バス釣り太郎さんの映画レビュー・感想・評価 - 7ページ目

バス釣り太郎

バス釣り太郎

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逆転のトライアングル(2022年製作の映画)

2.6

3部構成なんだけど1部進むごとにどんどん面白くなくなっていって、無人島編は帰ろうか帰らないかを真剣にずっと悩んでたらやっと終わってくれた

Part1の超嫌なインタビューとか、従来イメージされる立場の
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ベネデッタ(2021年製作の映画)

4.5

いやめっちゃおもろい、お勉強映画だと思ってたらやってることはめちゃくちゃくだらないエンタメだった。これがバーホーベン節ってやつか!84歳が撮る映画じゃないだろ、ファンになった。フィルモグラフィーも面白>>続きを読む

キャッチ・ミー・イフ・ユー・キャン(2002年製作の映画)

3.8

どこまでほんとなのか知らないけど割とおもしろく見ました、レオがCAを引き連れるところから飛行機が飛び立つまでの一連の流れとかはさすがと思った。ファザコンしてたらトム・ハンクスがお父さんになっちゃう話

こちらあみ子(2022年製作の映画)

4.2

まじでめちゃくちゃにしんどいけど、あみこが魅力に溢れていてずっとあみこでいてくれるからなんとか最後まで見れた。

あみ子のトランシーバーに応答してくれた人はあの坊主と、エンドロールの監督くらいだったか
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フェイブルマンズ(2022年製作の映画)

4.5

エブエブが面白くなくて、こんなので一日終われないと思ってまさかの連チャンでこれ観たらさっきまでのモヤモヤが嘘のように浄化されてほんとに良かった

全然見たいものと違った、というのは自分の半生をこんなに
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エブリシング・エブリウェア・オール・アット・ワンス(2022年製作の映画)

2.8

期待しすぎて損した
全然ノレない感じがスイスアーミーマンと全く一緒で、ああこの監督たち自分に全く合わないんだと…

まず序盤がたるい。根幹になるマルチバースの設定説明がまさかの長いのに下手っていう悪し
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晩春(1949年製作の映画)

4.4

なぜ結婚するのか、の答えを笠智衆が普通に教えてくれるヤバい映画

『秋刀魚の味』も最後は娘が嫁ぐ話だけど、あっちはどちらかというと父側に、この『晩春』は娘側に焦点が当たっていて面白い。

ボーンズ アンド オール(2022年製作の映画)

4.1

ラストが予想の範疇を超えない感じはあるけれど、カニバ映画初めてで面白かったしなにより美しかったからOKです。同族に出会える喜びに満ちてたね!

デュランデュラン、ジョイディヴィジョンを入れてくるセンス
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スイス・アーミー・マン(2016年製作の映画)

3.0

面白いのはジェットスキーするとこまでだった、そこからは最後まで入り込めなすぎて絶望した

でも10年後にもっかい見たいと思うくらいには癖になってる(かもしれない)。エブエブは期待してる

未知との遭遇(1977年製作の映画)

4.1

こんなとっちらかってる映画がよく売れたもんだなあ。最後いきなり感動風でトリュフォーもなんか分かってるような感じだけど、いやこっち全然分かってないから笑笑

わけわかんねえことが多すぎるけど、それすら全
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JAWS/ジョーズ(1975年製作の映画)

3.4

フェイブルマンズやるし、適当にスピルバーグマラソンやるか〜と思い立ったが続くかは知らない

ジョーズってこんなにおもんなかったっけ、いやこれまでにスピの後を辿った人が多すぎて元祖がおもんないって思える
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ちひろさん(2023年製作の映画)

4.1

日本版ジャームッシュと勝手に捉えてる今泉監督、どんどん映画作って欲しい

有村架純って良い女優なんだなあ、キャスティングミスってねと思ったけど結局後半にはちひろさんとして見ている自分にびっくりする。あ
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ライトハウス(2019年製作の映画)

4.2

音と光が怖くて不愉快な、だがそれが良い映画だった。そのためのモノクロ、正方形か。遠くから見てやいのやいの言うくらいがちょうどいい気がするな、めちゃくちゃ笑えるし。

あのカモメのとこのグワンってカメラ
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BLUE GIANT(2023年製作の映画)

3.7

めちゃ評価高いから何事と思って見たら微妙だった(原作は未読)。もう主人公のウザさとか玉田の実力と練習時間の合ってなさとか展開がベタすぎるとか腐るほど言いたいことあるんだけどこれは原作の部分になるだろう>>続きを読む

アントマン&ワスプ:クアントマニア(2023年製作の映画)

3.9

フェーズ4では何を見せられていたんだろうという感じはするが、久々に王道マーベルを楽しませていただいた気がする

量子世界はそれなりに楽しいけどさすがにスターウォーズすぎるし、アントマンらしさはどこにあ
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FALL/フォール(2022年製作の映画)

4.3

高所恐怖症なので主人公同じくなんでこんなとこ来ちゃったんだろうと思ったが、手汗ドバドバになりながら頑張りました
こういうジャンル映画で出オチで終わらないだけでも良いのに全然展開読めなくてめちゃくちゃ面
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On Your Mark(1995年製作の映画)

5.0

もう何回みたか分からないが初めて映画館で観れて本当に良かった。我が地元調布ありがとう、隣のおばさんとガン泣きしてしまった。もはや併映の耳すまでトーンダウンしてしてたの自分でも笑う。
『風立ちぬ』と共に
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耳をすませば(1995年製作の映画)

4.2

映画館で見れたぞー。こんなピュア度の高い映画を作れる時代ってほんとにあったんだな。パヤオが理想化した恋愛と生きる喜びをぬけぬけと全肯定してきてたまらん、いや感動した。

