montanoさんの映画レビュー・感想・評価 - 5ページ目

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悪い子バビー/アブノーマル(1994年製作の映画)

4.3

このレビューはネタバレを含みます

イカれてるしトンデモない問題作だけどメッセージ性が強い作品だと思う。
30年前の作品なのに現代社会にも通じる様々な問題を問いかけられた気分になった。

バンドのライブシーンは前衛的なロックみたいでカッ
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キラーズ・オブ・ザ・フラワームーン(2023年製作の映画)

4.0

長尺の作品だけど、この夏それぞれ5時間前後あるトリアーのキングダム 3作品を劇場で観たという実績が大きな自信となり、3時間半くらいじゃちっともビビんないもんねっ、などとひとりでブツブツ言いながら澄まし>>続きを読む

プシュパ 覚醒(2021年製作の映画)

4.5

事前に作品紹介を見て、最近の南インド映画でありがちな感じだし、そもそも高級木材の密輸の話でそんなに盛り上がんのかぁ?と疑念を抱きつつ鑑賞。

何コレー、めっちゃ面白いんですけどー、とずっと思いながら観
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ヨーロッパ新世紀(2022年製作の映画)

3.8

鑑賞者があれこれ考察してしまうようになってる。
自分もまんまとそれにハマった。

今日はユーロスペースで重めの映画を2本続けて観たので、心とお尻がズキズキ痛むな。
バランス保つ為に次はフカフカの座席で
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(2023年製作の映画)

4.3

この作品は観るかどうか迷ってたけど、ネットニュースの記事で監督やキャストの作品に対する並々ならぬ思いとその覚悟、制作時の苦労を知って、やはり観るべきだと感じて鑑賞すること事にした。

自分でも全く認識
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宇宙探索編集部(2021年製作の映画)

-

このレビューはネタバレを含みます

変な映画。

モキュメンタリーで小刻みなカットや中国シュールが難しくて途中寝そうになったけど、最終章で盛り返した。
タンを乗せて走るロバとか洞窟でのファンタジックなシーンとか良かったな。

結婚式での
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春画先生(2023年製作の映画)

3.8

商業映画で春画が無修正で公開されるのは史上初、という事で興味津々で鑑賞。

内野聖陽さんと柄本佑さんは流石。北香那さんも熱演、特に怒った演技が素晴らしかった。安達祐実さんは強烈な印象。
先生の奥さんの
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栗の森のものがたり(2019年製作の映画)

3.8

まさにおとぎ話のような幻想的な作品。
風景や映像がため息が出るほど美しい。

マリオが息子に宛てた出さずじまいの短い手紙が切ない。

途中で唐突に流れる軽快な曲もエンドロールの古めかしい曲もイイ感じだ
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恋のゆくえ ファビュラス・ベイカー・ボーイズ(1989年製作の映画)

-

あまり観ないタイプの作品だけど、ジャズ絡みという事で観てみた。

観ていてちょっと恥ずかしくなるほど、キザで気取ったセリフが時代を感じさせる。

しっとりとしたジャズが心地良い。

(2000年製作の映画)

-

ツッコミ所が多いけど、意外と伏線回収も多くて良かった。
印象的な面白い台詞も多かったし、泳ぎの練習のシーンは本当にウミガメみたいで笑った。

filmarksの"あらすじ”がただのレビューみたいになっ
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ロック、ストック&トゥー・スモーキング・バレルズ(1998年製作の映画)

3.8

展開が目まぐるしく変わるので引き込まれた。
悪人しか出てこないけど、小悪党も大悪党も可愛げがあって憎めないキャラ。

映像も音楽もユーモアもなんとなくオシャレっぽい感じなので20代前半位で観てたらもっ
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ジャム DJAM(2017年製作の映画)

4.0

とても素敵な作品だった。

・冒頭のジャムが一人で歌って踊りながら歩いてるシーンで、道でこんな人に出くわしたらイヤだなぁと思ったけど、観てるうちに不思議とそのキャラクターに魅せられてしまった。
・名前
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アンダーカレント(2023年製作の映画)

4.0

原作があり、とても深いテーマということもあってか、いつもの今泉監督風味は薄め。他の作品とはテイストが違い、ピリッとした緊張感さえあった。

哲学的な台詞やラストの描き方に色々考えさせられた。

出演者
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シアター・キャンプ(2023年製作の映画)

3.6

モキュメンタリーになっているのは良かった。
ただ、ここ笑うトコなんだろうなという箇所がいくつもあってアメリカだったら爆笑なんだろうけど、自分にはいまいちピンと来ず、そこはちょっと悔しかった。
ミュージ
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音響ハウス Melody-Go-Round(2019年製作の映画)

3.8

やっぱりプロの音楽家って凄いんだなと再認識し、その凄い音楽家達が拘って色々試行錯誤しながら一つの楽曲が出来上がっていく過程がとても興味深い。

錚々たる大御所ミュージシャンの中で緊張した面持ちで佇む初
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ジョン・ウィック:パラベラム(2019年製作の映画)

3.6

1・2と比べて急に派手になった感じがする。

銃で撃たれるよりも、車で轢かれるよりも、指を詰めるよりも、馬に後脚で蹴り上げられるのが一番痛そうだな。

ガッジョ・ディーロ デジタルリマスター版(1997年製作の映画)

4.0

開始早々、映像と音楽でいきなり引き込まれた。

鑑賞中、自分はロマについてほとんど何も知らなかったことを痛感したけど、彼らの文化や音楽や悲しみや誇りに少しだけでも触れる事が出来て本当に良かった。

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コカイン・ベア(2023年製作の映画)

3.8

アホアホ映画だったらいいなぁと思って観てみたら、期待を上回るアホアホ具合で大満足!

