icさんの映画レビュー・感想・評価 - 5ページ目

六月の蛇(2002年製作の映画)

2.7

黒沢あすかさん、、この声聞いたことある!と見覚えのある女優さんと繋がった。段々と妖艶になっていく姿がすごい。

途中から性癖よく理解できなかったけど、
湿気、梅雨、カタツムリ……自分の嫌なものが揃いな
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アイネクライネナハトムジーク(2019年製作の映画)

2.4

このレビューはネタバレを含みます

内容知ってるぞ?と思ったら、少し前に読んだ本だった。
結婚ってなんだろう、いつするべきなのだろうと迷える人に背中を押してくれるような話。でもハッピーエンドが、なんとなく今泉監督らしからぬ感じ。。わかん
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ある船頭の話(2019年製作の映画)

3.1

撮りたい風景がわかる感じがたまにあざとかったけど、それでも唸る美しさ。川も雪も花も。自然が恐ろしく綺麗。
楽ちん便利なことは、果たして人にとって一番良いことと言えるのだろうか。弱者が描かれていた。
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FOUJITA(2015年製作の映画)

2.2

フジタを絵しか知らなかったのでこんな人だったんだ?と。

パリの楽しげな風景いいな。

台北ストーリー(1985年製作の映画)

3.9

このレビューはネタバレを含みます

エドワード・ヤン監督は、空気を描くのが本当に上手い。会話にこっちまで張り詰めた緊張感が漂ってくるような気さえしてくる。

どうしてわかってくれないのか。
周りにどんな男性がいたって、楽しい日々を過ごし
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傷だらけの男たち(2006年製作の映画)

3.4

報われない…

でも、なんだか魅力的な映画だった。
キャストもハマってる感じだし。

アル中でもちゃんと仕事してる金城武。
静かにしかし熱く感情を秘めているトニー・レオン。

エンドロールで浜崎あゆみ
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いますぐ抱きしめたい(1988年製作の映画)

2.2

なんだったか、この手のストーリーのアジア映画見たことある気がする、、思い出せない。冒頭から何だか予想のつく展開だけどそれでも気になってみてしまった。喧嘩シーンはとんでもなく痛々しいがケロッと意外と治っ>>続きを読む

打ち上げ花火、下から見るか? 横から見るか?(1993年製作の映画)

2.4

伊藤歩がこのオーディションに落ちた〜(岩井さん曰く、スワロウテイルのキャストに入れたくキープしたとのこと)というのをYouTubeチャンネルでみて、久しぶりに観賞。
思春期の子どもの複雑な感情や一振り
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明け方の若者たち(2021年製作の映画)

2.0

エモい系流行ってるのか…
明大前、高円寺、下北沢…と学生の溜まり場を次々と登場させ、サブカル音楽を流し、あるあるを誘う。ザ・青春を描く。
最後の展開は予想外だったけど、あんまり共感もできず、入り込みも
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まわり道(1974年製作の映画)

3.6

テレーゼと再会したシーンで、車の周りに立つ四人の奇妙なのにカッコいい姿が印象的だった。

正直、自分に酔ってるような主人公のことは好きになれないが、
周りの登場人物の気持ちの方に共感した。

孤独な彼
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僕等がいた 前篇(2011年製作の映画)

1.1

当時、漫画をクラスで回し読みした。もちろん実写化映画はすぐにみた記憶。
なぜかこの年になって再鑑賞すると、良さが全くわからなくなってしまった。あの頃、何であんなに盛り上がっていたのか。でも、あっそうか
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パリ、テキサス(1984年製作の映画)

3.7

このレビューはネタバレを含みます

以前鑑賞した際に、音楽と間の心地よさからか、ウトウトと寝落ちてしまい、そこから数年後…
やっと改めて観れた。

まず、全てのシーンがどこを切り取っても美しかった。衣装による差し色、モーテルのドアから覗
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フレンチ・ディスパッチ ザ・リバティ、カンザス・イヴニング・サン別冊(2021年製作の映画)

2.2

内容が詰め込まれすぎてはじめ置いていかれていたけど、なんとか追いついたり。最後の終わり方も良かった。
ウエス・アンダーソンワールド全開。むしろパワーアップしていた。静と動を感じる演出がいい。カメラワー
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エル プラネタ(2021年製作の映画)

2.3

おしゃれだった。

貧困層を描いているけど、今ってSNSという鎧で自分を演出することがいくらだってできる。そのギャップとの付き合い方とは。

子供の頃のごっこ遊びを思い出した。ちょっと違うけど、関西に
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ムーンライト・シャドウ(2021年製作の映画)

