まるのすけさんの映画レビュー・感想・評価 - 7ページ目

宝島(2018年製作の映画)

4.2

フランスにあるレジャー施設のひと夏のドキュメンタリー作品。ドキュメンタリーとは思えないほど映画的。あまりに自然。とても軽やか。

色んな人が出てくる。色んなルーツがあり、ここに集まっている。

映画を
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ションベン・ライダー(1983年製作の映画)

3.5

迫力のある画が多い。目を見張るシーンの数々。翻ってストーリーは希薄。無軌道。

台風クラブ 4Kレストア版(1985年製作の映画)

4.0

時代の空気がそのまま閉じ込められてる感じ。思春期の不安定さなのかな。

最初から皆鬱屈としていてやるせなさを抱えている、窓から外の世界を見つめている。息苦しい。

途中シャイニングみたいな追いかけっこ
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東京上空いらっしゃいませ(1990年製作の映画)

4.2

このレビューはネタバレを含みます

キャンペーンガールのユウは、スポンサーである白雪に性的に迫られ、逃げようとタクシーを飛び出し、交通事故で死んでしまう。
死神を騙して下界に戻ったユウは、広告代理店の雨宮と同居することに…。


死んで
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千年女優(2001年製作の映画)

4.2

リバイバル上映で鑑賞。

千代子の人生と女優としての役柄が溶け合い、あらゆる場面が繋がれていく。

様々な千代子が入れ替わりながら、追い立てられるように駆けていく。その気持ちよさ。

ヤジと民主主義 劇場拡大版(2023年製作の映画)

3.9

街頭演説中の安倍元首相にヤジを飛ばした人が警察に排除された事件を追ったドキュメンタリー。

迷惑だからいけないというふわっとした空気。何の法的根拠も無いのに自由を奪う警察。

宮本武蔵 一乗寺の決斗(1964年製作の映画)

4.2

吉岡一門73人対宮本武蔵の決斗!

血みどろの戦いはモノクロで映される。
その後真っ赤な葉に囲まれた武蔵。そのコントラスト。痺れる。

釣りバカ日誌(1988年製作の映画)

4.2

うーん楽しい!
ローマの休日っぽいと言われてるのを見たが、ほんとにそんな感じだった。

合体てこんな感じで表されるんだ。新鮮。
戸川純が会社にいるの嬉しい〜😊

ローマの休日(1953年製作の映画)

4.1

アン王女可愛い〜。魅力的すぎる。
そして切ないんやね。ハッピーな気持ち一色の映画だと勝手に思ってた。

大菩薩峠 完結篇(1959年製作の映画)

3.5

終わり方は良かったと思う

最後まで好きになれない主人公だったな〜

A GHOST STORY ア・ゴースト・ストーリー(2017年製作の映画)

3.9

交通事故で突然亡くなった夫がオバケとなり、彷徨う姿を描いた作品。
ポルターガイストはこうなってるのか…、オバケってこんな感じかもな…っていう納得感があった。

台詞が少なく静かな映画なぶん、途中大きい
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大菩薩峠 第二部(1958年製作の映画)

3.3

盲目になった机龍之介。
お徳や蔵太郎との出会いを経て人間味を取り戻し丸くなったかと思いきや、やはりそうはならず!再び暗黒面へ〜な回。

三部作の二作目。次回完結編。

大菩薩峠(1957年製作の映画)

3.3

物語は主人公・机龍之介が罪のないすれ違っただけのおじいちゃんを無慈悲にぶった斬るところから始まる。
ええ…。開幕から人でなしすぎる。

三部作の一作目。
このあまりに冷血な主人公がどういう運命を辿るの
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夏の庭 The Friends(1994年製作の映画)

4.5

良かった…

家がどんどん朽ちていくさまは、最近見たVORTEXに重なった。

宮本武蔵 二刀流開眼(1963年製作の映画)

3.6

遂に佐々木小次郎登場!

美青年風の前髪立で派手な出で立ちの佐々木小次郎を演じるのは高倉健。無骨な印象が強く、あんまりハマってない。でもなんかクセになる魅力もある。

あんまり盛り上がりの無い回だった
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宮本武蔵 般若坂の決斗(1962年製作の映画)

3.8

3年間の幽閉後、武者修行へ!

