ともぞーさんの映画レビュー・感想・評価 - 44ページ目

サバイバルファミリー(2017年製作の映画)

3.0

世界から電気がなくなったらもっと混乱するだろ…と思って観てたらそれは設定の1つというだけであってテーマはそこじゃないことに気づく。
あの一家が無人島に漂流したら…とかでも家族の再構築の描かれ方は大きく
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スーパーバッド 童貞ウォーズ(2007年製作の映画)

2.0

登場人物全員の言動の動機が全然わからない。
特にセスは多動性障害レベルで言動に脈絡がない。アレの理由付けを思春期だからってだけではいくらなんでも無理がある。
ベッカやジュールスがあのイケてない2人に好
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魔女がいっぱい(2020年製作の映画)

2.5

タイトルを「魔女がいっぱい」から「ネズミがいっぱい」にすべき。ポスターもアンハサウェイからネズミ3匹にすべき。そうじゃないとアンハサウェイ目当てでこの映画を観る被害者が増え続ける。

人生の特等席(2012年製作の映画)

4.0

クリントイーストウッドの役柄はいつも決まっている。頑固かつ偏屈でいて人情家。約束されたストーリーに約束された結末。だけど、それが心地いい。

僕たちは世界を変えることができない(2007年製作の映画)

4.0

大学生の頃に観た作品。国際政治学を専攻していたから印象に残っている。貧富の差を美化し過ぎることなく、かといって絶望させ過ぎることもない、この問題を考える取っ掛かりとしてはちょうどいいと思う。

ラストレター(2020年製作の映画)

2.0

福山雅治の気持ち悪さが新海誠っぽいと思ったら、秒速をさらにこじらせた作品なんて言われてるのね。そっか、秒速を苦手とする人達ってこんな感情なのか。
それはそうと、犬は何のために登場させたんだろう。妻への
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架空OL日記(2020年製作の映画)

3.5

ドラマの良さがそのまま映画に受け継がれてる。と言えば聞こえは良いけどそのまま過ぎて、あのテンションで映画の尺は冗長に感じてしまう。
これならドラマとしてシーズン2をやってほしい。

カセットテープ・ダイアリーズ(2019年製作の映画)

4.0

日本で言うと尾崎豊に感化された若者みたいな感じか。「街を出ようと思うほど街が追ってくる」というセリフが今の自分に突き刺さった。親の反対を押し切って新しい世界に飛び出す、というラストはよくあるけど、周り>>続きを読む

SKIN/スキン(2019年製作の映画)

4.0

タトゥーは入れるのは簡単だけど消すのは痛みが伴う。それは人間だったり人生と似ている。
新しい切り口で人種差別を批判する素晴らしい作品だった。
主演のジェイミーを観るのはリトルダンサー以来だと思うけど良
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ライド・ライク・ア・ガール(2019年製作の映画)

5.0

今まで観てきた映画のヒロインの中で1番カッコいい。時代を切り開くプロフェッショナルって本当にすごい。「君に無傷なところは残っているのか?」「勝つ力よ」のシーンは最高に痺れた。

ライフ・アクアティック(2004年製作の映画)

3.0

これをコメディとして捉える感性は持ち合わせていなかった。板尾創路のお笑いを見てるような感じ。たぶんこの映画はセンスが良いんだろうなぁっていうのはわかるんだけども。
グランド・ブダペスト・ホテルも合わな
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ブルータル・ジャスティス(2018年製作の映画)

3.5

こんなにテンションが低いアクション映画初めてかも。バディの絆を過剰に演出するわけでもなく、強盗犯も淡々と銀行を襲い呼吸するように人質を殺す。死に際のプロポーズもうまくいかない。BGMもほぼ無し。
だけ
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アルプススタンドのはしの方(2020年製作の映画)

3.0

野球の展開をセリフで説明したり、それを活かした最後のプチどんでん返しだったり、演劇向きの物語だなぁと思ったらホントに演劇を映画化した作品だった。
舞台を生で観てたらずっと集中できただろうけど、家のテレ
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レベッカ(1940年製作の映画)

3.0

レベッカは一切出てこないのに主人公はレベッカ。桐島部活やめるってよの原型ってこれなのか?