実話ベースというのは前から知ってたけど、鑑賞前に電車の中で公式サイトを見たら実際の話は、体重80kgの巨大なクマが
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柔らかい肌(1963年製作の映画)

3.6

ラスト、レストランで奥さんがピエールを見つめる目が恐ろしすぎて、ゾワッ〜とした。
夢に出てこなきゃいいんだけど…。

ジョン・ウィック:コンセクエンス(2023年製作の映画)

4.0

やっぱりこういうのは劇場だと迫力が違う。座席が振動してたもんなぁ。

今作は大阪のパートがあるので、いつも以上にツッコミ所も多くて面白かったけど、それ以上に極上のアクションで長尺ながら飽きる事なく楽し
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SLAM(1998年製作の映画)

4.3

ブラックカルチャーを扱った作品は好きなので色々観てるけど、その中でもこれはかなりの良作。
ポエトリーリーディングのパフォーマンスであるスラムを題材にした作品。

とにかく熱くて見応えのあるシーンが盛り
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ジョン・ウィック:チャプター2(2016年製作の映画)

3.6

アクションが凄過ぎたりセリフがカッコ良過ぎたりするので、心の中でツッコミながら観れて面白い。

1からだけど、ジョンがバーで3人鉛筆で殺した…、鉛筆でだゾ!のエピソードトーク、アレ何回出てくんだぁ?
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ジョン・ウィック(2014年製作の映画)

3.6

色々端折って簡単に言うと、ビーグルがピットブルになる話。二つの意味で。

こういうアクション全開の作品はあまり興味がないけど試しに観てみた。
いきなり可愛いビーグル出て来たので、これは楽しめるぞ!と思
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モ’・ベター・ブルース(1990年製作の映画)

3.8

昔から観たかった作品。
想像してた内容とは違ったけど、やっぱり音楽は期待通りだった。
特にトランペットとサックスの音に痺れた。
ファッションがカッコいいし、映像も興味深い。
ラストはちょっと微笑ましか
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ダンサー イン Paris(2022年製作の映画)

4.0

The いい映画。
誰にでもお薦め出来る作品。

登場人物それぞれのキャラが良いし、ユーモア盛り沢山。
心に刺さるセリフも多く、ネガティブな事も視点や考え方を変えることで状況が変わる事を教えてもらった
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熊は、いない/ノー・ベアーズ(2022年製作の映画)

3.8

全体の構造が面白いし、とても奥が深い作品。

そもそも「熊は、いない」というタイトルが唸ってしまうくらい秀逸だと思う。
熊とは何か?は勿論だけど、何故熊と喩えるのか?とか何故これを作品のタイトルにした
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ブリング・ミンヨー・バック!(2022年製作の映画)

4.3

民謡クルセイダーズの事は知らなかったけど予告を観て、絶対好きな音楽じゃん!と確信したので鑑賞。

やっぱり大好きなヤツだった。
序盤の日本各地の民謡を紹介する所で既に引き込まれてしまい、特に岐阜かどこ
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キリング・オブ・ケネス・チェンバレン(2020年製作の映画)

4.5

観ていてこれほど苦しくて辛くて涙が止まらなくなった作品は久しぶりのような気がする。

メッセージ性の強さを感じると共に映画としてかなり優れた作品であると思った。

•実際の事件と同時間で進行するのでそ
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エビータ(1996年製作の映画)

3.6

色んな男を利用してアルゼンチンのファーストレディに上り詰めたエバ・ペロンを描いたミュージカル作品を壮大なスケールで映画化。エバ・ペロンの聖と俗を描いているとの事。

セリフのほとんどが歌だし、描写が簡
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志乃ちゃんは自分の名前が言えない(2017年製作の映画)

3.8

良いシーンがたくさんあった。

特に中盤あたりの橋の上での路上ライブ。
夕陽に照らされてる事も相まって二人の笑顔がキラキラして見えた。
チラッと映った渡辺哲さん演じる清掃のオジさんと同じ気持ちになって
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福田村事件(2023年製作の映画)

4.3

100年前にこんなに酷い事があったのかという悲しさと、それから100年経った現在も何も変わっていないという虚しさと、今から100年後の未来もこういう人間の負の心理は無くならないだろうというやるせなさを>>続きを読む

Dance Craze 2 Toneの世界 スカ・ オン・ステージ!(1981年製作の映画)

4.3

今回のピーター・バラカン ミュージックフィルムフェスティバルは困ってしまう位観たいのが多いけど、その中でも一番楽しみにしてた作品。
フライヤーの作品紹介に“特にスペシャルズのオリジナルメンバーによる演
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日曜日が待ち遠しい!(1982年製作の映画)

3.6

ミステリーはあまり観ないけど、これはなかなか面白かった。
最後のほうまで誰が犯人か判らなかった。
少しだけロマンス有り。

PATHAAN/パターン(2023年製作の映画)

4.0

このレビューはネタバレを含みます

IMAXで鑑賞。

•展開も面白くて引き込まれたし、アクションも痛快で大満足!
•舞台がスペインになって、いきなりのMV風のシーン。これでもかとばかりにご自慢のセクシーボディを見せつけてくるので笑って
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アステロイド・シティ(2023年製作の映画)

-

難解そうなので鑑賞前にある程度下調べして挑んだのにも関わらず、何度かウトウトしてしまったこともあってストーリー的には今ひとつ理解出来ず。ウトウトしなかったとしても完璧に理解出来た自信がない。

もし今
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ロッカーズ(1978年製作の映画)

4.5

ピーター・バラカン ミュージックフィルムフェスティバル2023

むか〜し観たけど内容は全く覚えていなかったので、この機会に鑑賞。

自分にとってこういう作品は特別なので、普通の映画と同列で比較する事
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