icさんの映画レビュー・感想・評価 - 2ページ目

わさび(2016年製作の映画)

2.7

短い中にぎゅっと詰まった温かさ。主人公のような逞しさがあったらな…と、そんなことを思った。

魔法遣いに大切なこと(2008年製作の映画)

1.2

豪華キャストなのでみたものの内容が浅い感じがした。CGもなんだかすごかった。

日日是好日(2018年製作の映画)

3.5

主人公の心の成熟の様子がなだらかに移り変わっていく。その姿に、なんとなく励まされる。不器用でも分からなくても続けていると見えてくるものもあるのだと。

留めておきたい美しい言葉もたくさんあった。

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エブリシング・エブリウェア・オール・アット・ワンス(2022年製作の映画)

2.3

理解するまでに時間がかかったけど、テンポよく流れていくストーリーに巻き込まれたと言う感覚。ああ、すんごいアトラクションに乗ってしまったな…と思う暇もなく進行していく。
とてもくだらなくて、気軽にみれる
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At the terrace テラスにて(2016年製作の映画)

2.6

男女の煩わしく面倒なところが交錯した会話劇。良くも悪くも人間臭さ漂う内容がテラスを舞台に繰り広げられ、演劇を見ているような感覚だった。
妬み嫉みが露わになっていく先に、そんなことも掻っ攫ってしまう結末
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デヴィッド・ボウイ ムーンエイジ・デイドリーム(2022年製作の映画)

3.2

このレビューはネタバレを含みます

スクリーンで観れてよかった。内容がどうこうではなく、スピーディーに進んでいくライブ映像やインタビューの数々がアトラクションのように駆け巡り、彼の人生を浴びた気分。最後に「★」が流れた時には、自分でもよ>>続きを読む

わたしは最悪。(2021年製作の映画)

1.5

全く共感できず途中でリタイア。この人本当に最悪じゃん…と。いつか気持ちに余裕ができたら、またみたい。

アフター・ヤン(2021年製作の映画)

3.4

久しぶりに心に響く作品と出合った。
最初から最後まで静かに、多くを語りすぎない。こちら側の想像にある程度任せる。その柔らかさが心地よかった。ホームビデオのようなブレるカメラワークは、じんわりと涙を誘う
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TOKYO NOIR/トウキョーノワール(2004年製作の映画)

1.2

最初から最後まで暗くて湿っぽい。昔の東京はこんな感じだったのか。今なら完全にアウトなパワハラ医者…。

L change the WorLd(2008年製作の映画)

1.3

ストーリーをあんまり覚えてなかったけれど、なんだかコロナと重なる部分もあって不思議な気持ち。

ぼくは明日、昨日のきみとデートする(2016年製作の映画)

2.8

一瞬頭がこんがらがる、いや、最後までこんがらがるのだけど、面白いファンタジー。若干、「ベンジャミン・バトン 数奇な人生」ともかぶるけど、別世界という設定がまたちがう。新鮮なラブストーリー。
でも現実的
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ノイズ(2022年製作の映画)

2.7

サスペンスなのかと思いきや、コメディチックな一面もあったり。最後のどんでん返しはまさかの展開。

でも人間の奥の奥の心情にまで迫る内容は面白かった。

クワイエット・プレイス(2018年製作の映画)

2.1

映画館で観るべきだったか、あまり緊迫感もなく、進んでしまってあっという間に終わりへ向かってしまった。

設定として詰めが甘いのかな。
地下で声が出せるなら、そこでの生活をスタンダードにするだろうし、も
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マグノリア(1999年製作の映画)

3.0

ハイテンポでスピーディーに切り替わる展開に目が離せないので、とても疲れる。でもそれだけシーンをおさえているのがすごいと思うくらいにパワー溢れる作品。

最後までみてもよくわからないのだけど、よくわから
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みなさん、さようなら(2012年製作の映画)

2.2

団地、団地かぁ。
団地はいろんな印象を持たれていて、大人になるまで意識などしてこなかったものの、改めてちょっと不思議な場所。

それは置いておいて、ある一定の自分の良しとする環境から、出られなくなると
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スマイル(2017年製作の映画)

1.9

ものすごくコンパクトに気持ちを揺さぶる。ストレートな内容面白い。

水曜日が消えた(2020年製作の映画)

1.2

毎日顔も機嫌も変わる人いるよなぁ〜と、
設定が面白い。でも内容はいまいちピンとこず。

人数の町(2020年製作の映画)

1.7

戸籍がなくなってしまえば、何者でもなくなってしまう。管理されている私たち。
世の中の動きは民主的に見えて、それは操作されてるだけなのかも。
新感覚の世界観だった。全然ちがうけど、なんだか冷たい雰囲気か
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さよなら、私のロンリー(2020年製作の映画)

3.0

家族ってやっぱり特殊。閉じられた環境であり、ある意味、宗教的で政治的。
小さな世界の中で、子は親を信じ、身を委ねる。カーストができてしまえば、無条件で従う。愛情を求めて。

ポルト(2016年製作の映画)

2.2

フィルムとデジタルを織り交ぜながら紡がれる映像はポルトの景色や街並みを の空気が漂ってくるような気さえした。

昔読んだ本に書いてあった
失うことの意味が
誰が書いたか忘れたわ
"人はあらゆることを忘
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人間失格 太宰治と3人の女たち(2019年製作の映画)

2.7

昔、吉田大八監督の舞台「クヒオ大佐の妻」を鑑賞したときに、宮沢りえさんの迫真の演技に驚いた。一言では語れない女性の強さ、複雑な心境の表現力が見事。そんな過去の作品をふと思い出した。
愛する人が天才とい
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ミックス。(2017年製作の映画)

1.5

2010年代ってなんというかこの手のストーリーが多い気がする。険悪な出会い→仲良くなるみたいな。
気軽に見れる内容。

ホワイト・ノイズ(2022年製作の映画)

2.5

試されてるような作品。
あまりよくわからなかった。

不安な体(2021年製作の映画)

2.9

ぷにっとした皮膚の感触も、痛々しい描写も、不思議と伝わってくる。絵としては抽象的なのに、滑らかな線の動きが、生々しい。

NOPE/ノープ(2022年製作の映画)

3.8

斬新すぎて今までにない感じ。どこをとってもおもしろかった。
未知のものに対する恐怖と好奇心。恐らく恐怖と興奮は隣り合わせなものなのかも。ダイナミックなスケールの演出にツッコミを入れつつも、ドキドキした
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不能犯(2018年製作の映画)

2.2

……それで?と、着地点なく終わってしまった。続編を作るつもりだったのか…。事件はたくさん起こるのになんの進展もせず、不完全燃焼。刑事も翻弄されるけれど、そこからどうなるでもなく…危ういドキドキ感もなく>>続きを読む

フライ,ダディ,フライ(2005年製作の映画)

3.1

権力者を父に持つ少年が娘をボコボコに。そこで仇を打とうと立ち上がった父親。

こういう真剣にふざけた内容の作品好きだ。あらゆるところに問題を掲げながらも、ユーモアを交えて作品に落とし込んでいる。堤真一
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