映画観るマシーンさんの映画レビュー・感想・評価 - 18ページ目

映画観るマシーン

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仁義なき戦い 頂上作戦(1974年製作の映画)

3.9

前作で山守組から破門された広能は積年の恨みを爆発させるも煮え切らない打本、そうこうしているうちに警察やマスコミの締め付けが強くなり最後には警察の頂上作戦発動によって抗争当事者双方の親分格一同逮捕されて>>続きを読む

仁義なき戦い 代理戦争(1973年製作の映画)

3.6

ド派手だった1作目、叙情的だった2作目、3作目は派手さも叙情さも抑えられ心理合戦工作合戦だった
副題の通り、神戸明石組と神和会の抗争の場として広島が振り回される話
ドンパチ抑え気味で会議が開かれてる場
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きっと、うまくいく(2009年製作の映画)

3.8

よく笑ったしよく泣いたし、最初から最後まで明るく希望溢れる良い映画だった
ただ笑って終わりのコメディだと想像していたらテーマもしっかりあってメッセージ性も強く、なかなかよく出来た映画だなと
最後も本当
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仁義なき戦い 広島死闘篇(1973年製作の映画)

3.8

今作の主人公は広能(菅原文太)ではなく山中(北大路欣也)であるためシリーズの外伝的位置づけにされているシリーズ2作目
山中は自分の中の鬱屈した感情を暴力という形で爆発させる広島ヤクザの典型として描かれ
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仁義なき戦い(1973年製作の映画)

4.1

冒頭シーンの「おい、やったど」からもう広能の只者じゃない感が滲み出ている
菅原文太さん演じる広能は、のし上がるためなら平気で嘘八百並べ立てる腐れ外道山守組長にいい様に振り回される一ヤクザなのだが自分の
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セブン(1995年製作の映画)

3.9

一級のサイコサスペンス、画面から目が離せない
暴食強欲怠惰色欲傲慢嫉妬憤怒——七つの大罪に準えられて殺人が起きる
なかなか深く、考察しがいのある映画
またしばらくして再鑑賞したい

ベイビー・ドライバー(2017年製作の映画)

3.7

車と洋楽が好きならとても楽しめる映画
観ていて気分上々だった
ただ行動の動機とか背景の掘り下げとかが若干足りなかった気がする、そこだけ残念
まあケビン・スペイシーもジェイミー・フォックスも見れたからよ
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スラムドッグ$ミリオネア(2008年製作の映画)

3.7

感動した
出題されたクイズはどれもマジャールが辛い人生を生き抜く中で流した血と涙の結晶、最後にサリームが見せた兄としての覚悟にも泣かされた
エンドロールでみんな一緒に踊ってたのはインドご愛敬

トゥルーマン・ショー(1998年製作の映画)

4.1

このレビューはネタバレを含みます

友人に「映画のこと何も調べないで観てくれ」と言われ予備知識全く無しで観た
最初はなんのこっちゃ分からなかったが途中で違和感を持ち、後はひたすら狂気を感じながら観ていた
ラストは感動した
誰でも1度はこ
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狼たちの午後(1975年製作の映画)

3.2

ストックホルム症候群…
ゴッドファーザー、カリートの道、スカーフェイス、ヒート
アル・パチーノはとにかくかっこいい

レオン(1994年製作の映画)

3.8

今更ながらの鑑賞
あまりの完成度にビックリした
芸術的な映画だった
ゲイリーオールドマン演じるスタンフィールドが敵なのに憎めない、出来るだけ長く画面にいて欲しいと思ってしまう
若干12歳のナタリーポー
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ダラス・バイヤーズクラブ(2013年製作の映画)

3.3

まだエイズや同性愛者への偏見が色濃かった80年代を舞台に、HIV感染余命1ヵ月を宣告された主人公が自分の人生を必死に生きようとする話
いつの間にか自分のためだけでなく世のエイズ患者たちのために政府やF
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シティ・オブ・ゴッド(2002年製作の映画)

4.3

めちゃくちゃ面白かった…
映画から溢れ出るスラムの空気感に飲まれ、130分経つのがあっという間
これほど面白いギャング映画がなぜ広まっていないのか不思議で仕方がない
ブラジルのスラム"神の街"でのギャ
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ローズマリーの赤ちゃん(1968年製作の映画)

3.3

ずっと薄気味悪さの漂う映画だった
下手なおばけ映画より悪魔映画の方が怖い、オーメンしかりエクソシストしかり

ゼイリブ(1988年製作の映画)

3.2

だらだら長く盛り上がりに欠けるところはあるが、映画の題材としては悪くないかも
ただのSFエイリアン映画ではなく、現在の物質主義に対する警告の意味を込めた風刺映画

裸の銃を持つ男(1988年製作の映画)

3.3

冒頭から凄まじいアホっぷりで戸惑ったかが後半になると慣れてとても笑えるようになった

アウトレイジ ビヨンド(2012年製作の映画)

3.8

前作から引き続き再鑑賞、本当に好き
最後まで小物感が拭えなかった石原、怒鳴っていても暴れていてもイマイチ迫力に欠け、最初は役者の演技力の問題だと思っていたが逆にそれが小物感を演出できていて良いと気づい
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アウトレイジ(2010年製作の映画)

3.8

来月新作公開ってことで再鑑賞
文句の通り全員悪人でドロッドロ
北野バイオレンスと言われるだけあって全編通して怒号暴力殺戮の嵐、そしてよく練られたプロットで面白くないわけがない
極道モノが好きな人は必見
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コードネーム U.N.C.L.E.(2014年製作の映画)

