Remyさんの映画レビュー・感想・評価

Remy

Remy

映画(62)
ドラマ(1)
アニメ(0)

エターナル・サンシャイン(2004年製作の映画)

3.3

コメディといえばコメディだけど、ちょっと切なくなる。脚本命なので、演劇向きかもしれない。

シン・ゴジラ(2016年製作の映画)

4.0

再視聴。コロナ禍で見るとまた気づきがあった。

動くな、死ね、甦れ!(1989年製作の映画)

4.5

シーンが印象に残る。ソ連のやや閉塞的でグレーな感じもいい。炭坑節の哀愁。ラストそうなるなとは思いつつ、その先が衝撃的だった。

スパイの妻(2020年製作の映画)

2.5

全体的に嘘っぽいというか舞台っぽい。戯画的な感じ。個人的にはあまり好みじゃない。

トルーマン・カポーティ 真実のテープ(2019年製作の映画)

4.0

カポーティの人生を知らなかったので学びだった。プラザホテルの舞踏会がとても印象的。奇妙なキャラクターを演じつづける矛盾から転落に向かう。でもこの筋書きは出来すぎているという研究者の指摘を読んだ。創造さ>>続きを読む

緑の光線(1986年製作の映画)

3.5

ちょっと自分にはまだむずかしかった。繊細な感情の読み取りが求められる。カウンセリングに付き合うような気分になる。会話が突然哲学的になり周りも乗るのがフランスらしい。ラストよかった。

ジョーカー(2019年製作の映画)

4.0

ホアキンの怪演と圧倒的身体性。タクシードライバーで孤独な復員兵を演じたロバート・デ・ニーロが、ジョーカーの火付け役として好演してるのも、配役の妙を感じる。
本作に、共感を覚えるか、不快感を抱くか、恐怖
>>続きを読む

典座 -TENZO-(2019年製作の映画)

3.8

なんかすごいものを観た。
「それ福島でも言えるのかよ」が重い。
信仰が必要なんだね。

記憶にございません!(2019年製作の映画)

3.3

久々の三谷幸喜作品。やや場当たり的なコメディに終始していたが、実はこういう庶民感覚が大事なのかもしれない。チャップリンを目指したのかな。
野党もろとも批判対象にして葬り去るのは見事。
官邸主導よろしく
>>続きを読む

パーティで女の子に話しかけるには(2017年製作の映画)

4.0

ジャケ写詐欺すぎて面白かった。飛んでいながら、形而上学的。これが英国流セカイ系なのかな。とにかくファニングが可愛い。

ザ・マジックアワー(2008年製作の映画)

4.5

たまたま見かけたので再視聴。三谷監督の映画愛が伝わってきて、やはり素敵な映画。市川崑監督が出演してたとは…!

獄門島(1977年製作の映画)

3.2

映画シリーズの中では、動機の描写が薄めで物足りない。原作のほうが良い。映像化されたトリックのTRICK感(逆だけど)。はしゃぐ3姉妹がなんとなくキングギドラっぽかった。

奇跡(2011年製作の映画)

3.6

野外シネマにて。子役の演技が自然で素敵。特にまえだまえだの弟がよかった。
九州新幹線開通当時の空気を感じて懐かしくなった。かるかん、たしかにぼんやりしてるけど美味しいよねえ。

名探偵ピカチュウ(2019年製作の映画)

3.5

ひたすらコダックへの共感。カラカラに骨投げられたら地味にメンタル削られそう。

悪魔の手毬唄(1977年製作の映画)

4.2

これを映画館で観ながら、話の筋を理解していた昭和の観客たちはかなりレベルが高いなと思った。
犯人が読めるだけに、入れ替えシーンが非常に熱い。あんな勇気は普通ない。
自己完結する美しさが魅力だけど、実際
>>続きを読む

犬神家の一族(1976年製作の映画)

4.5

視覚的にも叙述的にも展開的にも素晴らしい。やはり傑作。始まり方と終わり方もすごく好きです。

ボーイ・ミーツ・ガール(1983年製作の映画)

4.5

三部作で一番の傑作ではないか。
夢のような素晴らしい若者映画。

ポンヌフの恋人(1991年製作の映画)

3.5

アレックス、精神年齢の低さから、都合よくミシェル(ビノシュ)に振り回されている。がんばれ。
地下鉄の通路のポスター見るたびにこの映画を思い出しそう。

愛がなんだ(2018年製作の映画)

4.0

みんな違ってみんな馬鹿ということだろうか。1つの恋愛の始まりが、恋愛群像劇へと展開するのが見事。たしかに恋愛は感情に突き動かされた後に、ふと冷静になって構造が見えてくる。終盤はやや間延びしているので、>>続きを読む