まるのすけさんの映画レビュー・感想・評価 - 6ページ目

The Strange Thing About the Johnsons(原題)(2011年製作の映画)

4.0

このレビューはネタバレを含みます

アリ・アスター監督の卒業制作らしい。

息子の、父親への性的暴行は結婚式からではなく、10年以上前のプロムの日から始まっていたことが父親の死後明かされる。
母親もその10年前のプロムの日から父親の異変
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ラ・ジュテ(1962年製作の映画)

3.3

YouTube2週間限定公開、大塚明夫の日本語ナレーション版で鑑賞。
静止画の連続、白黒、台詞は無くナレーションで進行する感じ。

X エックス(2022年製作の映画)

3.7

このレビューはネタバレを含みます

ハワードが心臓が持たないからセックス出来ないって断ってたのは本当なのか言い訳で使ってたのか両方か分からなかったけど、結局してくれて自分としては嬉しかった。(その後心臓麻痺で死んだから本当か)
命懸けの
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坂本龍一 PERFORMANCE IN NEW YORK : async(2017年製作の映画)

3.8

アンドレイ・タルコフスキーの架空の映画音楽を書くっていうコンセプトらしく、どんな映画なんだろうって想像したりした

バック・トゥ・ザ・フューチャー(1985年製作の映画)

3.7

もちろん面白かったんだけど、最後にはキモ…って引いちゃった。
家族との思い出を共有出来ないの寂しすぎる。まあドクが居てくれるならいいって感じ?続編見たらこの居心地の悪さ解消されるかな。

ドラキュラ(1992年製作の映画)

4.3

石岡瑛子の手掛けた衣装デザインが素晴らしい!ルーシーの花嫁衣裳かわいいー。
妖しげな色気溢れる吸血鬼世界に存分に浸れる作品だった。

アンソニー・ホプキンス演じるヘルシング、イカつい。キャラ濃くて面白
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ミシマ:ア・ライフ・イン・フォー・チャプターズ(1985年製作の映画)

4.4

三島由紀夫の自決に至るまでの生涯と、三島の文学作品が交錯しながら進む作品。

金閣寺、鏡子の家、奔馬(豊饒の海第二巻)が扱われており、それらを読んでいた方が見やすいはず。

石岡瑛子の美しいセットに惚
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ブラック・クランズマン(2018年製作の映画)

3.8

ブラック・クランズマン。
過激な白人至上主義秘密結社・KKK(クー・クラックス・クラン)に黒人刑事が潜入捜査したという驚きの実話が元になっている。

シチュエーションにまず物凄く緊張。
ハラハラするの
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aftersun/アフターサン(2022年製作の映画)

4.0

これは映画館で見るべき映画だったなあと鑑賞後に思う。(集中出来る環境が必要という意味で)

見てる時はそこまでじゃないのに、見終わったあと心に居座り続けるところで、ああ、いい映画だったのかも…と思わせ
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地獄の黙示録 ファイナル・カット(2019年製作の映画)

3.7

ベトナム戦争の真っ只中。軍規を無視したカーツ大佐を暗殺するよう命じられるウィラード大尉。
カーツ大佐はカンボジア奥地の密林にいるため、ウィラード大尉は4人の部下を連れて川を船で遡っていく。戦争映画であ
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天国と地獄(1963年製作の映画)

5.0

誘拐犯に身代金を要求され、他人の子供の命と、自分のキャリアや財産、どちらを選ぶか究極の選択を迫られ苦悩する権藤。どちらを選んでも身の破滅が待ち受けていることも含めて権藤に感情移入し、序盤からおおいに盛>>続きを読む

BLUE GIANT(2023年製作の映画)

3.9

音楽はめちゃくちゃいいんだけど、演奏シーンのCGがかなり気になる。

夜明けのすべて(2024年製作の映画)

4.5

髪の毛を切るところで笑ったし笑いたかったんだけど、笑い声が聞こえなかったから我慢しました。面白シーンだと受け取ってしまった…。(ポテチ食べるとこも良かった)

大掃除の日、車を洗うところで涙がぼろぼろ
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気狂いピエロ(1965年製作の映画)

