Kimoyakiさんの映画レビュー・感想・評価 - 3ページ目

Kimoyaki

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サバカン SABAKAN(2022年製作の映画)

4.0

年上の不良、年上のお姉さんとお兄さん、友達問題。80年代の小学生の夏休みの空気感は確かにこんな感じだった。取り戻せない大切な時間を美しい映像と音楽で再現したド直球の夏休み少年ストーリーに脳みそがシュワ>>続きを読む

ザ・スーパーマリオブラザーズ・ムービー(2023年製作の映画)

4.0

聞き覚えのある歴代マリオミュージックをほどよく随所にちりばめたブルックリンから始まるノンストップアクションムービー。ボニー・タイラー、AC/DC、アーハなど、まさかの80年代ミュージックの挿入は大人に>>続きを読む

海賊じいちゃんの贈りもの(2014年製作の映画)

4.0

おじいさんの潔い生き方に感化されたポンコツ家族の家族再生の物語。家族を絶対に守るという強い意志を感じたロザムンド・パイクに目頭熱くなる。

ヒットマンズ・ワイフズ・ボディガード(2021年製作の映画)

4.0

アクションもコメディもパワーアップした続編。不妊問題と資格問題を軸に進む相変わらずの軽口が楽しいが、気になっている恋愛問題のその後の決着も見たかった。

ヒットマンズ・ボディガード(2017年製作の映画)

4.0

本格アクションコメディ。ライアン・レイノルズとサミュエル・L・ジャクソンのやり取りが楽しい。カーチェイス中の恋愛アドバイスなど軽口をたたく2人の組み合わせが最高だった。

第三夫人と髪飾り(2018年製作の映画)

3.0

19世紀ベトナムの秘境は美しかったが、そこで暮らす一夫多妻制社会の女性の苦しみは計り知れず、大切にされない女の子たちの行く末は悪い予感だけが残った。

search/サーチ(2018年製作の映画)

4.0

失踪した娘を最後まで諦めない父親の検索力がすごい。Macの画面上で完結する検索ミステリー。まるで自分が失踪した娘さんを検索しているかのような臨場感があった。PCでの鑑賞を推奨。

ドント・ルック・アップ(2021年製作の映画)

4.0

大災害や環境問題への対応を先延ばしにしたり、問題そのものから目を背けたりするすべての地球人に突きつけられた恐ろしくリアルなディストピアは間違いなく後味悪いです。

あるスキャンダルの覚え書き(2006年製作の映画)

4.0

美しい美術教師を独占するために心理戦を展開するベテラン女性教師の間合いの取り方が恐ろしかったけれども、それ以上に、ホルモン溢れ出すケイト・ブランシェットの美しさに打ちのめされた。

キル・ボクスン(2023年製作の映画)

3.0

仕事と家庭の両立問題、母娘問題に重く悩むシングルマザーの凄腕殺し屋奮闘記。娘の言葉を仕事に生かすウィークポイントもご愛嬌。

セント・オブ・ウーマン/夢の香り(1992年製作の映画)

4.0

レストランで可愛い女性とタンゴを踊り出したり、女性の香りを嗅ぎ分け髪の色や背丈までを言い当てたりする孤独で女好きな退役軍人と名門高校の青年の友情に胸を熱くする。アル・パチーノは決して真似は出来ないが、>>続きを読む

エンパイア・オブ・ライト(2022年製作の映画)

4.0

人生がしんどい人々が集まる海辺の美しい映画館はその借景も美しく、夜に光るその電飾文字は映画に生かされている人々のめぐりあいを照らしているように感じた。

ダンプリン(2018年製作の映画)

3.0

ミスコンを通して10代の女の子のコンプレックスとの闘いを描く王道成長物語。青春を過ぎた疲れた大人たちも前向きな気持ちになれる元気ドリンク的な一本。

ブレット・トレイン(2022年製作の映画)

3.0

未来的ニッポンに昭和歌謡のトッピングが意外にもマッチする弾丸超特急アクション。殺し屋たちの素性や背景はそれほど気にならず単純にアクションを楽しんだ。

マーダー・ミステリー2(2023年製作の映画)

3.0

ベテラン夫婦の掛け合いをいつまでも見ていたいと思わせるアクションコメディ。ただのミステリー好きの美容師だったはずのジェニファー・アニストンの大活躍が楽しかった。

2ハート/命という名の贈りもの(2020年製作の映画)

3.0

客室乗務員の彼女と大学生の彼女がとても魅力的な二つのカップルの愛の物語であったものの、「事実に基づいたストーリー」というほどには驚きや奇跡は起きなかったシンプルなストーリーであった事は残念。

マーダー・ミステリー(2018年製作の映画)

3.0

とぼけたベテラン夫婦の掛け合いが楽しいヨーロッパ珍道中。ジェニファー・アニストンの気後れしない落ち着いた受け答えに好感。

ROMA/ローマ(2018年製作の映画)

