montanoさんの映画レビュー・感想・評価 - 4ページ目

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レニングラード・カウボーイズ・ゴー・アメリカ(1989年製作の映画)

4.0

ず〜っと観たいと思ってた作品。
劇場で念願の鑑賞。

始まってすぐに好きなヤツだと確信した。

音楽・シュールな笑い・犬 等々。
自分の気持ちいいツボを同時に何ヶ所も押されてる感覚だった。

ニューオ
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枯れ葉(2023年製作の映画)

4.4

このレビューはネタバレを含みます

大人のこういう恋愛もなんかイイなぁと思った。

•何十年も前の名作の様な雰囲気を感じつつも、時折流れるラジオのニュースで現代の話なのだと思わされる。

•フィンランドらしいカラフルな服・インテリアや壁
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かもめ食堂(2005年製作の映画)

4.0

心が安らかになる素敵なまったり映画。
いつの間にか寝っ転がって観てた。

ゆる〜い会話・クスッとしてしまうユーモア・心地よい間・光を感じる黄色がかった映像・ヘルシンキの美しい風景や建物・美味しそうな料
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イップ・マン 葉問(2010年製作の映画)

3.6

詠春拳vsボクシング。

イップマン思慮深ぇ。

最後はちょっとしたサプライズ。

ブルーを笑えるその日まで(2022年製作の映画)

4.5

ヤバい、ブッ刺さった。

キャストの演技が素晴らしい。
そして、自分は素人なので偉そうな事は言えないが、脚本・台詞・言葉のチョイス・構図・色彩・選曲など武田監督の鋭い感性に驚いた。

自分も"ブルーを
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市子(2023年製作の映画)

4.0

今までに聞いた「ウチなぁ、」の中で一番しっくりくる「ウチなぁ、」だった。

ストーリー展開は先が読めなかったし、混乱しない程度に行き来する時間軸も良かった。

ケーキや花火やお祭りの焼きそばを、「好き
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HACHI 約束の犬(2009年製作の映画)

3.8

日本人なら誰でも知ってる展開だし、ベタな話だけどやっぱり感動したし、とにかく"ハァチィ〜”の姿や表情が愛くるしくて堪らない。
時折入るハチ目線のモノクロ映像・小屋の壁の割れ目から覗くハチの眼差し・ピア
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野球どアホウ未亡人(2023年製作の映画)

4.0

大好物。どストライクのヤツだった。
めちゃめちゃ面白い。

ツッコミ所満載。というかツッコミ所で出来ていると言っても過言ではない。

悪ふざけ映画だけど思わぬ演出など多かった。
・生意気にミュージカル
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VORTEX ヴォルテックス(2021年製作の映画)

3.6

このレビューはネタバレを含みます

配列や色使いが洒落てるオープニングのスタッフクレジット、「心臓より先に脳が壊れる全ての人へ」のテロップ、女性が歌っているモノクロの映像、で冒頭から心を掴まれた。

あまり考えたくない事だけど誰もが直面
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レザボア・ドッグス(1992年製作の映画)

3.8

ストーリーの展開も面白いし、構成や映像も好きな感じだった。

戦場のピアニスト 4Kデジタルリマスター版(2002年製作の映画)

4.5

このレビューはネタバレを含みます

ホロコーストを題材にした映画の中でも辛いシーンが多いほうだと思うけど、好きな作品。
デジタルリマスター版で再鑑賞。

エイドリアン・ブロディ演じるシュピルマンが必死に生き抜こうとする姿に胸を打たれる。
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水いらずの星(2023年製作の映画)

-

コレどういうジャンルの映画?
と思った。

衝撃的過ぎる急展開に、えーーっ!てマジで声出そうになって焦った。

ナポレオン(2023年製作の映画)

3.5

ナポレオンの事は詳しくは知らなかったけど、その史実をかいつまんで矢継ぎ早に教えてもらって、プライベートまで覗かせてもらった感じ。
壮大なスケールだけあって、戦いのシーンは見応えがあった。

父は憶えている(2022年製作の映画)

3.6

予想通り良作だった。

あまり触れる機会がないキルギスの文化や風景を観れて良かった。

最後のほうの皆んなが集まったシーンで床一杯に置かれたたくさんの食べ物が面白かった。

LOVERS(2004年製作の映画)

3.6

ツッコミどころが多いけど、思わぬ展開で楽しめたし、何よりもチャン・ツッイーが美しかったので満足。
あと衣装が綺麗だった。

同僚の中国人にお勧めしようと思ったけど、同じくチャン・イーモウ監督でチャン・
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パリは燃えているか(1966年製作の映画)

-

早く寝ないといけないのに、深夜にたまたまチャンネルを合わせたら、あっという間に引き込まれて、ついつい最後まで観るハメになってしまうTV番組、NHK「映像の世紀 バタフライエフェクト」。そして同番組と言>>続きを読む

ほかげ(2023年製作の映画)

4.3

凄まじい。

主要キャストの鬼気迫る演技が圧巻。
とりわけ坊や役の塚尾桜雅くんの表情や眼差しに驚かされた。

終戦直後の話なので『野火』と違って、直接的な戦争の描写はないが、それ故にいろいろ想像させら
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春の画 SHUNGA(2023年製作の映画)

4.0

•春画には多少興味がある程度だったけど、専門家の解説などがあるので解りやすくて、へぇ〜なるほど〜、と思いながら観れたし、奥が深くてより一層興味が湧いてきた。

•技術が向上し色使いが豊かになった江戸時
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マイマザーズアイズ(2023年製作の映画)

