死んでさまよう魂となった"ボク"が「当選しました」という声と共に、他人の身体を借りて生き返ります。その身体の主は自殺したミンという青年のもの。
この身体を与えた"管理人"と名乗る人物は、"ボク"に「>>続きを読む
ほほー、これが噂のインタラクティブ映画か。
こちらから主人公の行動を選択して、未来(ストーリー)を作って行けばいいんだな。へー、Netflixさんも色々考えてんだ…
時代は1984年で、ビデオゲーム>>続きを読む
誰が言った。
「プルシアンブルーは危険な色だ」と…
プルシアンブルー(和名:花紺青)
1700年代初頭、ドイツで発見された世界初の合成顔料。日本には約40年後にイギリスから伝わり、1766年伊藤若冲>>続きを読む
デヴィッド・リンチ監督のファンなら誰もが思う「彼の頭の中を覗きたい」という願望。
このドキュメント作品は、彼の関連書物を読み漁っている人には少し物足りないかも知れません。しかし、彼の言葉で監督になる>>続きを読む
リンチワールド炸裂!
初見、何を見せられているのか全然分からん…
日を改めて二度のトライ。
ジャック=お猿さん。これは分かる。
リンチ=刑事役? これもまぁ分かる。
トゥータタボン=雌鳥?ジャック>>続きを読む
森林消防隊"ホットショット"を舞台に、堕落の日々を続けて来たブレンダンの再生と成長。そしてチームの絆を描いた物語…
と思って観ていたら、最後は「こういう結末か…」と、ドラマとしては呆気ない終わり方に>>続きを読む
たまに傲慢だったり、自己中だったり、嘘つきだったり、自信過剰で鼻につく奴が現れたりすると、僕はよく「あ、コイツ、ホラー映画で一番最初に殺される奴に似ているな」と思い、自分の中で見切りをつけるようにして>>続きを読む
ムムム、納得いかん。
皆さんこの作品を絶賛されてるようですが、前作でホラーだった作品をいきなり続編でコメディにされても!って気持ちで、僕は全然ついていけませんでした。
もうホラーとしてのテイストは諦>>続きを読む
いや〜、凄い。凄すぎます。
ここまでこだわり抜いた映像表現を見せつけられると、息もできないくらいに圧倒されてしまいます…
IMAXにて鑑賞。
丁度上映前に「007/ノー・タイム・トゥ・ダイ」の予告を>>続きを読む
このレビューはネタバレを含みます
宮澤賢治の「小岩井農場」という詩の中にこんな一節があります。
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この不可思議な心象宙宇のなかで、もしも正しいねがいに燃えてじぶんとひとと万象といっしょに至上福祉にいたろうと>>続きを読む
第二次世界大戦中のロンドン。
内縁の夫を持つカトリン。ある日彼女は当局からプロパガンダ映画の脚本担当としてスカウトされます。お題は「ダンケルク」。双子の女性が危険をかえりみず、兵士の救出に向かったと>>続きを読む
今週から公開される「1917」を観る前の予習として…
と思って観てみた今作。
「ロード・オブ・ザ・リング」シリーズや「ホビット」シリーズで知られるピーター・ジャクソン監督が100年前の第一次世界大>>続きを読む
ああ、なんて素晴らしい…
こんなにも愛らしく、可愛らしく、全く新しい視点から捉えた反戦映画があったでしょうか。
主人公はナチ思想に染まった10歳の男の子ジョジョ。彼の世界観はあまりにも狭く、そして>>続きを読む
昨年の夏の話…
僕の会社の同僚であり、フォロワーのdarisakmatsuさんが、昨年の夏に奥さんとフィンランドへ旅行に行った時の土産話です。
その旅の目的は色々あったみたいですが、一番の目的はア>>続きを読む
このレビューはネタバレを含みます
"水の低きに就く如く"
水は低い方へ流れていく…
評判どおりなかなかのエグミ
観終わった後に残る拭い切れない澱み…
半地下家族がとある富豪家族に寄生して行く様は、なんとも知的であり、巧妙であり、>>続きを読む
元々1977年公開の『スターウォーズ』には、"エピソード"が付いてなかったみたいですね。エピソードが最初に付いたのは、続編の「帝国の逆襲」から。
1980年公開当時、いきなりオープニングのクレジット>>続きを読む
これぞ王道!