3.5

鮮やかな色彩が見ていて気持がいい。
ラストも好き。ただ全体的に分からない。

瞳をとじて(2023年製作の映画)

4.1

終盤面白かったけど、それまでの2時間くらいが間延びした印象…。

”ミツバチのささやき”のアナもいるし、”エル・スール”と繋がっている部分もあり、ビクトル・エリセ自身の物語も多分に含まれているだろうし
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ケイコ 目を澄ませて(2022年製作の映画)

3.9

生まれつき耳が聞こえないケイコ。ケイコには台詞が無く、どう思っているのか掴みづらかった。ただし内側にある熱はすごく感じた。

ケイコの挑むような鋭い目つきが良かった。

タクシードライバー(1976年製作の映画)

3.7

トラヴィスというキャラクターがあまりにも好きになれなくて、居た堪れなかった。

ベッツィとの会話は上滑り、上から目線で語りかけるのが不快だった。デートでポルノ映画に連れていって振られる所で逆に安心した
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666号室(1982年製作の映画)

3.0

テレビの台頭により映画は死の危機にあるか?15人の映画監督たちが代わる代わるその問いに答える。

40年経ち、テレビの勢いも無い今見る面白さもあった。

ブリュッセル1080、コメルス河畔通り23番地、ジャンヌ・ディエルマン/ブリュッセル1080、コルメス3番街のジャンヌ・ディエルマン(1975年製作の映画)

4.5

強烈。

なんか見てたら時間感覚が曖昧になる。終わったときビックリした(3時間経ってない気がした)

最初は彼女を見る自分がいたけど、ジャンヌのリズムが体に刻みつけられて、だんだんと同化していく。なに
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The Green Fog(原題)(2017年製作の映画)

3.8

サンフランシスコを舞台にした映画の断片を繋げてめまいを再構築する!という映画。

オモロ。誇張しすぎためまい、みたいなシーンもあって楽しい。緑色が結構使われてるけどあれは元々の映画にあるんだよね?凄い
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めまい(1958年製作の映画)

4.7

おおおもしろー

霊界と繋がったみたいな緑の光が印象的

Here(2023年製作の映画)

4.0

ブリュッセルの工事現場で働くルーマニア人のシュテファン。休暇で帰省する前に冷蔵庫を空にしようと余りの野菜でスープを作って、知り合いや姉を訪ねてお裾分けをする。

「ここが俺の家だ」言い聞かせるように呟
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ゴースト・トロピック(2019年製作の映画)

4.4

終電を逃した清掃員の移民女性が、寒々しい夜を家に向かってひとりで歩いていく。
その途中に様々な人々と出会う、一期一会。

女性が電車の中で眠って意識を手放した瞬間、環境音が消えるのが気持ちいい。

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羊たちの沈黙(1990年製作の映画)

4.2

レクター博士と対面してる時の緊張感よ…

フェミニズム映画としての側面も強い

“それ”がいる森(2022年製作の映画)

3.0

笑った。

”それ”がアレだった…
犠牲者出てる割に爽やかに終わるのも変

猿楽町で会いましょう(2019年製作の映画)

3.9

凄かった…。

ユカの嘘が続くから、なにかしらにヒビが入るのが怖かった。ずっと胸が痛い。
その場しのぎで繋いで、つないで、破綻して。どうしたら良かったかな。

”勉強が出来たかどうかは分かりませんけど
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籠の中の乙女(2009年製作の映画)

3.9

厳格な父親とそれに従う母によって、独自の教育を施され常識を改変されている長男、長女、次女の3人。彼女らは家の中だけで育ち外界から遮断されている。

性的なシーンが多いものの官能的には一切見えない。奇妙
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エル・スール(1982年製作の映画)

4.0

ミツバチのささやきと似た構造だけど、こちらの方が見やすく感じた。

いい終わり方だけど、この続きも気になるな。

風花 kaza-hana(2000年製作の映画)

3.8

エリート官僚な浅野忠信の野暮ったい感じ、ボサっとした喋り方、新鮮だった

ミツバチのささやき(1973年製作の映画)

3.5

アナが美しい…

時代背景を理解したうえで鑑賞した方が良かったかなー