1.1

面白みを見出せなかった。ふわっとおしゃれにとどめてる感じとかもあまり好きになれない。
でも、それが吉本ばななか、と思ったり。

雨の日は会えない、晴れた日は君を想う(2015年製作の映画)

3.4

このレビューはネタバレを含みます

ラブストーリーかと思っていたら、いい意味で期待を裏切られた。

身近な人の死を受け入れるのに時間がかかること、複雑な心境を大胆に表現していた。決して涙を流して、何も手につかなくなってというのが当たり前
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記憶の夜(2017年製作の映画)

1.9

このレビューはネタバレを含みます

まあまあ胸糞映画。この場面なら人間心理的にこうするでしょう、なぜ、気づかなかったの?、なぜ〜〜と、中途半端な設定の数々に疑問を抱く。
手が混んでいる割に復讐になってるのかも不明。そもそもな医者の行動も
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ボクたちはみんな大人になれなかった(2021年製作の映画)

1.5

"エモ"が満載すぎて、そのあざとさがちょっと残念だった。勝手な意見だけど、森山未來が演じているからにはもっとちがうなにかを期待してしまった。

ふがいない僕は空を見た(2012年製作の映画)

2.6

このレビューはネタバレを含みます

コスプレをしてセックスしてる映像が流出してしまった高校男子、一方でその相手は子供ができにくく、姑から圧をかけられてる主婦。
一見、この二人の末路が最悪に感じるけど、それ以上に不幸な人たちはいっぱいいる
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新聞記者(2019年製作の映画)

2.4

「この国の民主主義は、形だけでいいんだ」
最後の台詞にグサっ。この映画の一番言いたいことはそこなのかもしれない…と勝手ながらに響いた。どうでもいいゴシップが出て、注目の的が作り上げられ、その間に別の何
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ブエノスアイレス恋愛事情(2011年製作の映画)

2.6

なんか見覚えあると思ったら、「パリのどこかで、あなたと」のすれ違いストーリーと重なった。こっちの方が先だけど。

先日、海外の友人たちにセラピーはを勧められた。日本だとちょっと精神的に問題があるように
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レディ・バード(2017年製作の映画)

2.6

自分が歳を重ねて、冷静になって見れるけど、あんな母親耐えられないって気持ちも忘れてない。何をしてもあーだこーだ言われるのに、お金のことまで細々と、将来のいく先も阻むほどつべこべ続くなんて…。
と、同時
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サマーフィーリング(2016年製作の映画)

3.5

このレビューはネタバレを含みます

大事な人が急に倒れるって、想像しただけで辛い。そしてその彼女の表情や、淡々とした日常がこちら側を引きこむ。死ぬ前、彼女は幸せだったのだろうか?存分に生きたのか?

一方で、残された方の感情。何かに縋り
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ウェンディ&ルーシー(2008年製作の映画)

2.8

このレビューはネタバレを含みます

途中からほとんど同じロケ地なのが、ちょっと中弛みしてしまった。ロードムービーと思ってみはじめたので、ちょっと物足りない。

でも、それぞれの登場人物には、細かくキャラクター設定がされていることをみてい
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リトルショップ・オブ・ホラーズ(1986年製作の映画)

3.4

アマプラのおすすめで出てきて、昨年末を締めた一作。今更ながら、投稿。

子どもに見せたらトラウマになりそう。モノクロだから良しな、生々しさも、コメディ具合も良かった。

プロミシング・ヤング・ウーマン(2020年製作の映画)

2.7

酔っていたから、若かったから、
それが言い訳として通用しないことがもっと当たり前になればいい。弱者をもてあそぶ悪趣味も最悪。
被害に遭うのは、多分女性だからとも限らないだろうし、ストーリーに若干疑問も
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アジョシ(2010年製作の映画)

1.4

勧められてみたけど……だった映画。
主人公はかっこいい。

リバー・オブ・グラス(1994年製作の映画)

3.5

ゴールの見えないような全然いい話じゃないんだけど、それでも良かった。
家族も子どももいるのに孤独で愛に飢えてる主人公。やっと生きがいのような自分の居場所、誰かにきにされる状況になったのに、それはまるで
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この胸いっぱいの愛を(2005年製作の映画)

1.7

時空を超えたと言うべきか、年齢の壁を超えたと言うべきか、ある意味ロマンティックな恋愛なのではないか。
子供のころ憧れたお姉ちゃんと別次元で同世代として出会い交流を果たす。
メインはしっかり描かれている
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