ドリームガールズ(2006年製作の映画)

3.5

3人で力を合わせて成功を掴む的な物語かと思ってたらほとんど内輪揉めの話だった笑
ビヨンセを完全なヒロインにせず、「歌唱力は上」というキャラを出すあたりアメリカの懐の深さを感じる。日本じゃ絶対無理。

おとなの事情(2016年製作の映画)

4.0

まさに地獄絵図…笑 女性の秘密の方が軽めに設定されてるのはちょっと納得がいかない笑
ラストシーンのトーンはすごく良かったけど結局みんなそれぞれのパートナーを許して2人で歩んでいくって決めたってことな
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暁に祈れ(2017年製作の映画)

3.0

タイの刑務所で生き残ったのはすごいけど、最後までビリーは未熟なままという印象。逆にそれがリアルか。

ベガスの恋に勝つルール(2008年製作の映画)

4.0

そうそう、映画はこれで良いんだよ!と膝を叩きたくなる。ラストに結婚式シーンを持ってくるあたりが憎い。

ルディ/涙のウイニング・ラン(1993年製作の映画)

4.5

甲子園、高校サッカーの全国大会で必ず特集される「上手くはないけどチームの中心にいる選手」その最たるものがルディ。持ってる才能は熱意だけ。全世界のベンチウォーマーに観てほしいが作品。

すばらしき世界(2021年製作の映画)

4.0

この映画を通して1メートル近く積み上がる身分帳の10センチ分も三上のことを知ることができないかもしれないけど、三上を嫌悪し同情し応援したくなる。それを可能にしてるのは役所広司の怪演だし西川美和の才能。

ヤクザと家族 The Family(2021年製作の映画)

3.5

この作品の見どころは3部に分かれてるパートの最後。テーマと公開時期が被ってるすばらしき世界と比べられてるけど、最後のパートをガッチリ2時間で描いてるのはすばらしき世界なんだよなぁ。そして、本作は山本個>>続きを読む

プリデスティネーション(2014年製作の映画)

3.0

むほほ〜なるほどね〜。で、結局なんだったの?って感じ。

哭声 コクソン(2016年製作の映画)

3.5

國村と男祈祷師の対決シーンって結局誰と戦ってたのか…笑 2対1でも國村が瀕死するほど女祈祷師が強かったってこと?あと毒キノコ説を割と最後の方まで引っ張ってたのも謎。
この内容なら2時間30分もいらな
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劇場版コード・ブルー -ドクターヘリ緊急救命-(2018年製作の映画)

3.0

キャラ増やしすぎて若干エピソード渋滞起こしてたけど、にしてはバランス良く収めたなぁという印象。がん患者の花嫁が血だらけで搬送されたシーンはインパクト大。

デスプルーフ in グラインドハウス(2007年製作の映画)

3.0

昔風の映像と意味のない会話、アメリカの風土とか芸術史に明るいなら何か感じるものがあるのかもしれないが、そうじゃない人がこの作品を好きというのは単にタランティーノ好きな自分が好きというだけでは?

バンクーバーの朝日(2014年製作の映画)

3.0

在日外国人にヘイトを向ける人たちはこの映画を観て、そんなにカナダが大変なら日本に帰れば良いのにという感想を抱くのだろうか。
それとも、逆境の中で日本人の誇りを持ってよく頑張った!とでも思うのだろうか。

野火(2014年製作の映画)

3.0

片手間に観てしまった。けどカメラの感じとかが好みじゃなかったので良しとする。なんか、野火の良さがわからない人は映画好きを語ってはいけないとか言う人が出てきそうな映画な気がした。

あのこは貴族(2021年製作の映画)

4.5

どこまで見せてどこまで見せないかの線引きが自分にはジャストの映画だった。邦画で階級の壁を描く作品って珍しい。たぶんこれは東京に住んだことなければ頭では理解してもホントには理解できない気がする。
麦ちゃ
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明日への地図を探して(2020年製作の映画)

3.0

擦り切れるほど擦られたタイムループもの。この世界に入り込む前を全く描かないのは初めてみたかも。

メランコリック(2018年製作の映画)

3.0

設定が独特。風呂敷のたたみ方が雑だったけど、リアリティーが重要になるテーマでもないからいいのか。

劇場版「鬼滅の刃」無限列車編(2020年製作の映画)

4.0

映像はアニメ版の1.3倍くらいキレイだし、煉獄のシーンの盛り上がりもグッとくるものがある。
ただ、やっぱりそれは原作だったりアニメ版の下地があってこそのもの。
一映画ファンとしてはこの作品が日本の興行
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花束みたいな恋をした(2021年製作の映画)

3.0

ストーリーは普通のカップルが付き合ってから倦怠期に入って別れるだけの話。その2人がいかに奇跡的に自己同一性を持っているかというのをくどいほど積み上げられて分かりやすすぎるほど描写されて胸焼けする。
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サマーウォーズ(2009年製作の映画)

5.0

夏になると観たくなる。この作品を観てから夏に積乱雲を見ると山下達郎が自動再生されるようになった。

GO(2001年製作の映画)

5.0

文字通り僕の人生を変えた作品。杉原のような人間になりたくて生きているのかもしれない。