3.7

シリアス過ぎず、でも軽過ぎない、とてもスタイリッシュで観ていて楽しかった
レトロでクールな60年代が舞台ってのもいい
また劇中で使われたヘリ(ギャビーが父親に会いに行く時)が実際に007の撮影で使われ
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アメリカン・ビューティー(1999年製作の映画)

3.2

アメリカン・ビューティー、「アメリカの美しさ」と皮肉っているだけではなく、見た目は美しいが見えない根っこの部分から腐っていく同名の薔薇にも掛けているらしい。劇中で見られる真っ赤な薔薇はこの種だとか。>>続きを読む

カッコーの巣の上で(1975年製作の映画)

3.6

このレビューはネタバレを含みます

マクマーフィはどう見ても持ち上げることの難しそうな水飲み台を何故持ち上げようとしたのか、それは現状に疑問を抱き挑戦することすら忘れてしまった患者たちに対する無言の反抗だったのだ
それを使って抑圧された
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フレンチ・コネクション(1971年製作の映画)

3.6

脚本の修正で結局劇中では冒頭で銃撃された男の正体は明かされなかったが、彼はシャルニエを尾行していた刑事のようだ
しかしそれが結果的に良い方向に作用した
しっかり食らいついていかないと置いていかれる、と
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ホット・ファズ 俺たちスーパーポリスメン!(2007年製作の映画)

3.6

完全にただのコメディだと聞いていたがなかなか風刺の効いた映画だった
まさに出る杭は打たれるってことで田舎に左遷された堅物エリート刑事のコメディアクション
色々考えさせられたし好きな映画のパロディもあっ
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リーサル・ウェポン(1987年製作の映画)

3.2

クリスマスに始まりクリスマスに終わる…なんだこの既視感…ああダイ・ハードか
ダイ・ハードに全然敵わないけどそこまで貶すこともないかな
メル・ギブソンのかっちょいい姿も見られたし
終わり方は自分好みだっ
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Mr.&Mrs. スミス(2005年製作の映画)

3.6

お互いに言えない秘密を持っててそのために二人の間に距離が空いていく…
そりゃあ言えないよ殺しのエリートエージェントなんてさ
色々あってお互いの正体に気付いて殺し合ってその過程で二人の間にある愛を再認識
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ミッドナイト・ラン(1988年製作の映画)

3.9

このレビューはネタバレを含みます

今まで何となく観る気しなくて後回しになっていたミッドナイトラン、主人公がロバート・デ・ニーロだと知って鑑賞
この映画ギャグセンス高いなあ
何度も声上げて笑ってしまった
笑えるだけでなく、軽快な音楽の中
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マイティ・ソー(2011年製作の映画)

3.5

友人の評価が芳しくなかったので敬遠していたが来るバトルロイヤルとブラックパンサーのために鑑賞
普通に楽しめてよかった
この作品でホークアイ出てくるのか

バットマン リターンズ(1992年製作の映画)

3.2

何とも暗いクライマックス
唯一の救いはキャットウーマンの姿が映され生存が確認されるところ
ペンギンの最期は哀れだった

しかしバットマン映画のヴィランはどれも素晴らしいクオリティで怪演される
ジャック
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インクレディブル・ハルク(2008年製作の映画)

3.1

正直ハルクが可哀想すぎて…観ていて辛い
まあそんなことよりハルク演じてるのがエドワード・ノートンだとは思わなんだ
ファイトクラブでの彼のニヒルな姿にグッときたのを思い出したな
最後はトニースターク登場
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ダンケルク(2017年製作の映画)

4.2

これはとんでもない映画を観たもんだ
絶望と希望が何度も何度も繰り返される
ただでさえはち切れそうな緊迫感絶望感を更に煽るBGMや爆撃音や銃声、そして絶望に押し潰されそうな圧倒的閉塞感
ダンケルクの海岸
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ワンダーウーマン(2017年製作の映画)

4.0

DCEU前作まで追いついたのでやっとワンダーウーマン観に行くことができた
いやあ良かった思ってたより強かったな
神話やヒーロものに恋やWorld War Iも絡めていて、最後の方は若干ヒーロー色が強く
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スーサイド・スクワッド(2016年製作の映画)

3.4

ひたすらハーレクイン可愛いな
色彩もBGMもなかなか素晴らしいし最後の方でQUEEN流れるのはQUEENファンとして嬉しかった
ヴィラン勢揃いという本作、出てくるヴィランたちがそれぞれの事情を抱えてい
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バットマン vs スーパーマン ジャスティスの誕生(2016年製作の映画)

3.3

このレビューはネタバレを含みます

バットマンとスーパーマンの対決からのワンダーウーマン含め3人で共闘する
DCEU構想の本格的始動が感じられる
チラッとアクアマンなど他のヒーローも観られるのはDCファンとしてとても嬉しい
ただ、DC新
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マン・オブ・スティール(2013年製作の映画)

3.5

良くも悪くもスーパーマンは全スーパーヒーローの基準となっており、スーパーマンほど"ただのスーパーヒーロー"感満載なやつはいないだろう
しかしそれは必ずしも面白くないダサいということを表しているのではな
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バットマン(1989年製作の映画)

3.2

ノーラン版観る前に出会いたかった
あっちがIMAXカメラ等使って迫力あるバットマンを完成させているだけに、やはりその点で見劣りする感は否めない(時代が時代だけに仕方ないのは分かっている)
しかしあっち
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