ヤムチャンさんの映画レビュー・感想・評価 - 2ページ目

ヤムチャン

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エイリアン2(1986年製作の映画)

3.7

再鑑賞。流石はジェームズ・キャメロン監督。続編さながら前作をアクションエンタメに昇華している。宇宙傭兵ではなくなぜかゴキゲン海兵隊が植民惑星に降り立つのはご愛嬌。一方で主役のリプリーはというとパワーロ>>続きを読む

エイリアン(1979年製作の映画)

3.6

数十年ぶりに再鑑賞したものの物語は今現在観ても耐えうる作品。宇宙船艦内は制作当時の時代感が拭えないが、この内装あってのエイリアンだろうと思う。雑魚キャラも当時勢、緊迫感も当時勢、空気感がきな臭さと共に>>続きを読む

レギオン(2010年製作の映画)

1.8

神が人類に愛想尽かした!?と始まり二人の天使が希望側と絶望側にまわるが何故か舞台が片田舎のダイナーで籠城作戦。どこかでみたことのあるようなシーンの寄せ集め、大風呂敷広げた割にはちんまりした物語。

エイリアン:コヴェナント(2017年製作の映画)

3.5

エリザベス・ショウ博士が時空を超えて登場する謎のSF時代背景。細かなディテールがより現代風に未来観を煽るもエイリアンの謎を哲学的に解明しようとする。

プロメテウス(2012年製作の映画)

3.5

コヴェナントを観るにあたり再鑑賞。
エイリアンの起源を探る。
もったいぶってるエイリアンは産まれる迄が衝撃的。

犬猿(2017年製作の映画)

3.0

同性兄弟の嫌な部分を互いに責め合う攻防戦。互いにないものねだりが透けて見えるような。親族という血のつながりの枷が罵り合いに拍車をかける。登場人物4人の設定もまぁ絶妙な具合で毒を吐きまくる。

スネーク・アイズ(1998年製作の映画)

3.2

再鑑賞。デパルマ監督の技巧とニコラスの刑事が当時はワクワクさせてくれてたなぁ。今となっては使い尽くされた技巧でもある。

Pearl パール(2022年製作の映画)

3.4

ミア・ゴスがXよりもサイコ感マシマシになってた。壊れた人間の狂気とグロさ。

プー あくまのくまさん(2023年製作の映画)

1.6

かわいくなさ過ぎる、プーとピグレット。どこかのおじさんが熊と猪豚の被り物をして迷い込んでくる100エーカーの森でひたすら惨殺を繰り返すだけの軽味。森の中で出会ったら最悪。クリストファーはどこか他人事、>>続きを読む

THE WITCH/魔女 —増殖—(2022年製作の映画)

3.3

アクションのキレが前作に引き続き見応えあり。ストーリーというよりは実写アニメーションを見ているかのよう。

ハングオーバー!!! 最後の反省会(2013年製作の映画)

2.8

登場人物全員結婚するまでの道のり。
引きこもりの問題児、最後の砦、アランの結婚がひょんなとこから。これにて一夜のパーティーな夜からは卒業。もう、はじめのテイストはなくなっていました。

ハングオーバー!! 史上最悪の二日酔い、国境を越える(2011年製作の映画)

3.0

前作同様、酔っ払い談。ステュの結婚が唐突に訪れたところからのスタート、舞台はアジアのタイに移ってまたやらかす話。構成は前作の焼き直し。

ハングオーバー! 消えた花ムコと史上最悪の二日酔い(2009年製作の映画)

3.3

再鑑賞。やっぱり、こういう酔っ払い談は面白い。LAの夜だけにちょっとぶっ飛び過ぎてるけど、覚えてない夜に何があったのか思い返していく過程はどきどきするもの。

ジャッカル(1997年製作の映画)

2.0

午後ローにて、ブルースウィリスが謎の凄腕暗殺者役なんだけど、脅威を感じない不思議な作品。

ある男(2022年製作の映画)

3.6

故人の人生探し。死人に口なし。人は別人になり得るのか、真実を詳らかにする事が良かったのか、とある人生のフィクションを拝むことが出来る。

ノートルダムの鐘(1996年製作の映画)

2.7

孤独で醜い青年カジモドの恋と友情の物語。世間の目と人を信じることって?どんなに追い詰められようともヒロインはいつだって自由。

追跡者(1998年製作の映画)

2.3

午後ローにて追う側、追われる側の程よい緊迫感が続く。冤罪の逃亡劇と執拗に追い回すトミーリー・ジョーンズ。本当の悪は誰だ、を探す物語。

ANNA/アナ(2019年製作の映画)

