kwsmさんの映画レビュー・感想・評価

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DOGMAN ドッグマン(2023年製作の映画)

4.5

「神は犬を遣わされる」という冒頭の引用、おどろおどろしく(かわいい)登場する犬、エンドクレジットの"HERO DOGS"
多幸空間に終始満面の笑みが溢れてしまう最高映画

アンテベラム(2020年製作の映画)

4.0

かっこよすぎて最後の方息止めてみてた
思想と歴史は地続きなのだとヒリヒリさせられる

MEN 同じ顔の男たち(2022年製作の映画)

3.3

永久機関で草、アメーバかよ
限りなく黒に近いグレーな隠喩が気色悪い
全裸MANとか完全にクリトリックリス

瞳をとじて(2023年製作の映画)

3.7

人生の問題は恐れと希望だ的なミゲルとマックスの会話が印象に残った。
生死がわからない宙ぶらりんな状態て多分キツくて、ミゲルと俳優の娘が男に映画を観せる行為は男が記憶を取り戻せない(=自分達が知っている
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ストップ・メイキング・センス 4Kレストア(1984年製作の映画)

3.7

終始刻みまくり動きまくりなパフォーマンスはトーキングヘッズもデイビッドバーン(玉置周啓lv100という印象)も初めてでも楽しめた
スタンディング上映だったので各々静かに踊り狂ってる雰囲気もとてもよかっ
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ヴィーガンズ・ハム(2021年製作の映画)

3.6

「マイナーな野菜ばかり食べてる」て悪口の解像度が高すぎる

ボーはおそれている(2023年製作の映画)

3.6

よくわからないけどぼんやりトゥルーマン・ショーぽいなと思ったり
おじさん×2が風呂で揉みくちゃになるの控えめにいって地獄だし、屋根裏モンスターはデヴィットクローネンバーグみのある気持ち悪さで不謹慎だけ
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Saltburn(2023年製作の映画)

3.6

自分を迷い込んできた可哀想な子羊と安全地帯から舐めて見下す貴族連中を転がし倒してからのフルチンダンスはさぞ楽しかろう

哀れなるものたち(2023年製作の映画)

4.0

ベラが経験の中から理性や思考を身につける一方で、一定の教育と地位を享受しているはずの人間が非理性的なのが皮肉。いつの間にそんなちゃんと歩けるようになってたの!?てなるぐらい自然に、ベラの表情や振る舞い>>続きを読む

決算!忠臣蔵(2019年製作の映画)

3.6

なにも考えない脳筋武士とそれにふりまわされる裏方武士のやりとりがどっかの会社の日常と重なるようで面白かった。当時片道30万弱かかる関西-東京間を14,000円で行けてしまう新幹線は偉大…ナイナイ岡村が>>続きを読む

運び屋(2018年製作の映画)

3.7

よぼよぼだけど歩行も運転も問題ないどころか監督と俳優もこなすイーストウッド爺がもはやフィクションみたいな存在 100歳までがんばってほしい

パリ、テキサス(1984年製作の映画)

3.4

焦らしの2時間、よくある痴情のもつれの果てに大好きな奥さんに放火されて逃げられちゃって(多分)、でもそんなこと誰にも話したくないし認めたくもないっていう独りよがりなおじさんの独白が30分 コミュニケー>>続きを読む

ロスト・イン・トランスレーション(2003年製作の映画)

3.3

音楽や中盤以降のカラオケからのタクシーで帰る一連の流れがすごく良かっただけに前半が残念すぎた。
いい感じな東京ぐらいでよかったものをわざわざそれ(日本人的な仕草を含む)をデフォルメして、しかもあまりい
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L.A.コンフィデンシャル(1997年製作の映画)

4.1

おもしれーとしか言いようがない
バドエドシドなどの呼称に混乱する序盤

マッドマックス/サンダードーム(1985年製作の映画)

3.7

敵の女ボスがブラックラグーンのバラライカやラピュタのドーラに連なる強女でよかった

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