶にございません!(2019年製作の映画)

3.5

三谷幸喜監督作品はハズレがない。抱腹絶倒間違いなし。一瞬も飽きさせない。キャストも豪華で随所に個性が光る。どのキャラも好き。中井貴一さんみたいなこんなお茶目でハートフルな総理がいたら日本はもっと生きや>>続きを読む

思い、思われ、ふり、ふられ(2020年製作の映画)

3.0

「キミスイ」 コンビなんで売れ線なのかと思い鑑賞。こっちの北村匠海くんはモテ男設定なんだね。でも王子様は似合わん。ファンの人ごめん。浜辺美波ちゃんはちょっと押し気味の役で代わり映えしないかな。あざとい>>続きを読む

ラストレシピ 麒麟の舌の記憶(2017年製作の映画)

4.0

公開当時原作を読んでいたが、その後映画を見ずじまいだった。アマプラで見つけて鑑賞。原作はすっかり忘れてしまったが、映画を観ながらこんなだったかもと違和感はなかった。西島秀俊さんと宮﨑あおいさんの夫婦愛>>続きを読む

ナラタージュ(2017年製作の映画)

4.0

久々に映画館で鑑賞。原作で予習済み。「ナラタージュ」の題名通り、現在に過去が交錯する。原作の世界観が上手く再現されていた。松本潤さんは変幻自在に役を演じ分けられる人だと思う。オーラ全消しで陰キャ葉山先>>続きを読む

一度死んでみた(2020年製作の映画)

3.5

佐藤健くん、志尊淳くん、城田優さん目当てに観た人は泣くレベルのちょい役。キャストがマジ豪華過ぎ。感動や教訓など必要としないほどエンタメ要素全開で爆走しまくる映画。オトボケ堤真一さん、こじらせ広瀬すずち>>続きを読む

超高速!参勤交代 リターンズ(2016年製作の映画)

3.8

前作が面白かったので。佐々木蔵之介さん好きだな~。人情あるし、頼もしいし。こんな藩主だったらお城に上がりたい。いつものメンバーと繰り広げられる道中のあれこれ。ハラハラしたり、クスッとしたり。いい匙加減>>続きを読む

超高速!参勤交代(2014年製作の映画)

3.8

佐々木蔵之介さんが人の良い殿様を好演。こんな殿様なら下の者も付いていくよね。深田恭子さんはやはりお美しい。殿様の情にほだされていくところがよく表現されていた。最後の変身ぶりにも目を奪われる。素敵素敵。>>続きを読む

のぼうの城(2012年製作の映画)

3.8

このレビューはネタバレを含みます

野村萬斎さんの飄々とした感じが良かった。謡の場面は流石である。榮倉奈々さんはやはり魅力的。最後秀吉の側室になるのかよ、となったが史実だから仕方ない。萬斎さんと榮倉さんの役の関係が飲み込めず、途中Wik>>続きを読む

コーヒーが冷めないうちに(2018年製作の映画)

4.0

コーヒーが冷めない間だけ過去に戻れる不思議な珈琲店でのお話。波留さん、吉田羊さん、松重豊さんそれぞれに物語があり、切ないながらも温かい気持ちになった。有村架純ちゃんが過去に戻るときはどうなるかと心配し>>続きを読む

図書館戦争(2013年製作の映画)

3.5

うっかりTHE LAST MISSIONを先に観てしまい、世界観に入り込めなかった。やはり本作を先に観るべきだった。状況がようやく飲み込めた。岡田准一さんと榮倉奈々さんの丁々発止は面白かった。二人が織>>続きを読む

(2020年製作の映画)

3.0

当代の人気若手二人が共演する話題作ということで期待して観た。特に小松菜奈ちゃんは「ぼく明日」でとても魅力的だったのでかなり。結論から言うと、菜奈ちゃん可愛かったけど「ぼく明日」のほうが断然いい。菅田将>>続きを読む

カイジ ファイナルゲーム(2020年製作の映画)

3.0

福士蒼汰くんコレクション。Ⅰ・Ⅱは観ていない。藤原竜也さん主演なので期待して観たが、この手の映画に慣れていないのでなかなか入り込めなかった。タネ明かしで少し面白いと思った。吉田鋼太郎さんの悪役良し。蒼>>続きを読む

江ノ島プリズム(2013年製作の映画)

4.0

タイムリープ物が好き。細かい設定はさておき、純粋に面白かった。親友のためとはいえ自分を犠牲にするなんてなかなかできない。福士蒼汰くんの涙は心を持ってかれる。「さよなら俺」切ない。結末もあれで良かったと>>続きを読む

君の膵臓をたべたい(2017年製作の映画)

3.2

脚本家の吉田智子さんは好きだけど、これはそうでもない。まずタイトルがグロい。奇をてらっているに過ぎず、そんなに感動するフレーズでもない。病気のヒロインもただ好き勝手やってるだけで浮いている感じしかしな>>続きを読む

この世界の片隅に(2016年製作の映画)

2.0

今まで観た戦争映画の中で一番心を動かされなかった。戦時中の日常も知っていることばかりだったので特に驚かなかったし、主人公があまりにもどんくさくて疲れた。幼馴染みとの恋愛模様もあっさりな描かれ方だったの>>続きを読む