ジブリはファンタジーが入ってく
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アントマン&ワスプ(2018年製作の映画)

3.7

当時受験で同級生は皆これだけ見てなかったやつだけど、そういえばエンドゲームに直で繋がってたね

ワスプの戦闘がかっこよくて楽しいしルイスの早口シーンとかは並に好き
でもヴィランがしょぼいし、素人目でも
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アントマン(2015年製作の映画)

4.0

クアントマニア直前で再履修。MCU1周目の時印象なさすぎてほぼ初鑑賞に近かったけど普通におもろかったな
マラソンしてたら箸休めできる感じで良い

小人でできる大喜利全部やってる気はするからそれだけでも
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パターソン(2016年製作の映画)

4.6

余韻がすごい。こんなに日々が愛おしくなる映画中々ない

パターソンにバス運転手と詩人という属性を与えたのは上手い。鑑賞者の多くが感じるであろう「日常の非日常性」との親和性が高いと思う。毎日同じ駅に停り
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ドラゴンボール超 ブロリー(2018年製作の映画)

5.0

DB映画史上最高傑作。野沢雅子の年齢とCG移行したことを鑑みると、これから先も最高傑作であり続けるはず。再再々鑑賞くらいでレビュー

前作『復活のF』の反省を活かし(?)、ビルスを戦場に行かせなかった
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トム・アット・ザ・ファーム(2013年製作の映画)

3.6

色々考えて結果割とどうでもいい映画に落ち着いちゃいました。ドランで閉鎖的なジメジメとした気持ち悪さは味わいたくない。

バビロン(2021年製作の映画)

4.7

映画讃歌の映画として傑作すぎる。チャゼルの熱意がこれでもかと伝わるラスト10分、最後はマニーと全く同じ顔でスクリーンを観ていた(嘘)。足繁く映画館に通いながら、映画の一部になりたいと願いながらも、映画>>続きを読む

ノースマン 導かれし復讐者(2022年製作の映画)

3.9

序盤退屈でうとうとしていたんだがアニャちゃんがお股見せてくれて起きはじめてそこからは面白かった()
ビョークのところ寝ちゃってて見逃したけど2回目行く気にはなれんなあ、

アクションがすごい大味で演劇
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Mommy/マミー(2014年製作の映画)

4.7

Wonderwall/アスペクト比をかっぴろげる のアイディア勝ち作品ではあるんだけどそのアイディアが100億パーセント良すぎるからどうしようもない
初めて見た時「これ合法?」って言ったもん

にし
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セッション(2014年製作の映画)

4.3

バビロン直前ということでひっさしぶりに公開ぶりにみたがやはり面白い。フレッチャーブチ切れシーンの切り抜きは何回も見てるけど。アメとムチのアメの部分が全部ムチへと向かうフリになっていて、これはDV男の手>>続きを読む

パーマネント・バケーション(1980年製作の映画)

3.5

尖りすぎて(なんならジャームッシュで1番とがってる?)さすがにつまんないけど、80'sNYのリアルをちゃんと描いてるような気もする

ダウン・バイ・ロー(1986年製作の映画)

4.8

ジャームッシュ暫定ベスト!人生で何回でも見たい!

男達の束の間の絆がいとも簡単に引き剥がされる残酷な美しさ。あの定点で捉えた二股の分かれ道がいつまでも頭に残る。
俺も混じってアイスクリーム叫びたい

ストレンジャー・ザン・パラダイス(1984年製作の映画)

4.0

この映画がジャームッシュの出世作であり、インディーズブームを巻き起こしたと聞き納得の嵐。当時こんなものを見せられたらサブカルくそ野郎が多発するのは、21世紀生まれの私でも想像にかたくない。

ハンガリ
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イングロリアス・バスターズ(2009年製作の映画)

4.6

全5章構成のバレるかバレないかサスペンス。天才的な脚本で152分飽きる暇がないのはもちろん、別々の登場人物たちが後半で混じりあっていく感じはパルプフィクションぽくて面白すぎる。そして痛快さだけでいえば>>続きを読む

美女と野獣(1946年製作の映画)

3.8

コクトー初見。良さはあまり分からないが(美女と野獣自体話が好きでない)野獣の造形や衣装にただならぬこだわりを感じたし、ラストシーンくそほど美しくてなんでもよくなった!

天才マックスの世界(1998年製作の映画)

4.0

こんなクソ映画の代表例みたいなジャケ、普通なら観る気しないけど邦題いいね、『ラシュモア』では誰も観ないもんね。シュワルツマンとビルマーレイが一人の女を取り合う変な映画。やっぱりウェスは初期作の方がいい>>続きを読む

レザボア・ドッグス(1992年製作の映画)

4.3

デビュー作からハイセンスおじさんすぎてお話にならない。無駄話をするギャングたちが囲む円卓をカメラが舐め回す。レンガの壁をバックにスーツ姿の男たちが闊歩する極上のタイトルバック。ギャングの話なのに密室会>>続きを読む

JUNK HEAD(2017年製作の映画)

4.3

マッドゴッドを先に観てしまったので、さほど狂ってるとは思わず楽しめたのはほんとに良かったと思う。

背景、クリーチャー、人形、作り込みがすごくてストップモーションの良さを残してるんだけどリアルな存在感
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イニシェリン島の精霊(2022年製作の映画)

3.7

一番共感できる(まともだと思える)のが妹ということは、やはり自分のような人はそそくさと島を出て、ドミニクのような良い奴は死んで、どんどんイニシェリンは閉鎖的になっていくのだろうね

イニシェリンの綺麗
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