3.0

1970年代のメキシコ、ローマ地区。男の露出強めで女性にとって不遇な時代を一人の家政婦が懸命に生きるモノクロストーリー。子供たちが高波に飲まれるシーンでは強い愛と生き抜く意志をストレートに感じる事が出>>続きを読む

イニシェリン島の精霊(2022年製作の映画)

4.0

離島で展開される教養人とそうでない人の生きる意味を問う壮絶本気バトル。同じグループの中にも上には上が下には下がいたけれども、自分がどちらのグループに属するのか思わず考えさせられてしまう恐ろしい一本。

ピアノ・レッスン(1993年製作の映画)

3.0

19世紀、写真結婚でスコットランドからニュージーランドにやってきた女性の「私はピアノ」的心の解放ストーリー。最初は病的に白い顔をしていたホリー・ハンターがだんだんと美しくなっていく様は注目に値する。

トップガン マーヴェリック(2022年製作の映画)

4.0

前作をなぞるストーリーながら、スパイ活動のようなミッション遂行中に、親友の息子との葛藤問題や、つれない彼女問題を同時進行で諦めずにやり遂げるマーヴェリックが相変わらずかっこよかった。仲間たちとの讃え合>>続きを読む

ヒメアノ〜ル(2016年製作の映画)

3.0

ライトなコメディを期待して見始めると43分頃からギアが上がり見始めた事を後悔する事になるシリアルキラーの物語。目を背けたくなるシーンの連続だが途中で止める事ができなかった。

7番房の奇跡(2019年製作の映画)

4.0

知的障害者の父親と利発で愛くるしい娘の親子愛がもたらすファンタジー。親子を放って置けないトルコの人たちの献身力がすごい。
日本版では7番房のボスは市村正親にお願いしたいと感じた。

パリの恋人たち(2018年製作の映画)

3.0

恋のベテランと恋の新人に挟まれ、さらには連れ子にまで翻弄される三角関係が気軽に楽しめるラブコメディ。連れ子の行動や発言はミステリアスで怖かった。

BLUE/ブルー(2021年製作の映画)

4.0

劣勢からの大逆転のような手に汗握る展開ではないものの、大好きな事にひたむきな3人のボクサーの心の葛藤がリアルなヒューマンドラマ。松山ケンイチが背中で強さや生きる意味を語っている。

炎の少女チャーリー(2022年製作の映画)

3.0

両親から受け継いだ超能力を上手く使いこなすことが出来ずに悲運に見舞われるチャーリーに同情していたら、うちに泊めてくれた恩人のおじさんの痛い過去に塩を塗る一面もあり楽しませてくれる。一つだけ注文するとし>>続きを読む

エルヴィス(2022年製作の映画)

3.0

幼い頃に黒人音楽の影響を受けていた事など初めて知る事も多かったが、売れてからは強欲なマネージャーの話を軸に進行し、期待していたほどエルヴィス自身の話の盛り上がりはなかった。

神は見返りを求める(2022年製作の映画)

4.0

パッとしない主演二人の承認欲求暴走映画。若葉竜也をはじめ悪いやつらしか出てこない世界で監督の優しい眼差しに救われた。

ちひろさん(2023年製作の映画)

4.0

マコトやオカジのように、ちひろさんの孤独に触れて温かい気持ちになれた。有村架純は、ちひろさんかもしれないと錯覚する。

マリッジ・ストーリー(2019年製作の映画)

3.0

愛情いっぱいのスカーレット・ヨハンソンの母親役が好きだ。一方
別居してからのアダム・ドライバーは息子と楽しく過ごすシーンが少なく息子への愛情が伝わって来なかった。

ホワイト・ノイズ(2022年製作の映画)

4.0

一般大衆が自分の頭で考える事がいかに難しいかをコミカルに描いている。村上春樹的死生観を連想しました。

PLAN 75(2022年製作の映画)

3.0

安楽死制度をマイナンバーのキャンペーンのように盛り上げる暗黒世界だったが、テーマが社会問題なのか人の命なのか焦点が合っていないように感じてしまった。
ラストシーンの倍賞千恵子は理解できる。

ウエスト・エンド殺人事件(2022年製作の映画)

3.0

プロットよりもシアーシャ・ローナンとおしゃれな映像を楽しむ映画。サム・ロックウェル演じるベテラン警部のキャラクターに魅力を感じることができなくて残念。

アムステルダム(2022年製作の映画)

3.0

雰囲気は好きだけれど、ストーリーは単調で、先が気になる感は弱かった。ただ仲良し3人組の関係はよかった。

ザ・メニュー(2022年製作の映画)

3.0

好きか嫌いかが最後にはものを言うのかな。チーズバーガーを作るシェフはどこか幸せそうだった。

そして、バトンは渡された(2021年製作の映画)

4.0

一人で見た方がいい。
心優しい3人の父親と1人の母親、連れ子の物語。血縁をはるかに超えた親たちの相当深い愛情に思わず嗚咽してしまった。