昔に初めてアニメ版を観た時と同じくらい、爽やかな感動を感じることができました。
今作はリメイクと言えども最高技術を駆使した実写化。実写でもアニメーションのような映像表現を作り出せるよう>>続きを読む
昔の話。
ある日「今日の夜空いているか?」と、友人から急な誘いがありました。
話を聞いてみると、どうやら友人にお気に入りの女性がいて、その女性を食事に誘ったところ、「互いに友達を誘って2対2なら」>>続きを読む
"映画音楽はもう一人の語りべである"
作品冒頭での誰かの言葉。確かに映画音楽は物語を強調し、感情の起伏を導いてくれます。
今作はその映画音楽の重要性と、それを作り上げる人たちの苦悩を事細かに描いた>>続きを読む
新年明けましておめでとうございます
本年も宜しくお願いいたします
さて、新年一発目のレビューを何にしようと悩んだのですが、今作にして大正解でした。本年の初泣き。とても感動しました。
子供の頃に一度>>続きを読む
いや〜、揺さぶられた〜。
この作品、何気に展開をうまいこと揺さぶりますよね。会話の進め方と緊張感の持たせ方がとても見事なサスペンス作品でした。
ワンシュチュエーションによるサスペンス。電話での会話だ>>続きを読む
今から30年前の作品。
少女漫画の実写化。
禅寺を舞台にした青春ムービー。
お坊さんをポップに描く。
彦摩呂、痩せててイケメン。
鈴木保奈美可愛い、けど衣装バブリー過ぎ。
スカパラ出てた。
モッくん芝>>続きを読む
「エンド・ゲーム」直後の世界。MCUフェイズ3最後の作品。そういったポジションで今作を発表する意味が、作品からビシビシ伝わって来ますね。
過去と未来を繋げ、悲しみから希望に繋げるとても素敵なストーリ>>続きを読む
多くの方々が今作に良い評価を付けていらっしゃいますが、正直僕には全然刺さりませんでした。正確に言えば「意味が分からなかった」んです。
多分、オーバーオールの男の長話からこの作品に眉をひそめたんだと思>>続きを読む
このレビューはネタバレを含みます
妻を事故で亡くし、失意に陥るはずだったディヴィス。しかし、意外にも彼の感情は平坦のまま。
自分は妻の何を知っていたのだろう?
自分は妻の何を愛していたのだろう?
ディヴィスは妻の死を嘆かない自分を>>続きを読む
誰が言った、
"ストーリーはキャラクターが運ぶもの"だと…
SW9公開前に予習で今作を見直しました。
うーむ・・・やっぱり疑問だらけ…
ディズニー配給になったおかげで、幻だったSW7〜SW9が制作>>続きを読む
「スター・ウォーズ9」の公開前で期待が膨らみ続ける自分に、一度冷や水やを浴びせるつもりでこういう作品を観ておいて正解だったのかも知れません。
ご存知、作品の坩堝アマプラさんで、何か目ぼしい作品はない>>続きを読む
これぞ"マイケル・ベイ!"。といった作品。
「トランス・フォーマー」シリーズで培った、アクションシーンの撮影技術は圧巻ですね。冒頭のフィレンツェでのアクションは見応えありありですね。
このカーアク>>続きを読む
独断と偏見ではございますが、今年度のベイビーアワード邦画作品大賞は、森淳一監督、吉岡里帆さん主演の「見えない目撃者」に決定いたしました。ということで今回はそのオリジナルである中国版の今作を見比べてみよ>>続きを読む
もう、贅沢としか言いようがありません。
ロバート・デ・ニーロ、アル・パチーノ、ジョー・ペシ、ハーヴェイ・カイテル、という名だたる名優たちを、名匠マーティン・スコセッシがまとめあげる…
数々のマフィ>>続きを読む
いやいやいやいやいや、これまたマズいですよ。
自分が面白い! と感じた作品が、こうも総合評価が低いなんて…
現時点で3.3。めちゃくちゃ低いわけでもないんですが、賛否両論が激しくて、否の方の「つまん>>続きを読む
それにしても映像がもの凄い。
この作品は戦争の欺瞞と戦争によって狂わされた人間たちを描いたコッポラ監督の意欲作。
戦争の欺瞞さにいち早く感じていたカーツ大佐。彼はベトナム戦争最中、軍に謀反を犯し、>>続きを読む
このレビューはネタバレを含みます
"観る"よりも"感じる"映画。
決して説明過多ではないのですが、演出の妙で色々考えさせられる作品になっています。
例えばいきなりのクライマックス。
冒頭のダンスシーンは、最高の導入シーンであり、>>続きを読む
トントンにとって、小学生生活最後の夏休み。母親が病気で入院してしまったため、妹のティンティンと二人で、田舎に住むおじいちゃんの家へ預けられることになりました。
見方によっては子供が知らない土地でひと>>続きを読む
ダメな人たちが描かれた、全てがダメな物語。
登場する誰にも共感できず、誰の愛も肯定できないはずなのに、最後の最後になって、どうして涙が出てしまうんだろう…
自分を献身的に愛してくれる陣治という男と>>続きを読む
若き日のデル・トロ会いたさに…
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皆さんもよく経験があると思いますが、あまり映画を観ない人から「なんか面白い映画ない?」と聞かれることがあります。
僕はこの質問が苦手で、>>続きを読む