3.6

インパクトのあるキービジュアルに惹かれて鑑賞。

ずっと、いろいろ独特ぅ〜、と思いながら観てた。
といっても、奇をてらった感じではなく、良い意味での監督の強い拘りだと受け取った。

特に映像は斬新なも
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ゴーストワールド(2001年製作の映画)

4.0

・クスクス笑えるユーモアがちょうどイイ。

・スカーレット・ヨハンソンはずっと可愛かった。ソーラ・バーチは服によってはめちゃめちゃ可愛かった。

・シーモアの部屋は夢のような部屋だった。

・テリー・
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ブエノスアイレス 4Kレストア版(1997年製作の映画)

4.0

どうせ映像美にウットリさせられるんだろうな、と思って観たら想像の遥か上をいってて、ため息出た。

色や光の使い方が凄すぎる。

何の変哲もない中華料理店の厨房さえも美しかった。

アメリ デジタルリマスター版(2001年製作の映画)

4.5

何回か観てるしDVDも家にあるので観るつもりなかったけど、ビビッドな色彩が大きな魅力のひとつであるこの作品のデジタルリマスターの仕上がり具合が気になったのと、オシャレで可愛くて遊び心満載の公式サイトの>>続きを読む

バンクシー 抗うものたちのアート革命(2020年製作の映画)

3.6

なんとなく想像していたバンクシーの作品や行動の背景にある政治・社会情勢・ヒップホップとの関連性がより具体的に認識出来たので良かった。

パレスチナの分離壁でのプロジェクトにも触れられていて、とても興味
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花腐し(2023年製作の映画)

3.6

時代設定は2000年以降なのに昭和の匂いが漂う独特な作風が良かった。

「正欲」を観た直後だったので、その強めの余韻を引きずったまま鑑賞したけど、これはこれで作品の魅力を充分堪能出来た。

今日は人間
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正欲(2023年製作の映画)

4.3

観て良かった…というか、観るべき作品だったように思う。
心に刺さる台詞が沢山あった。

生き方や考え方においては誰しも、ある面では少数派であるし、また別の面では多数派でもある訳で、自分も鑑賞中は視点が
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夢二 4Kデジタル完全修復版(1991年製作の映画)

3.8

前二作から約10年後の作品ということもあってか、インパクトはやや劣る気がするが、色彩・構図・美術など映像的には一番美しく感じた。

今日は10時半から19時までほぼ満席のユーロスペースで自主的軟禁状態
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陽炎座 4Kデジタル完全修復版(1981年製作の映画)

4.0

ぶっ飛んでて難解だけど、圧倒的な映像で引き込まれてしまう。

本作の前に上映された「ツィゴイネルワイゼン」後にトークショーがあり、大楠道代さんがゲスト。
お上品でお洒落でとても素敵だった。
「ツィゴイ
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僕のワンダフル・ライフ(2017年製作の映画)

3.8

「犬と私の10の約束」を観て、持っていてまだ観ていないDVDの中に本作があるのを思い出して急遽、日米犬映画対決を決行する事にした。

しかも犬種も同じゴールデンレトリバーだと思ってたけど、こっちは犬版
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犬と私の10の約束(2008年製作の映画)

3.8

最近観た映画が重いのとか血なまぐさいのが多かったからなのか、体がホッコリ不足に陥っていたので、BSで放送してたこの作品を発見し録画して今日観た。

ゴールデンレトリバーのソックスの愛くるしさにホッコリ
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サイラー ナラシムハー・レッディ 偉大なる反逆者(2019年製作の映画)

4.8

このレビューはネタバレを含みます

「熱風‼︎南インド映画の世界」トドメの一作。初の池袋HUMAX。

度肝抜かれた。
観る前は何度覚えようとしても覚えられなかったこの作品のタイトルが鑑賞後は自然とスラスラ言えるようになってた。
壮大な
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マガディーラ 勇者転生 <完全版>(2009年製作の映画)

4.0

今日も今日とてピカデリー。

「熱風‼︎南インド映画の世界」にまたもや行って来た。
こうなってくると、その熱風がもはやサウナの熱波のごとく感じるようになり、ピカデリーの座席の最前列にはインド人の熱波師
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シェフ 三ツ星フードトラック始めました(2014年製作の映画)

4.0

まさにエンピンガーオ!な作品だった。

料理を通した親子愛モノ。
ストーリーや登場人物のキャラが分かりやすくて面白い。

前半の色鮮やかなフランス料理や後半のキューバサンドが美味しそうで生唾ゴックンだ
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ドリー・ベルを覚えているかい?(1981年製作の映画)

4.0

「UNDERGROUND」に続いて鑑賞。
幻の作品という事でこちらも楽しみにしてた。
クストリッツァ監督の長編デビュー作で42年前の作品。
旧ユーゴスラビアの内戦による長い混乱状況で著作権が不定だった
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アンダーグラウンド 4K デジタルリマスター版(1995年製作の映画)

5.0

大好きなこの至極の名作を劇場の大きなスクリーンで、しかも4Kで観れるなんて本当に感無量。
初日に観ることを決めていたので、この数日間ずっとワクワクしてた。

このひとつの作品の中に娯楽性・芸術性・メッ
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ヤマドンガ(2007年製作の映画)

3.8

濃い〜ヤツだった。
最近日本なんかでも公開されるまろやか仕立ての大作と違って完全にインド国内向けに作られた作品だろうから、まぁ濃い〜こと。

画質も粗けりゃ何から何まで粗いし、笑いもベタ過ぎて、ラージ
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