まるのすけさんの映画レビュー・感想・評価 - 5ページ目

2001年宇宙の旅(1968年製作の映画)

4.6

このレビューはネタバレを含みます

まず猿から始まるのが面白い。

コンピューターHALが故障してるのでは?との疑いが生まれてから、不穏な空気になってくる。視線が怖い。
上位な存在であるHALに殺されて〜!!!とゾクゾクしていたけれど、
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國民の創生(1915年製作の映画)

2.0

アメリカ初の長編映画。歴史に残る重要な作品のひとつとして鑑賞。
映像としては想像より見やすく、それに驚いた。
ただやっぱりストーリーはしんどい。
黒人差別を肯定し、白人至上主義秘密結社KKKを英雄とし
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浮雲(1955年製作の映画)

4.5

暗い色気。物狂おしい愛。強烈な作品だった。

新幹線大爆破(1975年製作の映画)

3.8

とにかく警察がダメすぎる。柔道部にノリで声掛けるな。
宇津井健の感情の動きに一番グッときた。

クレジットのフォントが抜群にいい。

アメリカン・フィクション(2023年製作の映画)

3.8

売れないインテリ黒人作家がヤケクソで書いたステレオタイプな黒人小説が大ヒットしてしまう皮肉なコメディ。

トランスジェンダーとハリウッド: 過去、現在、そして(2020年製作の映画)

3.8

ハリウッドの映画やドラマで、トランスジェンダーがどう描かれてきたか。それを見て当事者がどう感じたか?
ドキュメンタリー映画。

アパートの鍵貸します(1960年製作の映画)

4.3

小道具の使い方が上手いという評判だったが、本当に上手かった。ラケット湯切りは笑う。
見終わった後充足感に包まれた。

最強のふたり(2011年製作の映画)

4.0

ドリスのジョーク、私には鋭すぎた。
実話なのがいいね。

残菊物語(1939年製作の映画)

4.2

お徳に指摘される場面の、見上げる視点が良かった。

お徳の自己犠牲が過ぎて居た堪れない気持ちだったけど、あの環境においては、お徳の戦いであり意地だったんだなと。

これがロシヤだ/カメラを持った男(1929年製作の映画)

3.8

サイレントの実験的ドキュメンタリー映画。映像がカッコイイ。

赤ちゃん教育(1938年製作の映画)

3.5

なんだこいつ〜!!!ってなる。ヒロインにかなりイライラさせられるコメディ。
最初から最後まで勢いが止まらないのは凄い。

秋刀魚の味(1962年製作の映画)

4.2

晩春と同じテーマなのに全然違う描かれ方だった。そこが面白かった。

晩春(1949年製作の映画)

4.8

顔取れるんかってくらい泣いた。紀子の顔が歪む度涙腺が緩んだ。
アヤちゃんの存在良かった。

アメリカン・ストーリーズ/食事・家族・哲学(1988年製作の映画)

3.6

ポーランドから移住してきたユダヤ系の人々が、自分がアメリカにやってきた経緯や思い出を語る。そしてコント。

砂の器(1974年製作の映画)

3.8

演奏と回想が重なって映し出される演出が良かった。

ひまわり(1970年製作の映画)

3.8

このレビューはネタバレを含みます

実家で家族と見ていたら、アントニオに非難轟々で笑ってしまった。

別離(2011年製作の映画)

4.4

緻密な脚本。
家政婦の娘の目つきが変わるのが印象に残った。

彼女が消えた浜辺(2009年製作の映画)

4.4

友人グループでの家族ぐるみの旅行中、そのうちの1人、エリの姿が忽然と消える。
彼女は海に消えたのか?それとも帰ったのか?責任は誰にあるのか?参加者達は分裂していく。


見終わったあと、心臓が抑え込ま
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砂塵にさまよう(2003年製作の映画)

3.8

主人公が変なやつ。軟弱な駄々っ子。

ヘビ取りのおじさんカッコよすぎた。
車売った金で手術費出してくれたってこと?それなのに主人公はよ〜…。

火祭り(2006年製作の映画)

4.5

このレビューはネタバレを含みます

結婚を控えたルーヒは家政婦の仕事のため、ある高層マンションの夫婦の家を訪ねる。夫婦仲は最悪。妻は夫の浮気を疑っていた。家政婦ルーヒは巻き込まれる形で不倫が事実か探ることに。
不倫は妻の思い込みか、それ
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美しい都市(2004年製作の映画)

4.3

殺人の罪で逮捕され、死刑判決を受けたアクバル。18歳の誕生日を迎え、死刑の執行が迫り悲嘆に暮れる。
同じ少年院に入っていたアクバルの親友・アーラが出所し、アクバルの死刑を回避させるためアクバルの姉フィ
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囚われの女(2000年製作の映画)

4.1

豪邸に祖母とメイドと、恋人のアリアーヌと暮らす青年シモンが主人公。
シモンは強い愛情から彼女のあらゆる場面を尾行する。アリアーヌが自分ではなく女性が好きなのだと疑い始める。軟禁状態のアリアーヌ。

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処女の生血(1974年製作の映画)

3.7

処女の血しか受け付けないのに、ことごとく非処女の血を吸ってしまい、嘔吐を繰り返し衰弱するドラキュラ伯爵に同情してしまう。吐血のオンパレード。

シックス・センス(1999年製作の映画)

4.4

なんにも知らずに見た。名作でした!
お母さんがずっと真正面からコールと向き合ってくれるのが嬉しい。胸が温かくなった。

按摩と女(1938年製作の映画)

4.1

カメラの横移動が心地よい。
話も面白かった。切なさの残るエンディング。

パリタクシー(2022年製作の映画)

3.6

意表突かれた。
でもなんかあまりにも出来すぎてて、うーん…。軽い口当たりだった。

The Strange Thing About the Johnsons(原題)(2011年製作の映画)

4.0

このレビューはネタバレを含みます

アリ・アスター監督の卒業制作らしい。

息子の、父親への性的暴行は結婚式からではなく、10年以上前のプロムの日から始まっていたことが父親の死後明かされる。
母親もその10年前のプロムの日から父親の異変
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ラ・ジュテ(1962年製作の映画)

3.3

YouTube2週間限定公開、大塚明夫の日本語ナレーション版で鑑賞。
静止画の連続、白黒、台詞は無くナレーションで進行する感じ。

X エックス(2022年製作の映画)

3.7

このレビューはネタバレを含みます

ハワードが心臓が持たないからセックス出来ないって断ってたのは本当なのか言い訳で使ってたのか両方か分からなかったけど、結局してくれて自分としては嬉しかった。(その後心臓麻痺で死んだから本当か)
命懸けの
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坂本龍一 PERFORMANCE IN NEW YORK : async(2017年製作の映画)

3.8

アンドレイ・タルコフスキーの架空の映画音楽を書くっていうコンセプトらしく、どんな映画なんだろうって想像したりした