武蔵(たけぞう)から宮本武蔵へ名前を改め、1000日でも待つと健気に待っていたヒロインお通を無慈悲に置いて旅立っていく。
顔つきや性格も1作目とは大違い。随分クールに成
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宮本武蔵(1961年製作の映画)

4.6

おもれ〜〜〜
武蔵(たけぞう)嫌われ過ぎてて笑う。

沢庵に痺れる。三國連太郎格好いい〜。

飢餓海峡(1965年製作の映画)

4.2

犬飼多吉と八重の偶然の出会い。一夜を共にした後別れるも八重は多吉を忘れない。
切ってあげた親指の爪を肌身離さず持ち続ける。爪を使って自らを愛撫する姿はフェチを感じた。天真爛漫で一途な八重、報われて欲し
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生れてはみたけれど(1932年製作の映画)

4.2

東京郊外に新しく引っ越してきたサラリーマンの息子2人。新しい土地でガキ大将にいじめられるも、酒屋の小僧を利用してガキ大将を懲らしめることに成功。自らが大将に収まることになる。

ある日家来の1人・太郎
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どたんば(1957年製作の映画)

3.7

炭鉱での落盤事故。5人が取り残される。
外での救出活動はトラブル続きで難航。

後半に突如として現れるゲームチェンジャー。強すぎ。
韓国人労働者グループのリーダーの台詞が響いた。

酒と女と槍(1960年製作の映画)

4.4

豊臣秀次が謀反の疑いで自害した。家臣であった主人公の富田蔵人高定は、後を追って切腹せよと親族から強く促される。

高定自身で期日を定めて、切腹する旨を告知する。
切腹の当日、見物人も多く集まる中、客人
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お遊さま(1951年製作の映画)

4.0

妹の見合いの付き添いで来た姉・お遊さまに強く惹かれてしまう慎之介。

お遊さまは夫を早くに亡くし、一人息子の為に夫実家で暮らしている女性だった。

その後、見合い相手のお静と結婚。
しかし姉も慎之介を
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ミッション:インポッシブル3(2006年製作の映画)

3.5

しっとり回。
前ヒロインとの別れとかは一言も説明無いんや。ちょい寂しい。

終盤にド派手な盛り上がりを期待してしまった。

(2023年製作の映画)

3.7

4つの短編の中では1番分かりやすかった。コント感強め

ミッション:インポッシブル2(2000年製作の映画)

3.8

カーチェイス楽しー
アクションてんこ盛り

燃えるドアと鳩とイーサン

イーサンの見た目1よりこっちのが好き。色気増し増し。トム・クルーズかっこいい〜

七人の侍(1954年製作の映画)

4.2

キャラの立て方がとにかく上手い。
五郎兵衛の登場シーン完璧すぎた。

菊千代が百姓について語るシーン良かった。

隠し砦の三悪人(1958年製作の映画)

3.8

敗れた秋月家の侍大将の真壁六郎太は、秋月家の唯一の生き残りである雪姫と再興のための軍用金を守りながら、同盟の早川領へ送り届けようと務める。

一行は、真壁六郎太、雪姫、百姓の太平と又七。

”隠し砦の
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羅生門(1950年製作の映画)

3.8

芥川龍之介の藪の中を原作とし、羅生門の要素を加えた作品。

殺人事件の証言が3人ともバラバラで、人物像が証言ごとに揺れ動いていく。
人間の情けないさまが描かれてる。

冒頭の方の杣売りの移動シーンが1
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十二人の怒れる男(1957年製作の映画)

4.4

陪審員に選ばれた12人の男達が、父親を殺した容疑の少年が無罪か有罪かを議論する話。

終始同じ部屋のなかでの会話劇。しかし見応え抜群。全員キャラが立っているが、メモを取ってた人と広告代理店の人が好きか
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彼方のうた(2023年製作の映画)

3.9

説明が徹底的に排除された作品。
登場人物たちの輪郭を捉えようとしても、空気だけが残った、みたいな感覚。

でもその空気だけしか残らなかったけど、それでもいいのかも、みたいな気持ちではいる。

春の雰囲
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裏窓(1954年製作の映画)

4.2

主人公はやり手のカメラマンだが、撮影事故で骨折し、車椅子での生活を余儀なくされている。

退屈しのぎに向かいのアパートの住人たちの様子を裏窓から覗く。そこから、向かいの喧嘩の多い夫婦の妻が姿を消したこ
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