3.2

ベッソンのアプデ。令和版スパイ育成モノとしてニキータとアナを重ねて観たらマトリョーシカみたいに剥いていく仕掛け。

KGBのアレクセイとCIAのレナードそれぞれの男を虜にしながらもモデル界隈ではちゃん
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殺されたミンジュ(2014年製作の映画)

3.3

個人的に今は亡きキム・ギドクの思想が色濃く作品に反映されていると思う。同じ俳優を何度も登場させる意図や強者と弱者への視点転換、すべては人間模様を暴力という装置で力業にみせることで、他人を攻撃し、自らを>>続きを読む

ザ・アウトロー(2018年製作の映画)

2.8

午後ローにて、期待値なしで観てたら、あーなるほどねっというリビング映画。犯罪都市LAが舞台になるとガラの悪そうな登場人物が多く散見さて暴力にまみれるのかと思いきや、みんな見た目ほどワルじゃない。意外と>>続きを読む

アトミック・ブロンド(2017年製作の映画)

3.1

取り調べ室での種明かし的なお話。最高峰での騙し合い二重スパイ捜索を通常ミッションの中に盛り込む複雑系。シャーリーズセロンが謎に強い。

ニキータ(1990年製作の映画)

3.3

再鑑賞。若い頃に観てたらこの余白は理解できなかった。令和の時代に観たら説明が足りないとなるのだろうか。当時の赤文字が鮮明でスタイリッシュだった印象。

アサシン(1993年製作の映画)

3.0

アマンダは前半あんなに荒れてたのに最後にはめちゃめちゃピュアになるという。
裏切られた分、信頼を築きにくくなる人間関係。本家ニキータよりもマイルドに観やすくリメイクされている。

(2022年製作の映画)

3.5

かつて威厳のあった父が幼少期の呼び名を呼ぶあの「さわちゃん」に救われる。親子の確執と反目が水溶けのように潤いと幼少期の記憶を呼び起こす。エディプスコンプレックスによるおじさまへの執着からの開放。

マーヴェリック(1994年製作の映画)

2.4

ギャンブル映画特有の幾重にも張り巡らしたどんでん返しは面白かった。しかしながらメルギブソンが演じるマーヴェリックは飄々としているものの、運任せのお調子者感が強過ぎていまいちスマートな役所になりきれてい>>続きを読む

危険な情事(1987年製作の映画)

2.1

軽薄なマイケルダグラスの撒いた種。
ひとときの浮気が遺す愛憎への執着はある種のホラー。

余命10年(2022年製作の映画)

2.1

命を題材にしているのに綺麗な部分だけが突出して見えるラブロマンス。
愛するひとへの想いの永続性はRAD楽曲により新海アニメに擬似してしまう印象。確実な死を意識して世界を閉ざそうとしたのに、映像に映るは
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(2023年製作の映画)

3.8

少しずつ壊れていく人間の感性。きれいごとでは社会は成り立たない現実をまざまざと言語化していく様。
さとくんの言うように何が現実かわからなくなるような追い込まれる状況にはたどり着けないが、想像する事は出
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エアフォース・ワン(1997年製作の映画)

2.4

午後ローにて再鑑賞。あれだけドンパチやられながらも、まさにタフネスなエアフォースワン。ハリソン・フォード演じる大統領も自らの命も顧みず独断しまくり、ご都合主義ではあるものの結果オーライになるハイジャッ>>続きを読む

ドント・ウォーリー・ダーリン(2022年製作の映画)

3.7

オープンユアアイズ。
誰かのユートピアはディストピアワールドなのか。

M3GAN/ミーガン(2023年製作の映画)

2.9

人形の暴走はチャイルドプレイのチャッキーの専売特許なんだけど、結局はマイルドなAI過剰だったなと。多少のグロい映像は挿入されていたけど、過保護なペアリングの結果に…。

ザ・ドライバー(1978年製作の映画)

2.2

ポーカーフェイスの運び屋とミステリアスな女ギャンブラーとチンピラと警官との駆け引きが本筋なのに作風なのか終始ドライビングテクニックに目が釘づけ。

ダークグラス(2021年製作の映画)

3.2

久しぶりのダリオ・アルジェント。視覚を失った女性がストーキングされる恐怖の追体験を演出で煽り散らす。ナイスホラー。

アンストッパブル(2010年製作の映画)

3.3

無人暴走列車にどうブレーキをかけるか?
ベテラン技師と新人車掌が極限状態で仕事に命をはる、会社の指示は状況によって無意味になる現場と上層部の対応力勝負、説得力があるのはどっちか明白!?