ヤムチャンさんの映画レビュー・感想・評価 - 3ページ目

ヤムチャン

ヤムチャン

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アオラレ(2020年製作の映画)

2.6

ラッセルクロウの狂気人。自暴自棄になった人間に初手で火をつけた報復がえげつない。あおり運転という日常の延長にあることが、とんでもカーチェイスになり、身内を殺傷しまくる恐怖演出。

クラクションの鳴らし
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セイント・フランシス(2019年製作の映画)

3.8

何も取り柄のなかった独身女性が、全てのしがらみを乗り越えて、絆の輪郭がぼんやりと見出せる。タイトルが最後にズバリと効いてくる。血縁やら性別やら年齢やら世間体やら気にせず、素直に他人と向き合うことの重要>>続きを読む

オクジャ okja(2017年製作の映画)

2.9

終始、お肉に話が尽きる。カバみたいな巨大なスーパーピッグと女の子の友情ファンタジーかと思えば、コンテストと称した食肉ショーと食肉工場の生産課程、多国籍の動物愛護団体を巻き込んでの皮肉合戦。大人の世界は>>続きを読む

スピード2(1997年製作の映画)

1.6

午後ローで再鑑賞。このシリーズ唯一のヒロインであるサンドラブロックが90年代特有のイケイケにうるさくて主演のジェイソンパトリックを飲み込み、まったく魅力的に映らない。大型客船の暴走も彼女のガヤで霞んで>>続きを読む

スリーピー・ホロウ(1999年製作の映画)

2.2

近現代のニューヨーク、連続首無し殺人事件を科学捜査を主軸に推理していくのかと思えば、ちゃんと非科学的な幽霊が絡んで呪術的なファンタジーを織り交ぜてくる非現実ストーリー。ティムバートン作品にはジョニー・>>続きを読む

ナイト・オブ・ザ・リビング・デッド ゾンビの誕生(1968年製作の映画)

2.9

ゾンビ映画の始祖、緊急避難先が取り囲まれ密室に陥り極限状態による人間性の醜悪を目の当たりにする映画。

モネ・ゲーム(2012年製作の映画)

2.7

名画詐欺コメディなんだけど、妄想豊かな散々ダメ男のコリンファースがやっぱりスマート。んでキャメロンディアスも男前。詐欺映画だからといってシリアスに観てはいけない。

べイビーわるきゅーれ(2021年製作の映画)

3.6

全然ノーマークで観始めたら殺し屋女の子コンビがすごくコミカライズっぽくされてて面白かった。なんかどこにでもいそうな今時の女の子の日常と依頼をこなす非日常をテンポ良くさらっと描写してて、ルールにとらわれ>>続きを読む

母性(2022年製作の映画)

2.5

映像化した時の両祖母の存在感。高畑淳子の当たり散らす鬼姑と大地真央の愛能うアイフルは主役を凌駕してくる。
娘役は童顔ではあるが永野芽郁が高校生に見えなかったので、もう少し幼いキャストでも良かったのでは
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名探偵コナン 天国へのカウントダウン(2001年製作の映画)

2.3

たまに見かける名探偵コナン。
昔の作品には隙があるんだと。ジン・ウォッカの周到さ。そして、映画版での蘭ねぇちゃんのそれはないぜ!の多いこと。アニメ映画だからまぁいいか。

ブラッド・ワーク(2002年製作の映画)

2.4

人生が枯れたじいさんが臓器移植で命を吹き込んで貰い、そのギフトを贈ってくれた家族の相談にのることで自分の生き様を取り戻すっていう話しを午後ローで鑑賞。
いつもの頑固なクリントが捜査権もないのに突っ走り
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子宮に沈める(2013年製作の映画)

2.9

完走するのがただただしんどい。
子どもたちがピュアであればあるほど、大人の事情ってやつは…。この定点観察カメラに客観よりも主観が見え隠れするから沈黙のメッセージという脚色感が強く感じてしまった。さっち
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エブリシング・エブリウェア・オール・アット・ワンス(2022年製作の映画)

3.6

マルチバースでカオティック映画。壮大な家族物語、色んな価値観のある世界で疲れた母親が娘を愛する為にさまざまなパラレルワールドを波状攻撃のようにビジュアルで見せてくる。
情報過多なネット時代の全部盛りで
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パニック・フライト(2005年製作の映画)

2.0

いまいち目的のはっきりしない唐突感が午後ローっぽい小粒な作品。何故、彼女だったのか。

インスタント・ファミリー ~本当の家族見つけました~(2018年製作の映画)

3.4

不完全であることを肯定させてくれる物語。
癇癪を持った妹や不器用で鈍臭い弟、しっかり者に見えて捻くれた長女の里親になるためのとある夫婦の七転八倒。
結論はわかっていても家族の在り方としてはグッとくるし
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マリグナント 狂暴な悪夢(2021年製作の映画)

3.6

新感覚のホラーアクション。
前半パートは王道のホラーで進み、謎解きが出来上がってからは謎の根源と警察との激しいバトル。ガブリエルと対峙した時、が一番盛り上がる。低予算と言いながらも結構金かけてる気がす
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シャーロットのおくりもの(2006年製作の映画)

2.0

納屋の家畜たちのアットホームなメルヘン。
意外なシャーロットのウィルバーへのアプローチ。

(1963年製作の映画)

3.2

得も言われぬ恐怖を群生する鳥で表現する手法、壁の向こうでピーチクパーチク鳴いてる奴等、アナログでもちゃんと怖い。

ただただ鳥が啄んでくるだけなんだけど。

シン・仮面ライダー(2023年製作の映画)

