Kimoyakiさんの映画レビュー・感想・評価 - 4ページ目

Kimoyaki

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ビフォア・サンセット(2004年製作の映画)

3.0

3部作の真ん中からみてしまった。9年前に出会った忘れられない人との再会という誰もが夢想する展開。空港に向かうまでの制限時間85分で相手の出方を見ながらの駆け引きがリアルだった。

クレイマー、クレイマー(1979年製作の映画)

4.0

家庭を顧みず、仕事一辺倒だった父親の育児奮闘記であり、親権を争う裁判を起こしたにもかかわらず互いを思いやる愛情が悲しい皮肉な愛の物語。

ナイブズ・アウト:グラス・オニオン(2022年製作の映画)

3.0

探偵というより諜報員。事件の全容を力強い言葉でだんだん盛り上げていくクレイグが痛快。気楽に見れます。

マイ・ブロークン・マリコ(2022年製作の映画)

4.0

骨壷を抱えてやさぐれる永野芽郁がかっこいい東北ロードムービー。牛丼や弁当などを食べるシーンが印象的。日常に戻った永野芽郁がまたいい。ネバーギブアップ。

ナイブズ・アウト/名探偵と刃の館の秘密(2019年製作の映画)

3.0

とぼけたキャラクターのダニエル・クレイグは好みの探偵だった。
人間関係の豹変が見事。

聖なる証(2022年製作の映画)

3.0

重く薄暗い雰囲気漂う辺境の小さな村の信仰心が恐ろしい。後半、フローレンス・ピューから思いもよらず強いメッセージを受け取った気がする。

リチャード・ジュエル(2019年製作の映画)

4.0

やっぱりクリント・イーストウッドにハズレはなかった。三連敗の後の三連勝を信じる人に見てほしい。サム・ロックウェルに痺れた。

ギレルモ・デル・トロのピノッキオ(2022年製作の映画)

4.0

命をテーマにしたピノッキオ。ピノッキオの父親に対する無償の愛に感極まる。

ドライブ・マイ・カー(2021年製作の映画)

3.0

死んだ奥さんの浮気問題を死後も受け止める事が出来ない舞台俳優の自分自身との葛藤の物語。妻の浮気相手をキャスティングしたり、その浮気相手から生きていくための示唆的な言葉を思いがけずもらってしまったり、な>>続きを読む

天使のくれた時間(2000年製作の映画)

4.0

仕事をとるか家庭をとるか、今では懐かしい2択問題。
「あの時、別の選択をしていたら」誰もが持っている悔恨の情を思い出させる甘美な1本。

スクルージ:クリスマス・キャロル(2022年製作の映画)

3.0

クリスマス・キャロルのミュージカル版。グレイテスト・ショーマンのテイストもある。一年に一度くらいはクリスマス・キャロルを見て襟を正したい。

三島由紀夫vs東大全共闘 50年目の真実(2020年製作の映画)

4.0

三島由紀夫は人間的魅力いっぱいの人だった。対等なスタンスでユーモアを交えながらの学生との対話は見応え十分あり。芥正彦など全共闘の学生本人が当時の様子を語る構成も感慨深く楽しく見ることができた。

刑事ジョン・ブック/目撃者(1985年製作の映画)

3.0

事件を追う刑事ジョン・ブックが警察の闇に気づいた途端に、アーミッシュとの共存生活を始める謎な展開。ケリー・マクギリスがあまりにもムンムンした雰囲気を醸し出してくるので警察の闇の解明はどうでもよくなって>>続きを読む

オン・ザ・ロード(2012年製作の映画)

3.0

最初から最後まで破滅的なロードムービーだったけれど、旅の終わりは突然で予想外で悲し過ぎた。クリステン・スチュワートに同情する。

15時17分、パリ行き(2018年製作の映画)

4.0

3人の幼馴染みが少年時代から列車テロに遭遇するまでの時間を想像以上に丁寧に描いているので感動の爆発力がもの凄かった。

君を想い、バスに乗る(2021年製作の映画)

3.0

旅先での関わり薄めの老人✖️ロードムービー。いく先々でのエピソードは地味ながらも様々なテーマを示しているようでどれも印象的だった。

マリー・ミー(2022年製作の映画)

4.0

オーウェン・ウィルソンといる時や学校で子供たちと一緒にいる時のジェニファー・ロペスの表情がかわいくて好感。ミラクルな展開と迫力ある歌が最高だった。

グレイマン(2022年製作の映画)

4.0

CIAのスパイ活動というよりも戦争状態。ライアン・ゴズリングの劣勢からの巻き返しに痺れた。

パワー・オブ・ザ・ドッグ(2021年製作の映画)