3.3

良くも悪くもエヴァンゲリオンの呪縛が続く庵野のシンシリーズ。ゴジラ、ウルトラマンに比べると小粒感はあるもののミニマムスケールでテンポは嫌いじゃない。今回の戦闘シーンは見にくかったけど、これはこれとしと>>続きを読む

ミッション:インポッシブル/デッドレコニング PART ONE(2023年製作の映画)

3.8

VIPルームでの女性陣の駆け引きが個人的にはハイライトでした。
今回のイーサンも人たらす、登場する女性がこぞって惚れていく。
ラストに向けてスケールも加速度も増しているが、その一方でスクリーンに映るチ
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ハート・オブ・ストーン(2023年製作の映画)

2.6

ミッションインポッシブルの製作陣が関与しているため構成はほぼミッションインポッシブル。スケール感、スピード感、ネットハック感はテンポ良いんだけど、ストーリーがまんまミッションインポッシブルのチープドラ>>続きを読む

ミッション:インポッシブル/フォールアウト(2018年製作の映画)

3.5

前作から完全に繋がり物語が進む。
ギリギリのミッションを駆け引きしながらよくもまぁこれだけ達成していける。際を演出するのが好きな監督さんだこと。

ミッション:インポッシブル/ゴースト・プロトコル(2011年製作の映画)

3.4

再鑑賞。毎回編成が変わるのが醍醐味なのに、このあたりからチームメンバーが固まってきたんだなと思える節がある。これはこれでまた楽しめる部分が大いにあるんだが、キャラ依存に陥るし、シリーズの展開のパターン>>続きを読む

ミッション:インポッシブル3(2006年製作の映画)

3.3

結局ラビットフットが何なのかは明かされないが、愛する人を殺すという一点に於いてヒリヒリ感がマシマシになってる点がいい意味で駆け引き具合を強めており、物語から目を離せなくしている。単純ではあるが重厚感の>>続きを読む

ミッション:インポッシブル2(2000年製作の映画)

2.7

何よりもジョン・ウーカラーが全面に出てて、これはシリーズものなのか??ってなる。話しはシンプル、今回のイーサンはスパイ感が弱めでアクション特化で無双感が強いんで観てて疲れる。しかし、トム、かっこいい。

ミッション:インポッシブル(1996年製作の映画)

3.0

これ、最初観た時、誰が裏切り者か分からなかった記憶。新作に向けて改めて1作目から観直し開始。今作のトムのイーサンがまぁ初々しいこと。全てはここから始まる。

ファインディング・ニモ(2003年製作の映画)

2.8

ザ・ディズニーらしい世界観、久々に海中冒険を堪能。ツレにドリーがいたから無事確保。

カールじいさんの空飛ぶ家(2009年製作の映画)

2.3

風船で飛ばしたハウスの長旅の果てに大事なものって何だろう的な仕掛け。ガンコ爺さんの余生を贈るファンタジー。

インディ・ジョーンズ/クリスタル・スカルの王国(2008年製作の映画)

2.0

大人版グーニーズやないかーい。
このシリーズってまだ続くの??フィクションな冒険活劇はもうお腹いっぱい。

バンディッツ(2001年製作の映画)

2.7

何度目かの午後ローの再鑑賞。
脱獄犯、銀行強盗、友情と色恋沙汰の逃避行、ありきたりのキーワードで出来上がり。みんな自分勝手な言い分で仲間感を結束していく道連れ系。ボニー&クライドをものすごく薄めたコミ
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デス・ウィッシュ(2017年製作の映画)

2.6

午後ローでイーライロスだったので鑑賞してみた。よくありがちな家族を失って警察の捜査が無能な為、自分で鉄槌を下す的な。しかも主人公は医者で死神になるというアイロニー。深さはないけど泳ぎ切るのには耐えられ>>続きを読む

コラテラル・ダメージ(2001年製作の映画)

2.8

午後ローでの再鑑賞。
流石のシュワちゃん、ひょんな犠牲でコラテラルダメージを負って、テロ首謀者への復讐心からメチャクチャ暴れてくれる。でも、独りは危ないよ!

エスター ファースト・キル(2022年製作の映画)

2.1

続編で観るには難しいホラー。
エスター自体、既に前作の設定で意表を突いていただけに、今回はそれを克服できず、同主演のイザベル・ファーマンをキャスティングしながらも別のアプローチをとらざるえなかった感。
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ターミネーター:新起動/ジェニシス(2015年製作の映画)

2.7

ターミネーターの時間軸に運命付けられたサラ・コナーの自由の代償とは?あれだけリーダーシップを発揮していた人が終いには何して良いかわからなくなるほど目的意識を無くすことの恐ろしさがある。従来のターミネー>>続きを読む

ハイド・アンド・シーク 暗闇のかくれんぼ(2005年製作の映画)

3.2

見えないキャラクター、チャーリーをどうやって最後までひっぱるかが見もの。
ダコタの無感情で冷静な子ども視点の演技とデニーロの優しいお父さんの豹変ぶりをおくびにも出さない抑えた演技で深層心理がかくれんぼ
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ハン・ソロ/スター・ウォーズ・ストーリー(2018年製作の映画)

3.0

観るタイミングがずっと遅れていた作品。スターウォーズのスピンオフで本編とは別物として鑑賞したが、やっぱり関連登場でワクワクさせられるのは「遠い昔、遥か彼方の銀河系で…」っていう世界観が下地にあるからな>>続きを読む