5.0

無駄な説明やセリフを排除し人間関係、動機、感情が観るものの想像力に大きく委ねられている。そのため最後まで緊張感と恐怖心を途切れさせない作りになっていた。それらの答え合わせはラストシーンに待っている。

花束みたいな恋をした(2021年製作の映画)

4.0

彼女感に心臓が高鳴る。出会いから別れまで有村架純がよかった。
いちばん好きな有村架純の映画。

ベイビー・ブローカー(2022年製作の映画)

4.0

子煩悩で家族思い、心優しいベイビー・ブローカー、ソン・ガンホのキャラクターがとても魅力的だった。しかもこんなラストが待っているとは全く予測出来ず。

ロード・オブ・ザ・リング/王の帰還(2003年製作の映画)

5.0

壮大なスケールを舞台に愛と勇気が凝縮されている。お手本にしたいし、生きていく力をもらった気がする。大事な場面のセオデン王やアラゴルンの言葉には奮い立たされた。

わたしは最悪。(2021年製作の映画)

3.0

自分は選ばれし者と錯覚する人が陥る展開ながら、女優さんと北欧の美しさの助けもあり穏やかに最後まで見る事が出来た。どんな選択をしても人生にそれほど影響はないと感じた。

帰らない日曜日(2021年製作の映画)

3.0

大好きなダウントン・アビーと同時代の貴族とメイドの話。情事とその後、邸宅を全裸で歩き回る展開にハラハラしたが、それ以降は引き込まれる事もなく淡々と話は進んだ。

マスカレード・ナイト(2021年製作の映画)

3.0

中村アンとのダンスから始まるマスカレードナイトは、次々と現れる怪しい豪華キャストのそれぞれの事情が楽しいものの、犯行動機は弱く一番の謎だった。

マイスモールランド(2022年製作の映画)

3.0

解決困難なクルド人難民問題。クルド人仲間のサポートからパパ活までこなす埼玉在住のクルド人難民の高校生があまりにも辛く未来を見通す事が出来なかった。

ベルファスト(2021年製作の映画)

4.0

危険な状況下にあるベルファスト、幸せな家族の物語。悲壮感などまるでなく、そこにはむしろおかしみがあった。カトリーナ・パルフが強く美しい。

ロード・オブ・ザ・リング/二つの塔(2002年製作の映画)

4.0

戦闘シーンが多くなる中、ガンダルフやアラゴルンの活躍が目立つ一方で、フロドの出番は少なく地味な旅が続く。それでもフロドを諭すサムの言葉は印象に残った。

ロード・オブ・ザ・リング(2001年製作の映画)

4.0

Amazonの新シリーズに比べ、導入部分がわかりやすく世界観に無理なく入り込めた。
ハードな旅の途中に散りばめられた名言が楽しく、この先の旅の続きが気になる。

沈黙のパレード(2022年製作の映画)

3.0

豪華なキャスティングや草薙のリベンジなどガリレオシリーズを楽しむ事ができたものの、愛憎劇がガリレオシリーズの真骨頂にしては犯罪の背景や動機がやや弱いのが気になった。

モガディシュ 脱出までの14日間(2021年製作の映画)

4.0

ハン大使のソマリア奮闘記。大使の最初の印象は後半大きく裏切られる。紛争地帯のリアルな描写に驚かされるし、防弾効果が疑わしいガラクタや本を装備した車のカーチェイスは見応え十分だった。

アリー/ スター誕生(2018年製作の映画)

4.0

偶然に入ったバーで出会ったレディ−・ガガを翌日の自分のコンサートに出演させる急展開に引き込まれた。ブレイク前の歌詞もいい。エンドロール中、ブラッドリー・クーパーが冒頭のコンサートで歌った曲に涙が抑えら>>続きを読む

リトル・ミス・サンシャイン(2006年製作の映画)

3.0

問題のある家族6人に次々と起こるトラブルをその場しのぎで対処して行く道中が楽しい。家族の一つの在り方を提示している。

カモン カモン(2021年製作の映画)

3.0

子どもたちと子どもたちの未来について考えるきっかけになる映画であったけれど没入して楽しむ事は出来ず。

燃ゆる女の肖像(2019年製作の映画)

4.0

絵画を鑑賞しているような映画。画家がモデルの表情を読み取るように、マリアンヌとエロイーズの気持ちを想像する楽しみがあった。P28を示す肖像画には参った。

ブラックボックス:音声分析捜査(2021年製作の映画)

4.0

2時間没入出来た。
上司の家に不法侵入したり、奥さんのPCから勝手にデータを抜き取ったりする主演のピエール・ニネがいい。ヒヤヒヤさせられながら冷静に淡々とやり遂げてしまう狂気じみた行動力に痺れた。